第32話スプーンとフォーク

 近くのロビンソンデパートに買い物に行って来た。

 ついでに、デパート内のレストラン『イナサル』で昼食。

 チキンバーベキューとご飯、飲み物が付いて129ペソ。今日はチキンをガッツリと食べたかったので、チキンの脚ではなく、大きめの胸肉の部位を選んだ。

 運ばれて来た皿の色は白。


 周りのフィリピン人達の皿の色はグリーンだ。ご飯食べ放題の注文をすると、同じチキンでもグリーンの皿で運ばれる。料金は18ペソ高くなる。


 とにかくゴハンを良く食べる。ゴハン係りが、常時お代わりのゴハンを配って歩いている。


 俺はゴハンのお代わりはしない代わりにハロハロを注文していた。トッピングが盛り沢山の『かき氷』だ。

 レギュラーサイズは大きすぎるので61ペソのスモールサイズ。


 デパートの中にあるレストランのくせに、スプーンとフォークは提供されない。皆、手掴みで食べる。言えばスプーンもフォークも持ってきてくれるが、慣れると手掴みが、食べやすい。

 ハロハロには流石にスプーンが付いてくる。


 人差し指、中指、薬指の三本の指でゴハンを集め、親指でちょっと押し固めて口に運ぶ。口に入れるときは親指の爪側で三本の指を根本からなぞるようにしてゴハンを口の中に押し出す。


 フィリピンでは食卓でナイフを使うことが無い。手掴みか、使ってもスプーンとフォークだ。


 日本でもファミレス等でハンバーグを食べる時はスプーンとフォークが便利だと感じる。スプーンでハンバーグを切ってゴハンと一緒に口に運べる。

 大概の食べ物はスプーンで切れる。そのままスープにも使える。


 スプーンとフォーク。

 お試しあれ!

 

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