人物紹介 18回目
狭間の世代編
◇リディ
ユニバンス王国の国軍に所属している特務騎士。
髪は黄色。瞳も黄色。ごつくは無いけどマッチョ系な女性。ユニバンスでは数少ない常識人。
部下を連れての団体行動が出来ないタイプなので、日々単独で王国内を巡回しています。
今回は王都に戻って来ていたところ、問題児たちと出会い意気投合。
北東部の新領地にご挨拶をしに行きました。
双剣の使い手で剣の腕前だけでも上位に入りますが、秘奥義である“虚空”を扱えるので国軍でも有数な武力です。
で、この虚空…ご存じの通りあの暴走性欲娘であるモミジさんたちサツキ家に通じる技です。
元々はサツキ家が支配している地域から旅に出た御仁が、ある場所でとある書物を入手し、それに憧れ必死に修行し続けました。
未完成の技は弟子に継がれ、『いつの日にか完成を…』と望まれています。
リディは偶然幼い時に、裏山で修行している師匠に弟子入りし剣を学びました。
で、その書物が『過去を忘れない』と誓ったとある魔女が書き残した物で、内容は…るろ剣ですねw
何を目指しているのかはググってくださいwww
仕事を終えて王都に戻りましたが、また新領地の巡回を命じられ北東部へ向かいます。
◇レイザ
です~王妃のお傍に居る長身のメイドさん。最初はハーフレンの傍に居ましたが、お城にチビ姫が移って来てからはほぼ専属です。
金髪碧眼のスラリとした感じの長身メイドは人形で、本体はその人形の胴体部分に隠れてます。
本体の方は白髪で瞳が黄色ですが、髪が白くなったのは死の恐怖で色素が抜けたせいです。
腕や足、内臓などにも欠損があるため、本体のみでは動けず仮初の体をメイドとして使用しています。
メイドの方である人形は、その昔とある魔女が『自分の技術でどこまで作れるのか?』と暴走し作っていたアダルト用の人形の一体です。色々と作っているところで、仲間の魔女に彼女の姉そっくりな個体をプレゼントをしたら、その姉に発見され…以降アダルトな人形作りは禁止されましたw
本体の方はあの日と呼ばれた時に斬撃のミゼンレッツェに襲われ死に掛けました。
もう死の時を待つ状態で、彼女はただ『生きたい』と望みそれを口にします。
『君は幸運だ。その願いを叶えよう』と告げ姿を現したのが旅人を名乗る魔法使いです。その人はレイザの欠損した体をどうにか治療し、そして動き回れるようにと人形を与えると、『次の試練が厄介なんだ』と言ってまた旅に出てしまいましたとさ。
以後、その人形と魔法使いとしての才能から王都に呼ばれ宮廷魔術師の1人としてお城勤めです。
メイドは本職ではありません。ただお城の中で目立たない様にその恰好をしているだけです。
本編ではそんなメイドの遠隔操作実験を実施していました。
ハーフレンがこっそりとそんな台詞を言っていたのはこれの振りです。
結果としてはやはり本体から遠くなると弱くなります。
何よりレイザの場合色々と制限もあるので……いずれ赤毛の魔女が暴走しそうな案件ですね。
◇イーリナ&ネルネ
一度やってるから簡単に。
この2人は幼馴染で、あの日穴穿ちのニキーナに襲われ死に掛けます。
まあ死にかけたのはネルネで、運よくお腹に穴が開いた程度で済みましたが…子供が産めない体となりました。
イーリナは親友を救えなかったことやそれ以降の自分への過度の期待で立派なやる気なしニートと化しました。
ネルネは子供が産めないからとはっちゃけ…自分の体を使って情報収集しています。
◇ネルハ・フォン・ハーミット
ネルネの妹。本当は従妹ですがネルネの両親が養女として引き取り義理の妹です。
金髪碧眼のユニバンス色と呼ばれる色を持ち、天使の様に愛らしい可愛い少女です。
が、この子は天才的な才能を持つ人物です。
人を真似ることに特化した才能に恵まれ、とある魔道具と出会って…化け物の領域に。
普段は屋敷で勉強したりしていますが、姉の代わりに勝手にお城へ出向き仕事を受けたり、勝手にお城に出向きメイドさんに化けて冒険したりしています。
ただ全てのメイドの歩き方を覚えているスィークの目と耳は誤魔化せず、100%で偽者と判断されて追いかけ回されます。唯一の天敵ですw
後の黄金の世代と呼ばれる時代の代表格になるはずですが…現時点ではただの女の子です。
◇バニッセ
ユニバンスの密偵の1人。中堅クラスのベテランだが、不幸なあれと一緒に行動していたせいか…帰還後、変な性癖に目覚め苦しんでいるとか居ないとか。
◇エレイーナ
忘れた頃に出て来る不幸な人。彼女の不幸はまだ続くらしい。
◇ディギッド・ハート
共和国所属暗殺者の1人。
現役を退き部下の育成をしているということになっているが、実はまだ現役。油断を誘い襲い掛かって来る他国の暗殺者を迎え撃ってます。
ナイスミドルなダンディーな男性。ただ相手が悪かった。
真っ二つで終わってしまう残念な結果に。
実は結構初期にキャラが作られていた人。
この作品が書籍化されていたら1巻に出る可能性がありました。
とある任務で曲芸師として結婚式が行われるユニバンスに来ていた彼らは…な感じで。
まあゴールは変わらず真っ二つなんですけどね。
◇ハルフーン
共和国所属の魔法剣士。
ドSな人物で性格に難があって出世が遠のいていることに気づいていない人。
ただ実力は折り紙付きで…それでも戦った相手が悪かったです。
特にコメントは無し。
◇ボルズンド
共和国所属の魔法使い。
マリスアンのおかげで彼ら魔法使いは酷い仕事ばかりさせられていたので不満大爆発!
