日本刀

太刀たち打刀うちがたな脇差わきざし短刀たんとうなどがある


大きさ

打刀

柄 25㎝~

刀身 70㎝~

鞘の下げ 2m


脇差

刀身 50㎝くらい


各部名称

柄頭つかがしら 柄の端。金具で補強されている

柄 手で握る部分

つば 手を保護する金具

目釘穴 柄と刀身を固定する釘を通す穴

はばき 鞘から刀が抜けないよう固定する

みね 刀の反対側

物打ものうち おもにここで斬る

切先きっさき 刀の先端

鞘 刀をおさめる筒

下げ緒 鞘を帯にむすびつけ抜け落ちるのを防ぐ紐


刀の差し方

大刀だいとう一本差し

浪人や町人の差し方。大刀(打刀)は帯のひと巻目とふた巻目の間に差し込む。刀の重心は真ん中より少し柄よりにあり、そこを帯に挟むと安定する


下げ緒は本来帯にむすびつけ刀が抜け落ちたり奪われたりするのを防ぐものだったが次第に装飾品としての側面が強くなった


大小二本差し

武士は太刀と脇差(小刀)の二本を差す。脇差は帯のふた巻目と三巻目の間に差し込む。


帯のひと巻目に大刀が入りその上に小刀を差すから小刀はどうしても斜め横向きに差す形になる。正面から見ると脇差が斜めに入っているのがよくわかる。

袴を着用した場合布の膨らみで大刀の鞘は隠れて見えない。


建物の中は大刀は腰からはずし刀掛けに預けるか右手で持ち運ぶ。右手で持つことで刀を抜く気がない「危害を加えるつもりがない」ことを表していた。


座った人の床から肩までの高さは60㎝前後。ちょうど肩のあたりに鍔がくる。

かしこまって座る時は刀は右側におく。体の向こう側に見える部分のおよその長さは前30㎝後ろ15㎝n。見えない中間部分を50㎝。

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