第11話 誰にも言わないでね

 おたがいに、人生でいちばん恥をかいたかもしれない。


 未咲「あのぅ……このことは、ふたりだけの秘密だけにしてね……」

 瑞穂「(こんなこと、とても恥ずかしくて話せない気がする……)」


 ♦


 その理由は、自分より小さい子(※背丈が)に、自分の排泄物を飲ませるプレイを

 それも意識しながらするはめに、なぜかなってしまったからだ。


 昼休み、早々と昼食を済ませたわたしたちは屋上にいた。

 表情をゆがませる未咲ちゃんは、なんとおしっこを我慢しているみたいだった。


 未咲「瑞穂ちゃん……」

 瑞穂「えぇっ、未咲ちゃん、もうがまんできないの?

    なんだかきょうの未咲ちゃん、このわたしより幼く感じますよ?」

 未咲「だ、だってしかたないよ……いちだんと冷えるのが悪いんだよ?」

 瑞穂「それもそうですねっ。じつはわたしもずっとうずうずしてて……」

 未咲「おんなじだね……ねぇ、もういい? 出すよ?」

 瑞穂「うんっ、いつでもどうぞ」


 瑞穂ちゃんは微笑み、きょうばかりはなさけないわたしを受け入れてくれた。


 未咲「出すよっ、瑞穂ちゃん!」

 瑞穂「んむっ!」


 口がふさがれて、瑞穂ちゃんの声がうるさくなくなった。

 もちろんもとがうるさいって意味じゃなくて、誰だってこうなるって話。


 瑞穂「(未咲ちゃんのおしっこ、何回あじわってもぜんぜんあきない……)」


 もうすっかり、わたしも未咲ちゃんのものを受け入れつつあったみたいだった。


 瑞穂「(もしここで、わたしが未咲ちゃんを舌で愛撫したらどうなるかな)」


 ふとそんな気がわいてきて、ついにとまらなくなった。


 未咲「えっ?! 瑞穂ちゃん、いきなりそれは反則だよぉっ……!」


 びくんっと体が一度だけ大きく跳ね、より一層水圧も強くなった。


 瑞穂「(すこしだけつきあってね、未咲ちゃん……!)」


 ひと思いに、わたしは未咲ちゃんをなめあげた。


 未咲「うひゃあぁぁっ……瑞穂ちゃん待って、こんなにされるなんて……」

 瑞穂「(だって、こんなにたくさん……こんなにもおいしいのに……)」


 量、質ともにかんぺきな、未咲ちゃんののみもの。

 どうがんばったって、こうはならない。未咲ちゃんの最大の魅力だと思う。


 瑞穂「(もっとのみたい……おねがい、もっと出して……!)」

 未咲「だめっ、それ以上つよくなめたら、わたし、わたし……!」


 わたしはつい、瑞穂ちゃんの頭をぐっと自分のほうに押しつけてしまった。


 瑞穂「(未咲ちゃん?!)」


 まだ溜まっていたぶんが、どっと一気にわたしの口に入って広がった。


 未咲「のめそう? ちょっと出しすぎちゃったかも……」

 瑞穂「(だ、だいじょうぶ、です……)」


 のけぞった気がするのはきっと気のせいじゃなくて、ほんとうに気持ちよく

 なったんだろうなっていうのが、未咲ちゃんの表情からも見てとれた。


 瑞穂「あの、わたしもそろそろ限界で……未咲ちゃん、もう出していい?」

 未咲「ふるえるくらいがまんしてたんだね……いいよ、よくがんばったね」

 瑞穂「あっ、出るっ……」


 膝立ちになりながら、瑞穂ちゃんは少し脚を広げてすべてを解き放った。


 瑞穂「はぅぅ、すっごい音……未咲ちゃんにも聞かれちゃってる……」


 ♦


 顔を赤く染めながら、未咲ちゃんは恥ずかしそうにもじもじしていた。


 未咲「あのぅ……このことは、ふたりだけの秘密だけにしてね……」

 瑞穂「(こんなこと、とても恥ずかしくて話せない気がする……)」


 とろけるようなひとときは、あったかい気持ちとともに過ぎ去っていった。

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