第4章 ローカラト防衛編 登場人物紹介

長いので、気になるところだけ

かいつまんで読むもよし、

丸ごと読み飛ばしてもOKです。


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〇主人公組

薪苗直哉

本作の主人公。16才。誕生日は2月14日。身長169cm、体重63kg。趣味はアニメ鑑賞、スマホゲーム(主にRPG系)。現在は鉄ランクの冒険者。聖美とは現在交際中で、同じ部屋で寝泊まりしている。少しだけ料理も出来る。黒髪の所々に金髪が混じっている。紗希の存在を匂いで感じ取ることが出来るシスコン。紗希と茉由の二人と同じ家で暮らしている。戦闘中でも百合を妄想することがある。性格的には基本的にヘタレだが、やるときはやる主義。人ごみに酔いやすい体質をしている。ローカラト貧乳愛好会を結成するほどの貧乳好きであるため、寛之とはこの事では意見が絶対に合わない。リラックスしてる時に思ってることが顔に出やすい。子供の面倒見がいいため、セーラにいい父親になりそうだと言われた。泉での決闘ではシルビアとマリー相手に連勝した。風呂屋では聖美と同じ木桶に入浴した。クエストの報酬を巡って紗希と少しもめた。ネックレスを聖美にプレゼントした。顔から出るもの全部出しながらセーラを助けてくれるように頼んできたエミリーとオリビアをなだめた。一時、ラモーナ姫にヴィゴールの相手を任せて逃げ出したが、紗希が北門へと戻っていったことがキッカケで、ラモーナの危機に割って入った。その後、7人がかりでヴィゴールに挑むも、歯が立たずに敗北した。その後、父・宗正が20年前の英雄ジェラルドであったことに驚いた。ジェラルドから自分がフィオナとの子供であることと、紗希とは異母兄妹であることが語られた。聖美の料理を食べた直後に気絶する。夢の中でフィオナに会い、賢竜の力を授けられる。

付加術:物質や生物に指定した効果を付加エンチャントする魔術。基本的には他人のサポートが向いている。付与魔法に比べて威力が弱い分、付加エンチャントする時間は短いため、戦闘中でも使用可能。


薪苗紗希

直哉の妹で15才。誕生日は3月14日。身長165cm、体重50kg。スリーサイズは77/62/89。趣味は剣術の稽古。現在は鉄ランクの冒険者。剣術は幼いころから父である宗正から習っている。腰まで届く長い黒髪のお姫様カットの美少女。直哉とは違い計画性があり、真面目で責任感が強い。恋バナを聞くのが好きな一面もある。直哉とは仲が良く、よくからかったりしている。茉由とはお互いに“ちゃん”づけで呼び合うほど仲が良い。直哉と茉由と同じ家に住んでいる。直哉曰く、何か含んでそうな笑みを浮かべている時は下手なことを言うとからかわれる。直哉からはよく気が回ると言われている。べレイア平原に現れたオークを一刀両断した。その後のクエストの報酬の取り分で直哉と少しだけもめた。ラモーナ姫の揺れる胸を見て死んだ魚のような目をしていた。魔王軍が攻めてきた時には西南の3方向から中央広場へやって来た市民を北門への誘導をした。ピンチのラモーナを救出した。北門から離れる時にラモーナを見捨てることができずに北門へと戻った。その後、7人がかりでヴィゴールに挑むも、歯が立たずに敗北した。父・宗正が20年前の英雄ジェラルドであったことに一際驚いていた。ジェラルドから直哉とは異母兄妹であることが語られた。

