第28話 ☆舐めて吸って・新型ドラゴンレーダー☆

「く、口にですか?! おチン……じゃなくて、ドラゴンレーダーを?」


「何度も言わせるな」


ベジータ様は大股開きでベッドに腰かけると、あたしをにらみつけた。


うわわわわっ! どないしよ。これっておフェラをしろってゆってるの? フェラチオなんてしたことないよー! 

そ、それとも、ベジータ様のあれ、ほんとに新型ドラゴンレーダーなの、かな?

……考えてみれば、あたし、大人の男のオチンチンをちゃんと見たことないもの。

おにぃとセックスしたときは目隠しされてたし。

つまり、ベジータ様のおまたにあるのって、オチンチンじゃなくて新型ドラゴンレーダーって可能性も、否定できないよね。

あははっ、そうだよねー!

ベジータ様の オチンコが こんなにグロい わけがない。

あー、びっくりした。これはただの新型ドラゴンレーダー。


「わ、わかりました、ベジータ様」


あたしはベジータ様の前にしゃがみ、手を伸ばした。

ギョギョギョっ! 生温かっ! ゴムタイヤみたいにつるつるしてて、でも芯は鉄みたいに固い。

いったい何の物質でできてるの? 宇宙素材?

そ、それにあたしが触ったら、細い血管がビキビキッて

浮きあがって、色もいっそう濃くなって、爆発しそう!

ひえ~。とってもデンジャラス。


「レーダーの奥で異物がつっかえている。それを吸い出せ」


ベジータ様はなんだかソワソワ腰を動かしてる。あたしがとろいからイライラしてるのかな?


「は、はい!」


あたしはパクって先端をくわえた。

ちょっと塩辛いゾ。

ちゅ――――って吸ったら、「待て待て待て!」とベジータ様の慌てた声がした。


「口に入れたり出したりを繰り返しながら、舌で先っちょから付け根までまんべんなくねぶりつつ、吸い出すんだ。絶対に、絶対に歯は立てるなよ!」


「ふぁ、ふぁい!」ガリッ (あっ)


「アウチッ!」













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