第12話 ごく「一部」の公務員殿

 性懲りもなく書く。独白せねばおれぬわけだよ。


 公務員、と言ったところで、多くの職種があり教職だの救急だのなんてのは特にタイヘンだってことはわかったうえで書く。


 で、私が嫌いなのは、ごく一部の地方と中央お役所勤めの公務員なるものの根性である。多数のそうでない、マジメな公務員はおられ、大変な思いをしてることは知ってるわけだが、それをマジメでないごく一部の君たちに分かってくれ、と言ったところで、君らが私の独り言だろうと言えばその通りである。であるからゆえ、撃つべき相手がいなくなったわけではない、と申したとおり、そのようにさせて頂く。


 まったくお前たちと言ったらなっていないわけだ。「何を言う」というオマエらの声が聞こえてきそうだ。実際、聞こえてるのかもしれないが、貸す耳は持たない、悪いがね。どうせ、言い訳がましいことを言うに違いない、そう私は感ずるからだ。


 私が、そういうクズどもを、ダニだの寄生虫だのと言ってきたものだから、余計に神経質になってるのかもしれぬが、そんなこと、私の知ったことではない。現にクズであろう、否定することは可能だが、現にそうなのだから仕方あるまい。


 どだい、覚悟がなってない、逃げることばかり考えやがって。逃げると嬉しいのか、お前たちは。それは、嬉しいだろう、と私は想像するわけだ、何故なら、それで安泰だと思ってるからだろう。そんな、逃げを許してたまるか。こっちは必至の思いで生きてるのに、逃げを打ってのそのそと生きやがって、まったくもってなってない。世間なるものは私は好きではないが、少しは見よ、そして反省せよ、どれほどの庶民が切なく生きてるか、庶民だけではない、特別な立場におかれた方でさえ、利用しようとしやがって。


 世の中、責務なるものがある。それで、まともに責務に向かい合うと、どうにも窮屈だ。それはひととして分かる訳だが、どういうことか、オマエたちときたら、堂々と、言い訳までつけやがって、その責務とやらを放棄して逃げ出すわけだ。逃げ出すにも色々とあるが、申し訳ございませんの一言でも言ってからにしろ、そう思うわけだよ、この阿呆どもが。逃げる時に人のせいにすることだけは、ご立派にやりやがって、まったくもってケシカラン、そういいたいわけだ。


 昔のはなしを蒸し返すことからはじめるが、陛下(といっても昭和の陛下である)がフグを食いたいとおっしゃっている、それはいかん、とかオマエらは言い出すわけだ、そしてオマエたちは堂々と食ってるわけだ。何がそれはいかん、だ、ならオマエたちも食うのをやめろ、食いたくって仕方ないんだろう、それだけの話のくせしやがって、お体に触りがありますから、などと勿体ぶりやがって、なってない、と何度も言うが、現にそうだろう。


 今日に至っては、宮様が何かされるたびに、それはいけません、だの、それでは世間が、とか、オマエは陛下か、違うだろう、この高級取りの公務員が。いい加減にせよ。お前たちも口から出る言葉と行動が違ってる連中だ。そう自覚してるのかしてないのかわからないが、一々、うるさいハエみたいにするんじゃない。それも大きなギンバエくらいならましだが、コバエくらいのくせしやがって、コバエがたかるんじゃない。汚らしいことこの上ない。


 一体どうなってるのか知らぬが、何で法にのっとって物事しないんだよ、まあ、それはこの国の戦後以来の悪しき伝統で、憲法九条が、とか、まあそこだけは国としての戦略もあるから仕方ないとして、それとはべつに庶民に関係する、個人情報保護法が、労基法とかいったって、所詮守らないくせに、人の前に出ると堂々としやがるその根性にはあきれ果てる。


 最近までは労基法すら、面倒くさがって無視してたくせしやがって、自死される方まで出るに至ってようやく、多少はまともな思想を持つ上層部にちゃんとしろと怒られ、へぇへぇ言い、そうして仕方ないのかどうなのかは知らぬが、所謂、中間職だか上級職だかわからんが、公務員的に動いて、相変わらず目立たないものには無視してるわけだ。見て見ぬ振りしやがって、ことが大げさにならなければ、それでいいと思う根性が腐っとる。


 なってない、そう一言で言ってしまえばそれまでだが、そんな一言で片づけたくないほど、頭に来てるわけだよ、それは皆さんも同じだろう、何がブラック企業だ、そんなの前からあったくせに、無視を決め込んで、責務を全うするのが面倒なのかどうなのか、だが無視してきたろうに、いい加減にせよ。お前らに新たな蔑称を与うるべき、そうも考えるが、そんなの気にしない連中だってことくらい、こちらも了解済みである。


 そんなにカネ欲しいか、地位が欲しいか、なら、オマエらはアリ塚の女王にでもなれ、どうせなれもしないくせに、と私は思うが。たかがアリ塚の主にもなれぬくせしやがって、威張り散らすんじゃない、そういいたいわけだよ。


 中には(あくまでも中にはだよ)役所の窓口の木っ端まで威張りやがるのがいるわけだ。だいたいだ、このデジタル時代にハンコなんぞ必要か?よく考えよ。そうしてハンコなんぞ位置がどうのというから、何度も押しなおしてるうちに、もう、時間を一分すぎましたから、とかいいやがって、だったら跋扈ばっこするブラックの一つでも見よ。見るくらいで分からないのなら、そこで働いてみろ、そういいたいわけだよ。


 もう、ここまで書くといつもみたいに疲れてしまって、やめておくが、いい加減にせよ、それくらいは言わせてくれ。

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