人物紹介 8回目

 キルイーツ・フォン・フレンデ



 中級貴族の跡取り息子。でしたが自分に領地を運営していく能力が無いと分かっていたので、父親の弟(叔父)に領地を譲り、治療魔法を作る為に王都を目指す。

 途中とんでもない仕事をやってのけたお陰で、すんなり学院に入学することが出来ました。


 魔法使いの腕前は一級品で、その技術の高さは天才アイルローゼも認める所。ただその技術を全て医療に傾けていたお蔭で特に目立つことは無かった。

 戦場連れ出されなかったのは推薦人が国王だったからで、違う人が推薦していたら間違い無く戦場に引っ張り出されていたでしょう。


 学院で治療魔法の論文を多く書き、それを認められた多額の報奨金が支払われた。それを元手に王都に治療院を作り実家から妹夫婦を呼び寄せ治療に当たらせる。

 実際はそこで人体実験に等しい行為をしていたが、腕が良かったので繁盛してました。


 奴隷商から異国の魔法技術の塊であるリグを偶然買い取り、実質養女とする。

 後に不可能魔法が何故不可能なのかに気づき絶望し治療魔法の道を捨てる。


 言わずと知れたおかしなテンションのあの先生です。

 本編では名前が出てませんでしたが、はっきり言って出し忘れただけのこと!

 ようやく名前を出せた感じです。


 作者本人としてはこの手のエロキャラ親父は好きなんですけどね。

 本文にあった通り、仮にリグの刺青が魔法式で無くても彼女のことを買い取っていたことでしょう。運命とか出会いとかは結構重んじるタイプの人なので。




 ラインリア・フォン・ユニバンス



 王妃様。登場時点から子供っぽい一面を見せていますが2児の母です。


 本文ではその一面は見せてませんが、実は独占欲の強い人で…ウイルモットがちょっと何か良からぬ動きを見せると、フロイデと2人で国王を折檻していた過去もあります。

 子供が生まれてからはだいぶ丸くなられたとか。


 例の襲撃でドラゴンに内臓を食われ、傷ついた臓器もその時に取り除きました。

 どうにか命は繋ぎましたが、長く生きられても10年はもたないと言われ、グローディアに変なスイッチが入るきっかけとなる。


 記憶の消失と言う問題を抱えることとなるが、フレアの助言を受け入れて屋敷に孤児を集めて育て始めると不思議とそれが治まる。

 ちなみに屋敷に居た赤黒の瞳の少女は、ノイエじゃ無いからね? 




 ウイルモット・フォン・ユニバンス



 国王様。前王の弟との王位争奪戦に勝利するがその余波で内外に大量の敵が。

 彼自身はとても優秀な国王であるが、それでも部下に足を引っ張られれば苦しむ訳です。


 一目惚れしたラインリアの元に通い詰めて口説き落とした一途な男です。彼女が瀕死の重体になった時は自暴自棄になりかけても国王として根性で耐え抜いた人。

 ちなみに女遊びをするようになったのは王妃が怪我をして以降ですから。


『貴方の子供はもう抱けないのね…』の王妃の言葉を受け取り間違えてメイドさん相手にコツコツと。

 ラインリアも『自分もこんなだし…』と受け入れ、結果庶子の大量生産に。全て王妃が引き取り育てております。




 フロイデ・フォン・クロストパージュ



 フレアとクレアの実の母親です。

 魔法学院の卒業生で、成績は上位に入るほどでした。

 若い頃は大人しそうに見せてその実結構血の気の多いタイプであり、親友であるラインリアが襲われたと聞いた時は王都に殴り込みに行こうとしたほどです。


 実行しなかったのはお腹の中にフレアが居たからで、それが無ければ間違い無く実行していたでしょう。

 国王の仕事を手伝う夫に変わり、領地を運営する凄腕の女性です。




 ケインズ・フォン・クロストパージュ



 また後に詳しく書きますが、フレアとクレアの父親です。

 国王の相談役も務める宮廷魔術師を多く輩出するクロストパージュ家の現当主。

 クロストパージュ家が独自に育てている魔戦士を擁する実行部隊を指揮し、戦場では重要な場所を預かります。普段は東部の穀倉地帯を警護してます。


 女性好きでちょくちょく妻に内緒で妾を囲っては、メイドからその情報が筒抜けであるとは知らずにフロイデに弱みを握られ続ける夫である。

 何度も言いますが優秀な人材で、自身も魔法使いとして凄腕を誇ります。




 スィーク



 後のメイド長っす。まんまです。

 警護人として護ることに徹していたために人の死を多く見た女性です。

 首輪を自ら外して野に放たれたお陰でルーセフルト家の横暴は止まりました。


 個人の戦闘能力はユニバンス一で、祝福を使うミシュですら圧倒されます。

 普段着がメイド服なある意味メイドをする為に産まれて来た最強の殺人鬼です。




 ウイルアム・フォン・ユニバンス



 王弟宰相。ルーセフルト家との争いで家族のほとんどを失った人。

 頭脳明晰でとても優れた国王の影。事務仕事と交渉を担っていたが、仕事の全てをシュニットに伝えて隠居した。

 本文通り、スィークとの婚姻は正式の物です。


 いずれ本編にて登場するので詳しいことはまたいつか。




 ミローテ&ソフィーア



 追憶②でソフィーアの物語が、追憶③でミローテのことが語られるのでここでは割愛。

 2人とも大変優秀なお弟子さんでした。

 

 その他学生共々、番外編となる『ユニバンス魔法学院報告日誌(仮)』で学院時代のことを書けたら良いな。

 先生に振り回される可哀想な弟子たちの残念物語になりそうですがw



 ハーフレン・フレア・ミシュエラ・アイルローゼ・グローディア・リグ・カミーラなどは追憶編が落ち着いた頃にでも一括で。

 たぶん書けるはず…書けない人が数名居るかも?




~あとがき~


 無事に追憶編①が終わったので忘れた頃にやって来る人物紹介です。

 で、次話から本編をちょこっと再開して、また追憶②に突入です。


 本編でフラグを立ててから追憶編で色々語って、で本編に戻って盛り上がる…そう出来たら良いなw


 問題はストッパーフレアと問題児アルグスタの2大巨頭っすね。

 フレアの場合は暴走する方向が作者の思惑と違うし、主人公はノイエに関係してないと動かない。

 無事にゴールに向かってくれないと…次の問題がやって来ちゃうんですよね。


 まっどうにかなるでしょう。たぶん。




(c) 甲斐八雲

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