付き合いはじめや新婚の初期、頑張って手作りするんだ、と気持ちをこめることも愛。長い年月が経って、子どもも生まれていかに家のことをいかにまわすか、が優先になるのも愛。過去を覆しつつも、続いていること、そのことが一番尊いんじゃないかな、と思いました。
心から素敵な作品だと思いました。時間をかけて料理するのも愛、冷凍食品を活用するのも愛。「記憶を踏みつけて愛に近づく」というタイトルからこの発想はなかなかできないと思います。大変秀逸な作品を読ませていただきました、ありがとうございました!
日常生活での工夫や要領が滲み出ている作品。