(7)9月22日
仏様達ごめんなさい。お彼岸だというのに。
身体が、とてもきつくなってきている。疲労がピークになりつつあるらしい。よく、何とか症候群とかいうけれど、私は何なのだろうか。
思い出も、物も、家もすべて失って、あげく信頼していた人も、上辺だけだとわかり。
今日は何をすれば元気になるのだろう。でも、何をどうすればいいのか、皆目見当がつかない。 何かをしなければと思いながら、手が出ない。どこかに行けば、気が紛れるのか、でもその一歩が出ない。
何もかも無くした”ロスト症候群” 書き溜めていた原稿。一番大切にしていた「前を向いて」 私の真実であったはずだった。大切だったと思っていた。その他のものも沢山あったが、すべて濁流に消えた事で、私の歴史も終わりを向かえたのかもしれない。
人は非日常的なアクシデントがあった時、本質が解るのか。とすれば、私は本当はすぐにくじけてしまう弱い者なのか。失ったもの、流された心が、大きすぎたのだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます