全世界へ届け!私の物語。
よく考えたら、小説投稿サイトってすごいよなぁ。これに限らず、TwitterとかYouTubeとかその他SNSなど、つまりインターネットってのは。
通信機と端末さえあれば、誰でもがカクヨムにアクセスできるんだ。私がここに載せる文章、世界中から読めてしまうんだ。
実際に留学中の読者さんがいて、ヨーロッパから読んでコメントをくれたりする。
それってすごくないか?書籍として出版されて書店に並んだ本は、売りに出された書店でしか手に入らない。でもネット上にアップすれば、どんな人だって読めるし、流れてきた宣伝からフラッと読みに来てもらえる機会もあるのだ。実に便利だ。
ただ、「誰でも」というのは方向性を間違えると怖いものだ。学校の先生、家族や親族、憧れの人、など、「誰でも」にはそうゆう人も含まれる。やっぱり怖い。
インスタのストーリーの「親しい人」昨日がここにもあればいいのに、とか一瞬思ったけど、多くの人の目に触れるためにある小説投稿サイトでそれをやったら意味がない。笑
ツイッターだってそう。私の創作用ツイッターも、割とプライベートとか心の叫びを書くことも多くて、これは知り合いに特定される前に非公開垢にしておこうと思った。だが小説の宣伝がメインで始めた創作垢なのに、非公開垢にしてしまっては元も子もない。
そして近い将来、電子書籍で有料で物語を出す予定でいる。それは買ってくれた人のもとに必ず残る。小説投稿サイトみたいに、「恥ずかしいからやっぱ消そーう」とはできない甘くない世界が待っている。
いくらペンネームとはいえ、雨野瀧の名は今後も使っていきたいから。もし将来、私の小説が流行ったりなんかして、雨野瀧と検索がかかった時に、過去の黒歴史的小説が出てきては傷がつく。情報化社会ならではの、跡が残る過去。そんなことまで考えてしまうのだ。
最近友人がTwitterで炎上してしまったのもあって更に気をつけようと思った。拡散されたら嬉しいけど、その分数知れぬ人に読まれる覚悟が必要だ。
私は考えた。そして決意した。
小説を書くっていうのは。それも趣味程度にじゃなくて、賞に応募したり有料で出したりする執筆活動は、周りに隠し通せるものではないだろう、と。
だから、誰に見られても困らない作品を書く。誰に見られても恥じないツイートをする。そして未来の自分が後悔しない過去にする。
ネット社会の基本と言えばそうだが、ついつい知らない人しかいない世界に自分を置きたくなる。でもそうじゃない。身近な誰が見ているか分からない。
今まで投稿したものの中にも消した方がいいだろう話がいくつかある。ノンフィクションの恋愛語りなんか特に。親が見てたら決まり悪い以外にないし、関係者に見られたらどうすんだって。
未だに消すか否か迷っているのは前に書いた随筆「虎視眈々」。あれ自分では気に入ってるんだけれど、消そうか迷ってる。
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