敏捷強化魔法:自身の移動速度を上げる魔法。剣を扱う紗希にとっては相性抜群。


呉宮聖美

本作のヒロイン。16才。誕生日は12月24日。身長168cm、体重52kg。スリーサイズは80/63/90。足を引っ張りたくないとの理由で銅ランクの冒険者になった。武器は弓。ラウラから弓の扱い方を習っている。黒髪の長髪を普段はポニーテールにしている。直哉と現在交際中であり、同じ部屋で寝泊まりしている。日光の当たらない場所でだけ吸血鬼の吸血能力と身体能力を使うことが出来る。また、この状態の時は瞳が赤く光っている。言い訳するときは慌てた様子で手をパタパタさせるクセがある。風呂屋では直哉と一緒に入浴した際に寝ている間に血を吸ってしまったことを告白した。夜になると吸血衝動に襲われる。直哉にネックレスをプレゼントされて気絶したりした。直哉と共に北門へ戻り、ヴィゴールと対峙した。その後、7人がかりでヴィゴールに挑むも、歯が立たずに敗北した。直哉と紗希の父親が20年前の英雄ジェラルドであったことに驚いた。初めて作った料理で直哉とジェラルドを気絶させた。

吸血魔法:直接触れた相手の血を吸い取ることが出来る。


呉宮茉由

聖美の妹で16才。誕生日は4月1日。身長164cm、体重49kg。スリーサイズは82/68/88。現在は鉄ランクの冒険者。寛之と交際中。黒髪の長髪を普段はハーフアップにしている。姉思いの性格。直哉と紗希の2人と同じ家に住んでいる。料理の支度がテキパキしている。魔王軍が攻めてきた時には西南の3方向から中央広場へやって来た市民を北門への誘導をした。直哉と共に北門へ戻り、ヴィゴールと対峙した。その後、7人がかりでヴィゴールに挑むも、歯が立たずに敗北した。直哉と紗希の父親が20年前の英雄ジェラルドであったことに驚いた。

氷属性の魔法剣:剣に冷気を纏わせる魔法。直接相手を斬りつけたり、氷の刃を飛ばしたりと遠近両用の使い方が出来る。


守能寛之

直哉の中学の頃からの友人でアニメやゲーム(アクションRPG系、音ゲー)が大好きな17才。誕生日は5月4日。身長161cm、体重57kg。七三分けの黒髪。現在、鉄ランクの冒険者で、茉由と交際中。元々肥満体だったが、ミレーヌとの格闘術の訓練の間に容姿が激変し平均的な体系になった。辛抱強く、聞き上手な一面がある。人ごみに酔いやすい体質をしている。宿屋の一室を借りて茉由と一緒に住んでいる。隣の部屋にはディーンとエレナが住んでいる。胸は大きい方が好み。このことで直哉とは意見が食い違う。2日に一回くらいのペースでミレーヌから格闘術を教わっている。直哉と共に北門へ戻り、ヴィゴールと対峙した。その後、7人がかりでヴィゴールに挑むも、歯が立たずに敗北した。直哉と紗希の父親が20年前の英雄ジェラルドであったことに驚いた。

障壁魔法:半透明の壁を出現させる魔法。主に自分や仲間を守る際に使うが、使い方次第では踏み台にしたり、カケラを相手に飛ばして攻撃したりできる。


弥城洋介

直哉の友人で夏海の幼馴染の17才。誕生日は6月7日。身長182cm、体重73kgの大男。現在は鉄ランクの冒険者。スポーツ刈りにした茶髪で体格もがっしりとしているモテ男で、直哉たちの中で一番のパワーを持つ。三国志が好きでヲタクへの理解がある。コミュニケーション能力が高い。現在は冒険者ギルドの2階に住んでいる。また、攻撃にはパワーはあるが、動きが鈍いためかわされやすい。好みの胸のサイズは「好きになった人のサイズが好き」。夏海とは幼稚園の頃からの付き合いである。夏海の誕生日にヘアピンを送った。魔王軍が攻めてきた時には西南の3方向から中央広場へやって来た市民を北門への誘導をした。魔王軍が東西南の三方向から攻めてきているのに北門からは全く攻撃して来ないことに対して、北門に誘導しているみたいだと推測した。直哉と共に北門へ戻り、ヴィゴールと対峙した。その後、7人がかりでヴィゴールに挑むも、歯が立たずに敗北した。直哉と紗希の父親が20年前の英雄ジェラルドであったことに驚いた。直哉目線では夏海とは夫婦のようなオーラを感じさせる。

