第26話 ブル✖も驚く・これが新型ドラゴンレーダー!

ベジータ様の手があたしのあごに触れた。


「ふんっ。地球人にしては悪くない顔だ。ぬるぬるしているところはナメック星人を思い出させるがな」


うそっ! 褒められた?! ベジータ様に?!


「あ、あの、べべ、ベジータ様は、どうして、ここに?」


ベジータ様は唇をゆがめるようにしてニヤリと笑うと、

拳をぐっと宙に突き出した。


「くだらん質問をするな。ドラゴンボールを手に入れるために決まっている!」


そっか! ベジータ様は不老不死になりたいんだもの。そんなひたむきで純粋なところも大好きだよ💛


「あたし、協力します!」


「ふんっ。どうしてもというなら使ってやってもいい」


うは~💛 夢みたい! ベジータ様のお役に立てるなんて!


「新型のドラゴンレーダーによると、この近くにあるようだな」


「新型の、ドラゴンレーダー?」


初耳だ!


「ふっ。特別に見せてやろう」


ふいにベジータ様は、おまたのスーツのチャックを開けた。

そこから、ビヨヨンッ、って飛び出したのは……


な、何これ――――?!!!!


赤黒くつるつるして、先が亀の頭みたいに膨らんで、太い血管がミミズみたいに盛り上がっているんだ。

これがドラゴンレーダー?!!!! 

NOOOOOOO! THIS IS CHINKO!


「ふむ。やはり反応している」


ベジータ様はオチンコレーダーを握るとあたしの胸に向けたのでした。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おっ! さっそくベジータのやつ、ドラゴンボールを見つけたな!

おらも負けちゃいられねえ! おらのドラゴンレーダーもビンビンだぞ!

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