第14話

俺は深呼吸する。


「若葉、落ち着いてよく聞けよ」


若葉がこくんとうなずくと、粘液が顎からポトリ。


「実はウィルスの増殖を止める方法を、医者から教えてもらっているんだ。おまえに施術する必要がある。多少、痛かったり、驚いたり……恥ずかしかったりするかもしれないが、我慢できるか?」


「うん。あたし死にたくないし、ニンゲンに戻りたいもんっ!」


妖怪人間みたいなことを言いながら、健気に俺を見つめてきた。


若葉の部屋に移動する。

俺が指示すると、若葉はおとなしくベッドに仰向けになった。

見ている間にもシーツがラブローション……じゃなくて、ピンクの粘液に染まってゆく。おねしょ防止用シートが必要だな。


「そのな……ちょっと恥ずかしいかもしれないから、目隠しをしておこうな」


薄手のタオルを手渡すと、素直に若葉は目隠しをした。

うおおおおっ! ……やばい。エロいプレイみたいで興奮するぞ。


「か、下半身にせっ、施術をほどこすから、パンツと下着は脱ごうな」


「……うん」


若葉はもぞもぞと短パンとパンティーを脱いだ。

むっちりとした太ももとおまたのオケケがつまびらかになる。


「次にⅯ字開脚しようか」


「えむじ?」


「膝を立てて足を開くんだ」


「ん……わかったよ」


少しだけためらってから、若葉は膝を立てて、ゆっくり、ゆっくりと、脚を開いた。





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