第34話 平常運転!
発作が治まりました。
失礼をばいたしましたが、恥を知るために33話は残しておきましょう。
ほんとにね。
もー、カカオ70%のチョコレートに酔っ払っていました。
しかし、人間、酔って理性のタガが外れてるときの方が本音が出るっていいますし、今もって自分が危険であることを思い知りました。
変態という名の……爆。
しかし、スコちゃんもけなげなんですよ……。
テーブルや流しの上ばかりか、椅子の上にあがっただけで「こっこっ! おんり! り!」と叱る祖母にさりげなく近づいて挨拶をしようとしたんです。
祖母が座っているソファに少しずつ近づいて、ヘソ天二回もして、接触を図ったのですが……祖母、びっくりしたように飛びのいて。
まあ、私も驚きましたけど。
祖母は元来、よそよそしい人だから。
近づくと返って、田舎丸出しのずけずけした物言いをする人だから。
だから、スコちゃんには祖母が危険人物だって教えておいたのに……わかってて近づくんだから。
そして傷ついてもなお。
スコちゃんこんどは母にアプローチ。
母は髪の毛をふんふん嗅がれただけでソファから飛びのいた。
あの人は幼いころから動物との接触がなかった人だから、慣れないんだって。
教えたのに、スコちゃん「お世話になるからご挨拶を……」って猫流にやっちゃう。
さっきなんて、母の部屋の前で待ち伏せしてた(笑)。
スコちゃん、それストーキングだから。
廊下で出会った時の「ささっ」(と道を開ける)でOK.だから、彼女の場合。
傷ついたなら、私がかまってあげるから、さあ私の背中に乗りなさい(爆)。
明日から日運が大殺界のスコちゃん、ササミを二切れあげます。
あまり走り回ったりせず、お部屋で蜂ぶんぶんと遊んでいましょうね。
ほら、ぶーんぶーん。
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