雷の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に雷を纏わせてを叩き込むか、狙いを定めて一気に雷による砲撃をぶっ放すかの2通りの使い方が出来る。精密な動きが出来ないが、火力は最高クラス。


武淵夏海

直哉たちの先輩で、洋介の幼馴染の18才。誕生日は9月23日。身長172cm、体重55kg。スリーサイズは89/64/92。現在は鉄ランクの冒険者である。普段は茶髪のショートヘアの髪をクラウンブレイドにしている。モデル体型で出るところは出ている。誰に対しても優しく、偏見を持たない。暗い所や幽霊が大の苦手。日本刀ヲタク。洋介と親しげに話す精霊に嫉妬したりする。意外とうぶな面がある。現在は冒険者ギルドの2階に住んでいる。洋介とは幼稚園の頃からの付き合いである。洋介から誕生日にヘアピンを貰った。魔王軍が攻めてきた時には西南の3方向から中央広場へやって来た市民を北門への誘導をした。直哉と共に北門へ戻り、ヴィゴールと対峙した。その後、7人がかりでヴィゴールに挑むも、歯が立たずに敗北した。直哉と紗希の父親が20年前の英雄ジェラルドであったことに驚いた。直哉目線では洋介とは夫婦のようなオーラを感じさせる。

重力魔法:対象を重くしたり軽くしたりと重力を操る魔法。重力を横方向にかけたりすれば素早くその方向に動く事が出来る。


〇冒険者ギルド

ウィルフレッド

ローカラトの町の冒険者ギルドのマスターをしている銀髪の男性。42才。身長179cm、体重70kg。怠け癖があり、ギルドマスターとしての職務をサボりがちで、娘のミレーヌに頻繁に怒られている。自身の部屋には数えきれないほどの本が並んでいる。白金プラチナランクの冒険者。魔力が視覚化できるほどに多い。ユーリから魔人を殺すごとに大金貨1枚を支払うと言われ、ケヴィンとゲーリー、アレクセイの3人の魔人を討伐した。ジェラルドの前では言葉遣いが丁寧になる。ジェラルドの口から20年前の英雄オリヴァー・スカートリアであることが語られたが、娘のミレーヌにすら、この事実を隠していた。

同化魔法:あらゆる物質、魔法と一体化する魔法。ただし、一度に同化できるのは一つの属性だけである。


ミレーヌ

ウィルフレッドの娘。21才。身長169cm、体重52kg。スリーサイズは87/64/91。父親と同じ銀色の髪をしている。礼儀正しく、気が利くしっかり者のお姉さんである。そんな性格だからこそ父・ウィルフレッドの職務怠慢を注意したりしている。怒ると怖かったりする。冒険者ランクはスチールで、寛之に格闘術を教えた。最近はギルドでの雑用をこなしていた。冒険者ギルドの統合後は受付をすることは無くなった。2日に一回くらいのペースで寛之に格闘術を教えている。ギルドを訪れたユーリをウィルフレッドの元へと案内した。ウラジミールを倒せば、東門の敵を崩せると考え、シャロン、ロベルト、セーラの3人と共にウラジミールと戦った。魔王軍の追撃に当たるディーンとミレーヌのフォローを行なった。父ウィルフレッドが20年前の英雄オリヴァー・スカートリアであることを知り、驚いていた。また、1歳までは王宮に居たが、本人は覚えていない。

真偽判定魔法:言っていることが嘘か本当かを見分けることが出来る魔法。


ラウラ

ミロシュの姉で、シャロンの姪。23才。身長175cm、体重57kg。スリーサイズは88/66/94。普段は空色の長い髪をポニーテールにしている。面倒見が良いが、人の話を最後まで聞かない一面もあったりする。冒険者ランクはミレーヌと同じスチールだが、最近はギルドでの雑用をこなしていた。冒険者ギルドの統合後は受付をすることは無くなった。ギルドを襲撃してきたギケイに目の前で弟のミロシュを殺された。弓の扱いに慣れている。聖美に弓の扱い方を教えている。魔王軍が攻めてきた時には町の広場でケガ人の治療をした。

