魔王様じゃありません。
どうも “精霊” です。精霊です!
キングが「魔王様」とか呼んで俺を探し回るから、転生者がいる精霊の森に帰ってきちゃった。
でも外うろつきたくないから転生者に授業をしてやったんだ。
種族の事とか何も知らなかったしね。
数が多い順に『精霊』『魔物』『人間』『堕ち物』『龍』『精霊獣』だな。
精霊獣ってたぶん、パペットの他には三体くらいしかいないんじゃないかな?
ちなみに龍は数が少ないとか関係ないくらいデカくて強い。使える魔法は雷。
正直、あれは天災。
精霊は下位、中1位、中2位、中3位、上位と分かれてる。
位によって姿も変わるぞ。
ちなみに俺は羽のあるオッサンです。
堕ち物についてなんだけど、どの種族の奴でも堕ちる可能性がある。
何でも堕ちる。
宝石とか、鏡とか、花とかもな。
姿も強さも、元が何だったかによってくるな。
ただ、今まで全てに共通だったのは、会話ができない事。
そんで、あいつらだいたい黒っぽい。
こんな感じかな。
……あぁ、ダメだ。
「魔王様」って幻聴が聞こえる。
こういう時は「ツラタン」て言うんだって転生者に聞いた。
ツラタン。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます