第35話 2019/11/23/土 スコちゃん、大殺界日

 4:00AMごろ、スコちゃんにササミを裂いて与える。

 はくはくいいながら、完食。

 ベッドにいる私に、顔を見せに上ってきた。


 このスコちゃんは、礼儀正しいのだ。

 そして、ハウスの中で丸まっていたかと思うと、また上ってきた。

 ごろごろいいながら、私の右頬をなめると、またも、前脚の突起をチュッチュッチュ! と吸っている。


 スコちゃんは今日は日運が大殺界の一日目だ。

 気をつけてやらねばならない。

 なのに、エサを運んできたあたりから、ドアを開けた途端、スコちゃんのわき腹にゴスッ。


 ありゃりゃ~~と思うけれども体勢を整えようと足を踏ん張ったら、その足元に彼女がいてもつれてしまう。

 スコちゃん、ごめんよ~~。

 油断大敵とはこのこと。


 今はベッドの上で私の二の腕に寄り添っている。

 とにかく事故らないようにしないと。

 蜂ぶんぶんでいっぱい遊んでやって、部屋の外にあまり出さないようにしよう。


 今日はブラッシングを丁寧にする。

 お水を頻繁に替える。

 置きエサをしない。


 あとは神様にお祈りする――。






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