黄昏時の出勤
最近、カクヨムのエッセイや詩で、夕日、日暮れ、と言ったイメージが出てくる作品をいくつか拝読した。
そういう季節になってきたなあと、読む側としても感慨を覚える。
ついこの前まで、猛暑日だ、熱中症に注意、といった言葉を天気予報で聞いていたような気がするのだが。
実は初めて書くことだが、私の今の仕事は夜勤が多い。
夜勤の日でも、先日までは明るい中で仕事を開始していたのに、ここのところ急に日が短くなり、仕事を始める頃にはもう日が沈んでいる。
もう少しすると、暗くなった中を出勤したりするようになる。
これがわびしい。
ただでさえ仕事に行くのが憂鬱なことが多いのに、夜勤の日はいっそう寂しく、憂鬱な気分になる。
そんな時は、まだ明るいうちから都内に行き、カフェで時間を潰したりする。
仕事が始まる時には暗いのは同じなのだが、明るいうちに電車で都内へ行ってしまえば、わびしさも少し和らぐ。
夜勤が多いと健康にも良くないし、こんな仕事したくはないのだが、ほかに特別な技術も才能もないので、どうすることもならない。
これから季節が進み、暗い中で雨が降っていたりすると最悪だ。雪はもっとイヤだ。
きょうも、オレ、何歳まで働くことになるのかな、と少し憂鬱そうに言ったら妻に怒られた。
しかし、たとえどんな仕事でも、健康で働けるのは幸いだ。
感謝しなければならない。
そう、本当にそう思う。
あまり先のことを考えても仕方ない。
毎日、1日1日を大切に、楽しく行こう。
ここまで何とかやってきたんだ。この先もきっと何とかなるさ。
そういえば、こちら東京は台風だの何だのもあって、まだ秋らしい夕暮れを今年は見ていない。
この先も曇り空が多いようだ。
秋の夕日はもの寂しくもあるが、ちょっと素敵な夕暮れを見たい気もする。
もうそんな時期になったか。
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