袴には色々な種類がある


馬乗り袴

キュロットタイプの袴。膝下から二股にわかれる。時代劇や武道の試合、男子の正装としてよく見る

前ひだは5本。左右両側の上部には笹ひだという折り返しがつく。

両横は三角形に大きく開いているので中の着物や帯が見える。

後ろは帯のむすび目の上に腰板がのるので袴は上へ盛り上がる。


女子学生の行燈あんどん

かなり胸高(バストのすぐ下で袴紐を締める)

腰板なし

前ひだ5本、後ろひだ3本(おおきなひだ)

股下のないスカート状の袴

横で蝶々結び


裁付たっつけ

労働着として広く着られた袴。百姓、物売り、忍(伊賀者)、山林労働者など(現在でいうと相撲の呼び出しがはいている)

構造はくくり袴+脚絆きゃはん

袴と脚絆を一体化したもの

腰板はない

脚絆部分はあとから巻き付けるタイプもある

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