過去編 登場人物紹介
引き続き、登場人物紹介です。
長いので、気になるところだけ
かいつまんで読むもよし、
丸ごと読み飛ばしてもOKです。
※年齢は(25年前)→(20年前)
――――――――――
〇スカートリア王国
ジェラルド
20才→25才。身長は189cm、体重は79㎏。平民出身。武器として聖剣アルデバランを扱う。20才という若さで王国軍総司令の座についた。敵には一切の情けをかけない性格のため、反対派の貴族を容赦なく一掃した。自分が尊敬に値する者と主君であるスカートリア王国国王にしか敬意を払わない。配下の兵士たちからは慈父のように慕われている。国王からの頼みでアンナとオリヴァーの武術の稽古を付けることになる。竜の国へとアンナとオリヴァー、セルゲイと共に向かった。竜の国と同盟を結ぶために決闘を提案し、竜の姫であるフィオナを破った。同盟締結時に竜王から黄金のブローチを託される。べレイア平原での戦いでは騎兵を率いて魔王の元へと突撃していった。本陣で魔王グラノリエルスを一騎打ちで破った。戦争後に竜の国へと向かったきり、行方が分からなくなった。実はブローチを見せた後、竜王によって幽閉されていた。釈放の条件としてフィオナと結婚し、直哉が生まれた。直哉の命を助けるために世界を超えて日本へとやって来た。その時に出会った女性と結婚して紗希が生まれた。
魔法破壊魔法:魔法を破壊する魔法。ただし、射程範囲は自分から半径1m以内しかない。
アンナ・スカートリア
17才→22才。身長は170cmで、体重は53㎏。スリーサイズは79/64/85。オリヴァーの姉で、スカートリア王国の王女。細かいところまで気が回らない性格。最初はジェラルドからの教えを拒み、部屋に引きこもっていたが、ジェラルドに諭されて稽古を受けることを決めた。10年前に一緒に遊んでいた平民の少年が暗殺者に殺されて以来、赤の他人が寄り付かないようにキツイ口調を使っていた。国王が倒れた後は国王代理として魔王軍との戦いに臨んだ。八英雄のリーダーを決める戦いではジェラルドと戦うのを辞退した。竜の国へとジェラルドとオリヴァー、セルゲイと共に向かった。帝国軍を迎撃するための指揮を執って負けたことがない。べレイア平原での戦いでは兵士たちを鼓舞した。オリヴァーの王族から降りるという意見に当初は反対していたが、最終的には了承した。戦後、スカートリア王国の女王となる。クラレンスの母親。17年前の魔王軍との戦いで、魔王ヒュベルトゥスとの一騎打ちに敗れたのち行方不明になる。
代償魔法:代償の大きさに応じて願った効果を発動する
オリヴァー・スカートリア
16才→21才。身長は179cm、体重は70㎏。アンナの弟でスカートリア王国の王子である。ジェラルドに武術の稽古をつけてもらうことになる。剣が上達しないために、格闘術をジェラルドから教わった。八英雄のリーダーを決める戦いではジェラルドと戦うのを辞退した。竜の国へとアンナとジェラルド、セルゲイと共に向かった。政策に反対する者を一人残らずに粛清する裏の仕事を行っていた。最初は表情が強張っていたが、シルヴァンと話しているうちに緊張が解けた。戦争後、王族を降りることを申し出、ウィルフレッドと名前を変えて娘のミレーヌと共に王宮を出た。その後、冒険者ギルドを創立してマスターに就任する。17年前の魔王軍との戦いに参戦することは許されなかった。
同化魔法:物質や魔法に同化することが出来る魔法。だが、同時に同化できるのは1つのみ。
レイモンド・ヒューレット
28才で、身長は204cm。体重は91㎏。オリーブ色の髪をしている大男。武器は刃渡りだけで2mはありそうな大剣。最初はセルゲイに対して嫌悪感を抱いていた。リーダー気取りのジェラルドを嫌っていた。八英雄のリーダーを決める戦いではジェラルドにフェリシアとシルヴェスター、ランベルトの3人と共に挑むも返り討ちに遭う。竜の国へと向かったジェラルド一行を後から追いかけた。べレイア平原での戦いでは魔人や悪魔を多数打ち取った。だが、魔王軍のユメシュにフェリシア、ランベルト、シルヴェスターと共に挑むも敗北。その後、セルゲイを加えた5人で挑み、ユメシュに勝利。17年前の魔王軍との戦いの時には西の大陸から向かってきている帝国軍への牽制の意味を込めてシルヴェスターと共に西方に留まっていたために参戦できなかった。
筋力強化魔法:自らの腕と足の筋力のみを強化して、攻撃力を上げる魔法。
フェリシア・レステンクール
24才。身長は176cmで、体重は58㎏。スリーサイズは88/67/95。長い金髪をサイドテールでまとめている。武器は長杖最初はセルゲイに対して嫌悪感を抱いていた。八英雄のリーダーを決める戦いではジェラルドにレイモンドとシルヴェスター、ランベルトの3人と共に挑むも返り討ちに遭う。竜の国へと向かったジェラルド一行を後から追いかけた。べレイア平原での戦いでは魔人や悪魔を多数打ち取った。だが、魔王軍のユメシュにレイモンド、ランベルト、シルヴェスターと共に挑むも敗北。その後、セルゲイを加えた5人で挑み、ユメシュに勝利。17年前の魔王軍との戦いの時にはランベルトと共に王都の守備に残っていたために参戦することは出来なかった。
光の精霊魔法:精霊の力を借りて、体や武器のどこか1か所に光を纏わせてを叩き込むか、狙いを定めて一気に光による砲撃を放ったり、光の弾丸を放ったりすることが出来る。精密な動きが出来ないが、火力は最高クラス。
ランベルト・ガリエナ
24才で、身長176cm、体重68㎏。コバルトブルーの髪を持つ、落ち着いた印象を受ける騎士。武器は自分の身長より1mほど長い槍。最初はセルゲイに対して嫌悪感を抱いていた。八英雄のリーダーを決める戦いではジェラルドにフェリシアとシルヴェスター、レイモンドの3人と共に挑むも返り討ちに遭う。竜の国へと向かったジェラルド一行を後から追いかけた。べレイア平原での戦いでは魔人や悪魔を多数打ち取った。だが、魔王軍のユメシュにフェリシア、レイモンド、シルヴェスターと共に挑むも敗北。その後、セルゲイを加えた5人で挑み、ユメシュに勝利。17年前の魔王軍との戦いの時にはフェリシアと共に王都の守備に残っていたために参戦することは出来なかった。
氷属性の障壁魔法:氷の壁を出現させる魔法で、主に自分や仲間を守る際に使う。
シルヴェスター・シュトルフ
21才の緋色髪の騎士。身長は171cm、体重は64㎏。武器はサーベル。最初はセルゲイに対して嫌悪感を抱いていた。八英雄のリーダーを決める戦いではジェラルドにフェリシアとレイモンド、ランベルトの3人と共に挑むも返り討ちに遭う。竜の国へと向かったジェラルド一行を後から追いかけた。べレイア平原での戦いでは魔人や悪魔を多数打ち取った。だが、魔王軍のユメシュにフェリシア、ランベルト、レイモンドと共に挑むも敗北。その後、セルゲイを加えた5人で挑み、ユメシュに勝利。17年前の魔王軍との戦いの時には西の大陸から向かってきている帝国軍への牽制の意味を込めてレイモンドと共に西方に留まっていたために参戦できなかった。
炎属性の魔法剣:剣に炎を纏わせる魔法。直接相手を斬りつけたり、炎の刃を飛ばしたりと遠近両用の使い方が出来る。
セルゲイ
薄汚い外套に、濃い茶色の杖を持った紫髪の魔導士風の見た目と服装をしている。八英雄のリーダーを決める戦いではジェラルドと戦うのを辞退した。家族は母と姉とその息子がいる。家族と貧民街で暮らしている。5年前に魔法が発現した。姉に暴行を加えた冒険者たちを闇討ちした。その罪を無かったことにする代わりに八英雄に加わった。竜の国へとアンナとオリヴァー、ジェラルドと共に向かった。べレイア平原での戦いで危ないところをロベルト、シャロン、サイードの3人に助けられた。戦争後、宮廷魔術師の位を賜るも辞退した。家族が何者かによって殺されたのちに王都から姿を消した。べレイア平原でユメシュから闇の魔術と魔法の力を受け継ぎ、魔王軍へと加入した。また、儀式の際に身長も以前より20cmほど高くなっている。髪の色は紫だったものが黒に変わっていたが、毛先だけは紫のまま。儀式後はユメシュから名を受け継いでその名を名乗っている。魔王ヒュベルトゥスからの命令で暗殺者ギルドを設立して王都で情報を集めた。
影魔法:闇属性の魔法。影を操ることができる。
スカートリア王国国王
年齢は53才。アンナとオリヴァーの父。ジェラルドにアンナとオリヴァーの二人に武術を教えるように頼んだ。魔王グラノリエルスの言葉を聞いた後は寝込んでいた。魔王との戦いが終結したのち、アンナに王位を譲った。
クリストフ・ローカラト
