第2話 わりと平和な日常

 朝、日の出と共に男は起き出す、但しその男の仕事と言えばガニメデの現在地の座標を把握する事と家畜の鶏?から卵を分けて貰い自分の食事を作る事だろうか。

 現在畑の菜園を世話しているのは古代兵器のロボットである。彼女?の趣味は戦闘行為と農作業、後はお菓子作りだそうな、料理を任せると3食洋菓子やケーキに為るので自分の食事は自身で作っている。

 性格はたおやかなご令嬢であるが、音声は野太く、見た目はゴツいゴリラに装甲を追加したモノアイである、最近の悩みはベーキングパウダーが不足している事らしい、そんな彼女の名前は『グレンテール』元は『グラント208』だったが本人の希望でこうなった。

 彼女?だけではなく、偵察ドローンに4対のアームが搭載された気配りが出来るが発声スピーカーの無い『マリー』『アンダルシア』姉妹?

 何時も陽気で害虫や害獣、『ガニメデ』への不当侵入を妨害する群体の『メルガンティス』

 更に言えば『ガニメデ』にもAIが搭載されてるので、意思の疎通は可能だ、但し何故か8っつの自由奔放な意思で動こうとするので搭乗員である男の発言は尊重されるが基本的には『風の吹くまま気の向くままに』無軌道な行動で動く為に毎日の座標確認が必要なのである。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る