治癒魔法:対象の傷を元の状態に治す魔法。


ディーン

語尾に『ッス』がつく青銅ブロンズランクの茶髪の冒険者。16才。身長160cm、体重56kg。人当たりが良く、仲間思い。エレナとは幼馴染でエレナだけはさん付けで呼ばない。宿屋に部屋をエレナと一緒に借りており、寛之とは部屋が隣同士。某恋のキューピッドに触発されてエレナに自分の気持ちを伝えた。負傷したセーラをエレナと共に助けた。シャロンの指示で、エレナと東通りの裏通りの魔物の討伐へと向かった。東門でエレナと共に撤退していく魔王軍の追撃の指揮を行なった。

聖属性の魔法剣:剣に白い光を纏わせる魔法。直接相手を斬ったり、光の刃を飛ばすことも出来る。


エレナ

青銅ブロンズランクの冒険者でディーンの幼馴染。16才。身長147cm、体重42kg。スリーサイズは73/56/79。栗色の髪をサイドテールにしている。日常的な場面ではドジっ子っぽい一面もある。紗希には動きがぴょこぴょこしていて可愛いと言わせる、小動物のような魅力がある。宿屋の部屋をディーンと一緒に借りていて、寛之とは部屋が隣同士。某恋のキューピッドに触発されてディーンに自分の気持ちを伝えた。負傷したセーラをディーンと共に助けた。シャロンの指示で、ディーンと東通りの裏通りの魔物の討伐へと向かった。東門でディーンと共に撤退していく魔王軍の追撃の指揮を行なった。

砂魔法:砂の壁を作ったり、砂嵐を放ったりと射程範囲が広いものが多い。


ロベルト

白髪頭の小柄な老人で、63才。身長150cm、体重59kg。普段、ギルドでは鍛冶師スミスとして働いている。温和で年長者の風格が漂っているが、以外にもシルバーランクの冒険者だったりする。ギルドが出来た頃からのメンバーでもある。見た目からは想像できないパワーの持ち主で、大戦斧と大盾を扱う。ウラジミールを倒せば、東門の敵を崩せると考え、東門でシャロン、ミレーヌ、セーラの3人と共にウラジミールと戦った。シャロンに肩を貸してもらいながら中央広場へと向かった。


シャロン

灰色の髪をした女性。40才。身長170cm、体重53kg。スリーサイズ85/64/91。温厚な常識人。ギルドでは魔道具を専門に作っている。魔鉄ミスリルランクの冒険者で、ラウラとミロシュの叔母に当たる。直哉に付与のやり方を教えた。負傷したセーラに解毒魔法を付与した巻物スクロールを渡した。東門でロベルト、ミレーヌ、セーラの3人と共にウラジミールと戦った。ロベルトに肩を貸しながら中央広場へと向かった。

付与魔法:物質や生物に指定した効果を付与エンチャントする魔法。付加術に比べて威力が高い分、付与エンチャントに時間がかかるため、戦闘中での使用は不可。


雷の精霊

洋介の肩にいることが多く、夏海からはライバル視されている節がある。戦闘時は姿を見せない。語尾には必ずYOがつく。夏海の誕生日会ではレオとじゃれ合っていた。


レオ

銀色の毛並みをした猫♂。光るものが大好き。現在はウィルフレッドの飼い猫としてギルドの奥の部屋で飼われている。爪をミスリルのように硬くさせる魔法のようなものが使える。夏海の誕生日会では洋介の雷の精霊とじゃれ合っていた。戦いの間はギルドで留守番をしていた。


バーナード

鋼ランクの冒険者で、ローカラトの町にあるもう一つの冒険者ギルドのマスター。身長180cm、体重71kg。灰色の髪に翡翠色の瞳が特徴の24才。とっつきにくい雰囲気を纏っており、自分の戦闘技術に自信を持っている。冒険者ギルドのマスター補佐を務めている。左腕は義手アガートラムをはめている。以前よりも性格が丸くなった。ミレーヌのことが気になっている様子。西門ではジョシュアやシルビア、デレク、ローレンス、ミゲル、マリーの6人と共にカトリオナと戦うも全滅。カトリオナを逃走すると見せかけて路地裏へ誘導し、瓦礫で下敷きにした。が、撃破することは出来なかった。セーラをババア呼びして、斬られる一歩手前までいった。ミレーヌに片思いをしている。

爆裂魔法:物体を爆破し、ダメージを与える魔法。威力は魔力を調整することで変えられる。


シルビア

アイアンランクの冒険者。22才。身長165cm、体重49kg。スリーサイズは78/62/89。亜麻色の髪をポニーテールにしている細身の女性。セルリアンブルーの瞳をしている。真面目でストイックな性格。直哉、紗希、茉由の3人に『八人の英雄』の話を教えた。直哉のことを「紗希の兄」と呼んでいる。泉での直哉との決闘に敗北した。西門ではジョシュアとバーナード、マリー、デレク、ローレンス、ミゲルの6人と共にカトリオナと戦うも、カトリオナにレイピアを斬り飛ばされてなお、蹴りを見舞うもサーベルの柄を腹にめり込まされて意識を失ってしまった。バーナードに片思いをしている。

風属性の魔法剣:剣に風を纏わせる魔法。目に見えずらい風の刃を放つことが出来、回避が難しい。


デレク

アイアンランクの冒険者。20才。身長184cm、体重74kg。気性が荒い青髪紅眼の男。怪力の持ち主で格闘術が使える。西門ではジョシュアとバーナード、シルビア、マリー、ローレンス、ミゲルの6人と共にカトリオナと戦うも、魔力切れの隙を突かれて蹴りを叩き込まれ戦闘不能になった。

酸魔法:触れたものを溶かす魔法。広範囲に大波状に放ったり、武器の周囲に纏わせることも出来る。殺傷能力が高すぎる魔法。


ローレンス

アイアンランクの冒険者。21才。身長171cm、体重64kg。深緋色の髪に薄紅の瞳をしている。バーナードに尊敬の念を抱いている。普段は冷静だが、予想外の出来事が起こると苛立ちが顔や口調に反映される。西門ではジョシュアとバーナード、シルビア、デレク、マリー、ミゲルの6人と共にカトリオナと戦うも、ミゲルが倒されたことに動揺した隙を突かれ倒されてしまった。

音魔法・轟音:鼓膜が破れそうなほどの大きな音を響かせる。これで連携をやりづらくすることも出来る。


ミゲル

アイアンランクの冒険者。20才。身長160cm、体重56kg。群青色の髪にオレンジの瞳を持つ、小太りな男。お調子者で、調子に乗っているときは周りがちゃんと見えていない。西門ではジョシュアとバーナード、シルビア、デレク、ローレンス、マリーの6人と共にカトリオナと戦うも、魔力切れを起こしたところをカトリオナに斬られた。

硬化魔法:自分の体を鋼を上回る硬度に変化させる魔法。ただし、魔法への抵抗はないため、防げるのは物理攻撃だけ。


マリー

アイアンランクの冒険者。20才。身長155cm、体重43kg。スリーサイズは77/58/83。露草色の髪に銀鼠色の瞳をした小柄な女性。前髪を白のヘアピンで留めている。明るく高飛車な一面がある。泉での直哉との決闘に敗れた。西門ではジョシュアとバーナード、シルビア、デレク、ローレンス、ミゲルの6人と共にカトリオナと戦うも、蹴りを叩き込まれ恐怖の中で意識を失った。

召喚魔法・氷装:氷の装備を召喚する魔法。装備なので武器だけじゃなく防具も含まれる。


スコット

青銅ブロンズランクの冒険者。18才。身長173cm、体重65kg。ピーターの双子の兄。柿色の髪に朱色の瞳をしている。バーナードからの信頼も厚い。おしゃべりな性格で調子に乗りやすい。バーナードからの指示で西通りの魔物を討伐するように言われた。

風の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に風を纏わせて一撃を叩き込むか、狙いを定めて一気に風による砲撃をぶっ放すかの2通りの使い方が出来る。精密な動きが出来ないが、火力は最高クラス。


ピーター

青銅ブロンズランクの冒険者。18才。身長170cm、体重63kg。スコットの双子の弟。スコットと同じ柿色の髪と灰茶色の瞳をしている。短気で長ったらしい話が嫌い。おしゃべりな兄、スコットを嗜めることもしばしば。ジョシュアに回復薬ポーションを渡した。バーナードからの指示で西通りの魔物を討伐するように言われた。

炎の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に炎を纏わせて一撃を叩き込むか、狙いを定めて一気に炎による砲撃をぶっ放すかの2通りの使い方が出来る。精密な動きが出来ないが、火力は最高クラス。


〇ローカラトの人々

ジョシュア

町の西の通りにある運送ギルドのマスター。38才。身長は195cmの大男。体重は83kg。元魔鉄ミスリルランクの冒険者で、足のケガを理由に8年前に冒険者を退いた。物腰が柔らかで親しみやすい。夏海に槍の稽古をつけた。寛之と茉由の最初のクエストの依頼主でもある。魔王軍との戦いでは民衆を避難させる時間を稼ぐべく魔人であるカトリオナと交戦した。魔法反射魔法は奥の手としてしか使用しない。しぶとく戦うもカトリオナに斬り伏せられた。

魔法反射魔法:その名の通り、魔法を反射させる魔法。


セーラ・リラード

冒険者ギルドの東の方にある何でも屋の店主。25才。身長170cm、体重58kg。スリーサイズは89/67/91。明るい雰囲気な女性で、スプリンググリーンの髪にターコイズブルーの瞳をしている。リラード伯爵家の娘。所作が綺麗で、元王国騎士団に所属していた。8年前、クレマンという婚約者が暗殺者によって殺されたことにより、騎士団を辞めた。現在は娘のエミリーとオリビアの2人と共に暮らしている。魔物の大群との戦闘中に負傷するも、危ないところをディーンとエレナ、シャロンに助けられる。東門でシャロン、ミレーヌ、ロベルトの3人がウラジミールと戦っているのに加勢した。バーナードにババア呼ばわりされ、レイピアに手をかけるも踏みとどまった。

糸魔法:魔法陣から糸を繰り出し、対象を拘束したりできる。


エミリー

セーラの娘で、年齢は7才。オリビアの双子の姉に当たる。身長は121cmで、体重は32㎏。スプリンググリーンの髪を後頭部でまとめた活発そうな印象を受ける。マゼンタ色の瞳をしている。母親のセーラによく懐いている。体を動かすのが好き。直哉と一緒に泉へ遊びに行った。魔王軍の侵攻時は近所のおばさんに連れられて広場まで逃れた。顔から出るもの全部出しながら直哉にセーラを助けてくれるように頼んだ。


オリビア

セーラの娘で、年齢は7才。エミリーの双子の妹に当たる。身長は121cmで、体重は32㎏。スプリンググリーンの髪にをハーフツインテールにしており、瞳の色は母のセーラと同じターコイズブルー。本が好きで、人見知りしやすいタイプ。母親のセーラによく懐いている。直哉と一緒に泉へ遊びに行った。魔王軍の侵攻時は近所のおばさんに連れられて広場まで逃れた。顔から出るもの全部出しながら直哉にセーラを助けてくれるように頼んだ。


シルヴァン・ローカラト

ローカラト辺境伯。家臣に5百の兵と共に南門へと向かわせ、騒ぐだけの文官を睨んで黙らせた。息子であるユーリの進言に基づいて冒険者にも魔物の大群を撃退するように依頼した。戦いの終盤で自ら兵を率いて南門へとやって来た。ユーリに南門での魔物の討伐を任せ、自分は民衆を誘導すべく北門へと向かった。


ユーリ・ローカラト

シルヴァンの子息。王国では名の知れた有名な槍の達人である。父・シルヴァンに冒険者も使うように進言を行なった。ミレーヌの案内でウィルフレッドの元へ訪れ、シルヴァンからのクエストと魔人の討伐を依頼した。南門の魔物の討伐をウィルフレッドと共に行った。


