第512話 巣立つ者に祝福を(9)

「はい! みんなありがとう! きっと素敵な写真になったわ! って事で解散!」

 真夏がパンと手を叩く。すると、円陣の外周部にいる者たちから徐々にバラけ始めた。影人がいるのは中央部なので、自由に動けるようになるまでにはもう少しだけ時間がかかるだろう。

「撮った写真は後日卒業生の皆さまに郵送致します。在校生の皆さんも後日学校で売るつもりなので、欲しい方がいらっしゃったらその時にお買い上げください」

 影人が動けるのを待っていると、教頭がそんなアナウンスを行った。公立高校の割には中々の対応をするなと影人は反射的に思った。教頭のアナウンスは「え、マジ? 最高じゃん!」、「教頭有能!」、「嬉しい! あざす!」、「それはありがたいな」、「絶対買う!」と周囲の卒業生や保護者、在校生から好意的に受け入れられた。

「はぁ・・・・・・こんな大勢と写真を撮られて、しかも中央部とかいう目立つ所に配置されて・・・・・・最悪だぜ」

 ようやく身動きが取れるようになった影人は深くため息を吐いた。そんな影人に暁理はジトっとした目を向ける。

「捻くれもここまで来ると呆れや不快を通り越して哀れに思えてくるよね。君、いい加減そういうの直したら?」

「そういうのって何だよ。よく分からんが、却下だ。俺は俺だ。俺が自発的に変わりたいと思わん限り、俺は変わらん」

「あはは・・・・・・」

「ザ・帰城くんクオリティって感じね」

「社会不適合者の極みですね」

 影人の答えを聞いた陽華、明夜、イズはそれぞれの反応を示した。

「確かに変わる事だけがよい事ではないからね。人間は何かと変わる事を善とし、変わらない事を悪・・・・・・とまでは言わずとも、あまりよい事だとは考えない。しかし、不変もまたよい事だと私は思うね。太陽の暖かさや月の優しさが変わらないようにね」

「ピュルセさんの言う通りだと思います。帰城くんはまさしく太陽であり月。この世界に必要な人間です」

「うーん、どうしましょう。副会長が急にポンコツになったわ。というか、人間の不変と自然の不変を同じレベルで語るのってそもそもどうなのよ」

 一方、影人の言葉にそんな反応を示したロゼと光司に対し真夏は冷静に突っ込んでいた。いつもはっちゃけるタイプの真夏が冷静に突っ込みを入れるのは、中々に珍しい事であった。

「陽華」

「明夜」

 影人たちがそんな会話をしていると、2人の女性が影人たちの方に寄ってきた。

 陽華の名前を呼んだのは、肩口くらいまでの茶髪が特徴の女性だ。印象としては明るそうな、活発そうな女性で、その雰囲気がどこか陽華と似ていた。

 明夜の名前を呼んだのは、長い黒髪が特徴の女性だった。クールでミステリアスな雰囲気があり、その雰囲気はどこか明夜と通じるものがあった。両者ともに若く、服装はスーツだ。そして、美人であった。

(誰だこの人たち・・・・・・?)

 2人の女性を見た影人は、前髪の下の目に疑問の色を灯した。陽華と明夜とどこか似ている事から、影人は真っ先にその2人の女性が、陽華と明夜の母親である事を疑った。だが、それにしては2人の見た目が若過ぎる。2人の見た目はせいぜいが二十代半ばといった感じだ。という事は陽華と明夜の姉、もしくは雰囲気が似ているだけの知り合いか。探偵事務所でバイトをしている影人は、バイトによって鍛えられた推理力でそう考えた。

「あ、お母さん!」

「あら、ママじゃない」

「なっ・・・・・・」

 だが、所詮前髪の推理は付け焼き刃のゴミカスである。実は全く鍛えられていなかった前髪の推理は、陽華と明夜の言葉で一瞬で崩れ去った。哀れ前髪はその顔を驚愕の色に染めた。

「え、朝宮さんと月下さんのお母様・・・・・・? 嘘、だって・・・・・・」

「若過ぎでしょ!」

 驚く暁理の言葉を引き継ぐように真夏がそう言った。見ると、光司もロゼも驚いている。それ程までに、目の前にいる2人の女性が陽華と明夜の母親であるという事実は衝撃的なものだった。