スカートリア王国の宰相で25才。アンナの婚約者で、5年前に弱冠20才で宰相に昇りつめた秀才。前宰相の不祥事を暴いて宰相の座について以来、オリヴァーと協力して様々な政策を立案・実行してきた。剣の腕も王国の中でも5本の指に入るほどの腕前という文武両道。周りを信用していないとも受け取れる態度を取る。オリヴァーが王族を降りるための策を立案した。クラレンスの父親。17年前の魔王軍との戦いでは王宮に留まった。
シルヴァン・ローカラト
年はクリストフの3つ下の22才。シルヴァンは兄ほど頭は良くないが、武術の腕はクリストフの上である。その腕を買われて兄・クリストフの護衛をしている。オリヴァーの緊張を解いた。戦後、辺境伯としてオリヴァーの住む町を治める。17年前の魔王軍との戦いでは最初に魔王軍を迎え撃った。アンナが一騎打ちに出ることを反対していた。
ミレーヌ・スカートリア
オリヴァーの娘で、1才。(20年前時点)
クラレンス・スカートリア
クリストフとアンナの息子で1才。(17年前時点)
〇竜の国
竜王
その場を支配するほどの威厳を感じさせる存在感を放つ。最初は人間との同盟を鼻で笑っていたが、ジェラルドが姫であるフィオナを決闘で倒したことで同盟を結んだ。
フィオナ
72才(人間の年齢に直すと18才)。身長は160cmで、体重が51㎏。スリーサイズは80/61/86。竜の姫。腰元まで伸びた金髪に翡翠色の瞳をした見目麗しい少女。ジェラルドとの決闘で敗れる。魔王討伐後にジェラルドと結婚した。直哉の母であり、夢の中に出てきた黒い竜の正体。直哉の出産時に死亡した。
〇魔王軍
魔王グラノリエルス
身の丈2mはあろうかという大男。体つきは筋肉質である。スカートリア王国に対してべレイア平原での決戦を提案した。本陣でジェラルドと一騎打ちを行なったが、結果としてジェラルドに敗北した。使用する武器はアガスティーアという漆黒に光る刃渡り2mほどの剣。死に顔は安堵を浮かべたような、穏やかな表情で眠るような表情をしていた。
ユメシュ
べレイア平原での戦いでは、魔王グラノリエルスに代わって魔王軍の指揮を任された。レイモンド、フェリシア、ランベルト、シルヴェスターの4人を同時に相手取り、圧倒した。最終的にはセルゲイを加えた5人に敗北する。死後、魂だけがべレイア平原に留まり、セルゲイに闇の魔術と魔法を受け継がせたのちに消滅。
魔人A
魔王グラノリエルスの伝言を伝えに来た男。国王の背後に忍び寄るも、ジェラルドに倒される。伝言を伝えた直後に隠し持っていたナイフで自分の喉を貫き、自決した。
魔王ヒュベルトゥス
グラノリエルスの息子で、新たに魔王の座に君臨した。17年前にスカートリア王国に侵攻した時には女王であるアンナを一騎打ちで破ったが、アンナの代償魔法によって深手を負って撤退した。父の仇であるジェラルドを自らの手で殺したがっている。
魔人B
17年前のべレイア平原での戦いの前にアンナの元に魔王ヒュベルトゥスからの一騎打ちを望む伝言を伝えに来た。
〇その他
セルゲイの父
20年前、セルゲイが生まれてすぐに家を出ていった。
セルゲイの母
お金を得るために必死で下水処理の仕事をしていた。魔王軍との戦いの終結後、何者かによって殺された。
セルゲイの姉
15の頃には娼館で娼婦として働いていた。セルゲイに反感を持っていた冒険者たちに暴行を加えられ、女の尊厳を侵された。その際に子供を身ごもってしまうも、その後出産し、育てている。魔王軍との戦いの終結後、何者かによって殺された。
ロベルト
43才。身長は150cmと小柄。体重は59㎏。スカイグレーの髪を持つ。武器は大戦斧。べレイア平原での戦いでは魔物に囲まれていたセルゲイをシャロンとサイードと共に助けた。サイードの父親。
シャロン
20才。身長は170cm、体重は53㎏。灰色の長髪をうなじ付近で一つにまとめている。短剣を投擲する技術が高い。べレイア平原での戦いでは魔物に囲まれていたセルゲイをロベルトとサイードと共に助けた。
サイード
ロベルトの息子で、スカイグレーの髪を七三分けにしている24歳の剣士。べレイア平原での戦いでは魔物に囲まれていたセルゲイをロベルトとシャロンと共に助けた。
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