〇竜の国

ラモーナ

竜の国の姫。身長176cm、体重58㎏。スリーサイズは88/67/95。可愛らしい声をしている。ウィスタリア色のウェービーロングヘアをした雪を連想するほどに色の白い肌をしている。直哉や紗希、聖美などの知り合いを変わった呼び方をする。直哉と同様、竜の力を使用できる。使う竜の力の属性は毒。直哉の家に寝泊まりしている。魔王軍襲来時はラターシャと共に北門にいた。直哉たちを北門から遠ざけた後、竜の力を解放してヴィゴールを追い詰めたかに見えたが、敗北した。ヴィゴールに首を絞められて危ないところを直哉と紗希に助けられた。


ラターシャ

ラモーナの護衛を務めている。身長が181cmで、体重が62kg。スリーサイズは85/69/92。ポニーテールにしたチョコレート色の長髪に袖なしの鎧を着用している。身長より少し長めの槍を愛用している。直哉と同様、竜の力を使用できる。使う竜の力の属性は砂。直哉の家に寝泊まりしている。直哉に対して当たりが強い。魔王軍襲来時はラモーナと共に北門にいた。岩蛇3体をあっさりと倒した。竜の力を解放するも、ヴィゴールに敗北した。部屋でラモーナを押し倒していたところを直哉に見られる。


〇魔王軍

ユメシュ

暗殺者ギルドのマスターであり、魔王軍総司令でもある。聖美をさらった張本人。不安と恐怖に苛まれている直哉に水槽に入っている聖美の姿を見せ、裏切りを誘発させようとした。魔力が視覚化できるほどに多い。王都で暗殺者たちを使って貴族の関係性や王国の情報を得ていた。ヴィゴールとアレクセイとケヴィン、ゲーリーの死体を回収して町を去っていった。ジェラルドとは知り合いのような会話をした。ジェラルドと刑務所内で接触した。


レティーシャ

くるわ言葉を使う乳白色の長髪をもつ女。髪の色と同じ色の一対の翼を持っている。顔も体のパーツも人形のようにきれいに整っており、瞳の色は碧色。アスクセティの森にある遺跡を襲撃した。魔族領の防衛の任務に当たった。


ゲオルグ

真紅の髪をしており、毛先だけが朱色になっているタンクトップ姿の男。身長は2メートル近い。ユメシュに対して反抗的な態度を取る。軍を率いてセベマの街を火球で消し去った。


ベルナルド

2メートル近い身長に藍色の髪をしたスーツ姿の腰からサーベルを下げている男。物言いが丁寧。港町アムルノスを攻撃するも、王国騎士団の抵抗を受けて撤退した。


ヴィゴール

唐茶色の髪をした鎧に身を包んでいる。武器は大斧。ローカラトの町への攻撃を受け持った。部下思いなところがある。見かけによらず、頭も冴える。自らは兵を連れず単独で北門を攻撃した。一般人は気を失い、兵士たちも嘔吐するものや気絶したりするほどのプレッシャーを放つ。竜の力を解放したラターシャとラモーナを立て続けに撃破した。それからも直哉、紗希、聖美、茉由、寛之、洋介、夏海の7人がかりの攻撃をねじ伏せた。計画通り大魔法を使ってローカラトの町を消そうとしたが、ジェラルドによって阻止される。その後、ジェラルドと交戦するも、敗北した。


アレクセイ

身の丈より大きな槌を杖のように地面についている鎧姿の茶髪男。長めの髪を一つ結びにしている。ローカラト攻撃において南門の大将を務めた。ウィルフレッドと交戦するも、心臓を貫かれて死亡した。

石化魔法:目が合ったものを石化させる魔法。


ウラジミール

腰に一本のサーベルを差し、刃渡り2mはありそうな大剣を右腕で包むように持っている大男。髪はブロンズのオールバック。ローカラト攻撃においてヴィゴールの指揮に忠実に東門の攻撃を担い、守備兵を全滅させた。人間を弱い存在だと見くびっている節がある。東門にてロベルト、シャロン、ミレーヌ、セーラの4人相手に序盤は圧倒していた。一撃一撃の威力が桁違いに高い。大剣が折れてからはサーベルで戦った。最終的にはヴィゴールからの命令に忠実に撤退を指示した。ユメシュからの命令で生き残った魔物を引き連れて魔王城へと撤退した。


カトリオナ

暗い赤のベリーショートの髪型をした女性。腰にはサーベルを差して足を組んで第一印象的には高飛車な印象を受ける。ローカラト攻撃において迅速さに重きを置いた攻めで西門の守備兵を全滅させた。西門でジョシュア、バーナード、シルビア、デレク、マリー、ローレンス、ミゲルの7人を同時に相手取るも互角に渡りあい、撃破した。バーナードの罠にはまり、崩れた建物の下敷きになるも、ケガをしたくらいの傷で済んだ。ユメシュからの命令で生き残った魔物を引き連れて魔王城へと撤退した。

土属性の魔法剣:剣に土を纏わせることができ、数多くの砂の刃を放つことができる。


ケヴィン

ゲーリーの双子の兄。金髪に左耳にピアスを空けた男。武器は槍。ゲーリーとは顔立ちが似ているためにピアスをどちらの耳につけているかでしか見分ける方法がない。ローカラト攻撃においてゲーリーと共に南門の副将を務めた。広場でウィルフレッドと交戦するも、敗北した。

土属性の身体強化魔法:土属性の魔力で筋力、肉体の耐久性、敏捷性を底上げする魔法。


ゲーリー

ケヴィンの双子の弟。金髪に右耳にピアスを空けた男。武器は槍。ゲーリーとは顔立ちが似ているためにピアスをどちらの耳につけているかでしか見分ける方法がない。ローカラト攻撃においてケヴィンと共に南門の副将を務めた。広場でウィルフレッドと交戦するも、敗北した。

土属性の身体強化魔法:土属性の魔力で筋力、肉体の耐久性、敏捷性を底上げする魔法。


〇その他

ジェラルド/薪苗宗正

他の7人の英雄が総がかりで戦ってもかすり傷の一つも付けられなかったほどの圧倒的な強さを誇る英雄。20年前の王国軍総司令で、魔王を討伐した張本人。ジェラルドは平民上がりの英雄として、最も人気がある英雄。取られた異名は“魔法の破壊者”。何でも近づいた魔法を破壊してしまう。17年前に消息を絶った。正体は直哉と紗希の父、薪苗宗正。ヴィゴールとの戦いに割って入り、ヴィゴールをあっさりと倒してしまった。背には漆黒の鞘に収められた2m近くの長さはあるだろう大太刀を斜めに背負っている。漆黒のマントにはスカートリア王国の紋章が金色の刺繍で刻まれている。直哉と聖美が付き合っていることをカマをかけて見抜いた。昔話をするために泉まで直哉たち7人を呼んだ。ユメシュから刑務所で直哉たちが異世界へ行ったことを伝えられた。


フィオナ

直哉の母親であり、夢の中に出てきていた黒竜の正体。自らの思念を直哉の魂の中に閉じ込めていた。直哉に賢竜の力を譲った後、静かに消えていった。


セベマの街の守備隊長

魔王軍のゲオルグと少しだけ会話をした後、ゲオルグの炎で焼死。


セベマの兵士

はきはきした声で守備隊長に敵の情報を伝えた。ゲオルグの炎で焼死。


ローカラト南門守備隊長

攻めてきた魔王軍に怯むことなく、部下たちに的確に指示を出していたが、ケヴィンに槍で心臓を貫かれて死亡。


ローカラト南門守備兵

守備隊長の指示を受けて辺境伯に魔物の大群の襲来を伝えた。


辺境伯家臣

全身鎧で身を固め、完全武装をした大男。南門へ行くことを志願し、長槍を片手に500の兵と共に出撃した。


辺境伯配下の文官

辺境伯に声を荒げて残りの兵が少ないことを言ったが、代案がなかったために辺境伯に睨みつけられて引き下がった。

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