「あはは、やっぱりそういう反応になるよね」

「私たちにとっては見慣れた反応よね。2人が私たちの母親だって知った人は大体そんな反応になるし」

 驚く真夏たちに対し、陽華と明夜はそう言葉を述べる。陽華と明夜の母親も驚かれ慣れているのだろう。特に表情を変える事はなくこう言った。

「私たちどういうわけか若く見られてしまうんです。ありがたい事ではあるんですけど。あ、初めまして。私、陽華の母親の朝宮日向ひなたと言います。よろしくお願いします」

「どうも永遠のクール系美女です。という冗談はさておいて、明夜の母親の月下宵子しょうこです。以後、お見知り置きを」

 陽華と明夜の母親――日向と宵子は真夏たちにそう自己紹介した。日向は溌剌とした様子からも想像できるような明るい口調で、陽華にそっくりだった。宵子は表情を変えずに冗談を言うところが明夜にそっくりだ。真夏や光司、暁理、流れ的に影人も日向と宵子に軽い自己紹介を返した。

 ただ、イズだけは既に陽華と明夜の母親と面識があったので――恐らく陽華と明夜の家に遊びに行った事があるのだろう――、「こんにちは。日向さん、宵子さん」と挨拶を返していた。

「お母さんたち来てくれてたんだね。今日普通に平日だから仕事だと思ってたよ。来るとも言ってなかったし」

「ごめんね。休みが取れるかどうか分からなかったから。後はちょっとサプライズ的な感じを出したくて」

「本当は星夜せいや空也くうやさんも来れたらよかったんだけどね。2人ともどうしても仕事を休めなかったのよ。星夜なんて今日泣く泣く仕事に行ってたわ」

「知ってる。私も見てたから」

 陽華と日向、宵子と明夜がそう言葉を交わす。察するに、宵子の口から出た星夜というのは明夜の父親の名前で、空也というのは陽華の父親の名前だろう。どうやら、朝宮家と月下家は家族ぐるみの付き合いらしい。まあ、陽華と明夜は幼馴染なのでさもありなんといったところか。影人は一連の会話からそんな事を考えていた。

「あら、見ない顔が2人。ただ、何となく陽華と明夜に似ている気がするわ。もしかして、あなた達の母親かしら? 陽華、明夜」

「シェルディアちゃん! うん、そうだよ!」

「ええ。私たちをオギャと産んだ女たち。正しくマザーよ」

 影人がそんな事を考えていると、シェルディアが近づいてきた。陽華と明夜はシェルディアの言葉を首肯した。

「はぁー・・・・・・本当、本当に疲れたわ。何で若者ってあんな無駄に元気なのよ・・・・・・」

「大丈夫ですかキベリアさん?」

 ちなみに、キトナとキベリアだが、キトナは若いエネルギーに接し疲れ切ったキベリアを運動場端で介抱していた。

「初めまして。私はシェルディア。一応、そこのイズの保護者をしているわ」

 シェルディアは日向と宵子に向かって、スッと優雅にお辞儀をした。シェルディアの西洋人形のように精緻で美しい、かつ愛らしい見た目から繰り出される洗練されたお辞儀。更には見た目からは想像も出来ないような大人びた口調に、日向と宵子は驚いた顔になる。

「は、初めまして・・・・・・え、イ、イズちゃんの保護者? という事は、シェルディアちゃ・・・・・・さんがイズちゃんのお母様・・・・・・?」

「私たちが言うのもあれだけど・・・・・・俄には信じられないわね・・・・・・」

「母親、というわけではないわ。あくまで保護者よ。イズはそうね・・・・・・養子のようなものだと思ってちょうだい」

 驚く日向と宵子にシェルディアはクスリと笑いそう言葉を返す。シェルディアの見た目でイズが養子というのも、中々にアレな説明だが、実母と実子という説明よりかは幾分説得力があった。日向と宵子も「な、なるほど・・・・・・」、「そんな事情が・・・・・・」と何とか納得していた。

「世界は広いわね。まさか、こんなにレベルが高い若さを保った方がいるなんて・・・・・・何だか負けた気分だわ」

「いや、勝ち負けは関係ないよ宵子・・・・・・あれ、陽華。そのブローチどうしたの? 今朝は着けてなかったよね」

「あら、明夜もね」

 娘たちの胸元に飾られているブローチに気がついた日向と宵子。母親にブローチについて言及された陽華と明夜は嬉しそうな顔になった。

「可愛いでしょ! ある人にプレゼントしてもらったんだ!」

「マイフェイバリ◯トカード・・・・・・もとい、マイフェイバリットアクセサリーよ」

「・・・・・・」

 陽華と明夜は一瞬だけ影人の方に視線を向けた。影人は特に何の反応もせず、無言のままだった。

「へえ・・・・・・」

「ふーん・・・・・・」

 だが、日向と宵子は娘たちの反応を見逃さなかった。日向はニコニコとした顔で、宵子はニヤニヤとした顔になり、陽華と明夜に近づいた。

「陽華、あの前髪の長い彼・・・・・・確か帰城くんだったかしら。あの彼といい感じなの? ブローチ、彼からプレゼントされたんでしょ。見た感じ、明夜ちゃんも彼からブローチをプレゼントされたみたいだけど・・・・・・もしかして、明夜ちゃんとも?」

「へい、マイドーター。我が娘ながら隅には置けない、中々いい趣味してるわね。普通なら、あの香乃宮くんっていう超絶イケメンに飛びつきそうなものだけど・・・・・・まあ、その辺りはあなたの趣向だろうし。で、彼とはどんな感じなの? 陽華ちゃんと一緒に3人で仲良くしてるパターン?」

「なっ・・・・・・!?」

「っ・・・・・・!?」

 日向と宵子にそれぞれ耳打ちされた陽華と明夜は、とんでもない不意打ちをくらったような顔になる。そして、次の瞬間には陽華も明夜もカァと赤面しながら、ぶんぶんと激しく首を横に振った。

「ち、ちちちちちち違うよ!? 私と帰城くんはそんなんじゃないから! 本当に違うから! 変な誤解はやめてよお母さん!」

「それは邪推というものよマイマザー・・・・・・! 帰城くんはああ見えて大人気物件なのよ! 陽華はともかく、私はそんな事・・・・・・! 勘違いはやめてほしいわね・・・・・・!」

「ふふっ、分かってる分かってる。私は陽華のお母さんだからね」

「なるほどね。その答えだけで十分よ」

 陽華と明夜の反応を見た日向と宵子は満足そうに頷くと、影人の方に顔を向けた。

「帰城くん。これからもどうか陽華をお願いします」

「ウチの明夜とも仲良くしてあげてね。あと、今度ぜひ私たちの家に遊びに来てちょうだい」

「え・・・・・・? あ・・・・・・え・・・・・・?」

 ニコニコ顔で日向と宵子からそんな事を言われた影人は、意味が分からずに固まった。

「あらあら・・・・・・」

「・・・・・・これはマズいですね。私が陽華と明夜を守らなければ・・・・・・」

「っ、こうなれば僕も影人の奴を僕の両親に正式に紹介するしか・・・・・・」

「全く、本当に彼は人気だね」

「流石は朝宮さんと月下さんのお母様だ。一目で帰城くんの魅力に気がつくなんて。お母様方、帰城くんは――」

「ストップよ副会長。それ以上はやめておきなさい」

 その光景を見ていたシェルディア、イズ、暁理、ロゼ、光司、真夏はそれぞれの感想を漏らす。まあ、真夏に関しては光司に対しての感想、というか忠告だったが。

「まあ、それはともかくとして・・・・・・陽華、私と宵子はまだ学校内にいるから、落ち着いたら連絡して。親がいたら色々と気を遣わせるだろうし」

「私たちは他の保護者様と適当におしゃべりしておくわ」

「うん!」

「了解よ」

 日向と宵子の言葉に子である陽華と明夜が頷く。日向と宵子は影人たちに軽く手を振ると、そのまま離れて行った。

(な、何というか・・・・・・流石は朝宮と月下の母親だな・・・・・・)

 去り行く日向と宵子の背中を見ながら、影人は心の内でそう呟いた。嵐のよう、とまではいかないが、その場の空気を自分たちの色に染めるような、そんな雰囲気を持った人物たちだった。まさしく、陽華と明夜のような。

「いやー、まさしく名物コンビのお母様方って感じだったわ。雰囲気なんて特にそっくり。あなた達ってお母様に似たのね」

「はい。お父さんにもそう言われます」

「まあ、私のミステリアスさはマザーを凌駕してますけどね」

 真夏も影人と同じような事を思ったのだろう。陽華と明夜にそう言葉をかける。陽華と明夜は真夏の指摘を否定しなかった。

「そうだ。せっかくなら、この場にいるメンバーで、いや正確には陽華くんや明夜くんたちといった卒業生たちと帰城くんで、改めて写真を撮ってはどうだろう。皆で写る全体写真もいいが、特定の、普段から特に親しみのあるメンバーで撮る写真も残しておくのもいいと思うよ」

 ロゼが突然、というほどでもないがそんな提案をする。ロゼの提案に影人以外の者たちは、前向きな様子になる。

「いいですね! でも、せっかくならロゼさんも一緒に写りましょう! もちろん、真夏さんもシェルディアちゃんも! キトナさんもキベリアさんも!」

「そうね。私たちにとっては、ロゼさんたちも普段から特に親しみのあるメンバーだし」

「僕も賛成」

「もちろん僕もだよ」

「私も問題ありません」

 陽華の言葉に明夜、暁理、光司、イズが頷く。陽華たちにそう言われた真夏、ロゼ、シェルディアはそれぞれこう返答した。

「えー、仕方ないわね。まあ、いいわ。そういう事ならまた一緒に写ってあげるわよ!」

「何とも嬉しい言葉だね。では、お言葉に甘えさせてもらおうか」

「日に2回も写真に写るなんて久しぶりだわ」

 真夏、ロゼ、シェルディアの答えはいずれも是だった。キトナ、キベリアも恐らくは是の答えを返すだろう(キベリアに関しては答えさせられるという表現の方が適切かもしれないが)。