一旗揚げて宮廷魔術師に私はなる! と夢見たが…相手が悪かった。
特にコメント無し。
◇ノヒル
ユニバンスの将軍。
北東部の治安維持をしているはずですが、金に靡いて…。
この一件の後、罷免され病死しています。病死です。毒を飲まされても病死です。
コメントすることがない。
帝国編
◇ロボ
名前など無いw
かの有名なアニメに出て来るあれを刻印さんが『私なら完全再現できる!』と意気込んで作った。
一応役目としては魔道具の廃棄場である場所で、『あれ』が目覚めたら破壊することである。
体内に消滅魔法『メギド』を宿し、本編で帝都をクレーターにした。
まだ出番があるのでちょいちょい出るはず。
◇リーナ&バイゼン
本物(小さくて大きいではない方)のリグの両親。
フグラルブ王国の魔法研究所に所属していたバイゼンに王家の血を引くリーナが嫁いだ感じ。
病気を貰ったリーナを救おうとバイゼンは色々と脱線し続け…治療魔法が誕生した。
持ち帰られたリーナの骨は…後にとある場所に埋葬されますがそれは本編で。
◇リリアンナ&リグ
亡国と化したフグラルブ王国のお姫様。ぶっちゃけ現在のリグのこと。
だが『リグはリグであるべき』と言うことで、従姉だったリグがリリアンナに、王女だったリリアンナがリグへと落ち着く。
つまりリグはリグのままです。
帝国の攻撃で囚われ奴隷として運ばれていましたが、『王女様が生きてるんだってさ』という噂話が広がり、何より魔道具の鍵となる物を持つ者を捜索し始めたこともあり、リリアンナは魔法を宿してから絶不調だったリグを逃そうと…自分も生き延びようと、リグを馬車の荷物の中へ。
別の場所へと連れて行かれ、兵士たちの慰み者になっていましたが、『フグラルブ王国の女は全て集めろ』というお達しで帝都へと運ばれ自身の中に鍵があることが分かります。
それからは地下牢に入れられ、『妊娠と死ななければ好きにしても良い』と言われ監視の者たちのストレス発散や慰み者に。
リグを見殺しにした自責の念でさっさと死ぬはずが、生きていると知って急ブレーキ。
何が何でも生きて謝るにシフトチェンジし、ビックリするほどの図太さを披露しています。
現在はベッドの上で治療中ですが、結構本気でボロボロなので近いうちにキルイーツ先生の下へ輸送されるはずです。
ミシュとは生死を共にした仲間と言うことで友情が芽生えていますw
旅人さんとアイラーンとローロムは別の機会で!
~あとがき~
恒例のヤツ~w
人物一覧の方は手が空いた時に少しずつ纏めているのですが…完成はいつになるのだろう? 気づけば人物が増えているんですw
今回は狭間の世代でやり忘れていたので一応それなりの量に。
作者的にはディギッドハートが本編に出ずに死を迎えたことにビックリですけどねw
帝国編は狭間の世代を途中で挟んで旅人さんを出せば…と思っていたら、色々と足らないことに気づいて話が短くなりました。
現在全体のストーリー見直しています。
本編はこれからしばらく日常編です。
全員してお疲れモードなので、お休みするのです!まあお兄様がキレたのでそんなに休めはしませんがw つかそろそろアイルローゼの問題を片付けたいwww
日常編の後は現時点で未定です。
ツンデレ魔女問題が解決する頃には決められれば良いなと思ってます。
感想や評価など頂けると作者のやる気がめっちゃ増えます!
ご褒美でレビューをくれるのが一番嬉しいです。思いのままを書いてみませんか?
これからも面白くなるように頑張っていくので、応援よろしくです
(C) 2021 甲斐八雲
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