「じゃあ、俺は普段から特に親しみのあるメンバーじゃないので失礼して・・・・・・」

 影人は流れでフェードアウトしようとしたが、ガシッと陽華、明夜、光司、暁理に肩を掴まれた。4人はニコニコ顔で、しかし無言で影人を見つめていた。

「・・・・・・俺も一緒に写真に写らせていただきます」

 影人はガクリと肩を落とし、そう言う他なかった。









「はーい、じゃあ撮るんで準備してくださーい!」

 約10分後。影人たちは風洛高校の正門前にいた。スマホのカメラアプリを起動させ、影人たちにそう言って来たのは魅恋だ。どこで影人たちの話を聞いていたのか分からないが、魅恋はぜひ自分に写真を撮らせてほしいとお願いしてきた。特に断る理由もなかったので、陽華たちは快諾した。

 ちなみに、魅恋の隣には海公の姿があった。海公は何が嬉しいのか、ニコニコとした顔で影人たちを見つめていた。

「配置はどうしよっか?」

「取り敢えず、帰城くんが真ん中でいいんじゃない?」

「ふざけろ月下。何で在校生の俺が真ん中なんだよ。そこの卒業式の看板が見えねえのか。真ん中だけは無理だ。本気で逃げるぞ」

「どんだけ情けないんだよ君は・・・・・・まあ、でも影人の言う事は一理あるかな。一応、今日の主役は僕たち卒業生だし」

「じゃあ、早川さんと名物コンビ、イズちゃんと副会長は真ん中で、後の私たちは適当に周りを囲みましょう!」

 陽華、明夜、影人、暁理がそれぞれの意見を述べ、真夏がそれを取り纏める。結果、陽華、イズ、明夜が中心に、陽華たちの前に暁理と光司が中腰で並び、光司の横に真夏、ロゼ、暁理の横にキトナ、キベリアが並んだ。シェルディアは明夜の隣に、影人は陽華の隣に並んだ。

「じゃ、行きますよー! 3、2、1・・・・・・カシャっと!」

 魅恋のカウントダウンと共に、被写体たちはそれぞれポーズを取る。ほとんどはピースサインだ。影人も、半身の姿勢で左手だけをピースの形に変え、カメラに向けた。

「いーい感じです! じゃ、取り敢えずエアドロ◯プで写真のデータ送りますね! 送れない人は電話番号とか教えて貰えたら送ります!」

 魅恋が撮った写真をこの場にいる者たちに共有する。ロゼ、真夏以外の者たちはすぐに写真を受け取り、ロゼと真夏には2人の連絡先を知っている影人が魅恋の代わりに写真のデータを送った。

「ついでだから同級生だけの写真も撮っときなさい! 私が撮ってあげるから!」

 真夏がそんな事を言い出したので、陽華、明夜、イズ、光司、暁理、影人でもう1枚撮る事になった。影人は自分は今は同級生ではないと逃げようとしたが無駄だった。結局、正門を背景に左から陽華、明夜、イズ、暁理、光司、影人の並びでもう1枚写真が撮られた。

「これもいい感じね!」

「本当ですね。ああ、帰城くんと並んでいる写真が撮れるなんて・・・・・・感動です」

「いや、感動の理由・・・・・・」

 真夏のスマホを見て笑顔になる光司に暁理がそうツッコむ。陽華、明夜、イズも写真を見ようと真夏に近づこうとした。

「朝宮、月下、イズ」

「「「?」」」

 だが、その前に影人が3人を呼び止めた。3人は振り返り影人に顔を向けた。

「本当ならさっきプレゼントを渡す時に言うべきだったんだが・・・・・・言い忘れてた。卒業、おめでとう」

 影人は陽華、明夜、イズにそう言葉を贈った。影人からそう言われた陽華、明夜、イズは、

「うん! ありがとう!」

「ありがとう」

「ありがとうございます」

 それぞれ笑顔でそう応えた。

「来年は私たちがそう言うね!」

「だからまた留年しちゃダメよ」

「甘いですよ明夜。帰城影人の事ですから、退学している可能性もあります」

「ふざけんな。留年も退学もするかよ。来年は絶対卒業してやる」

 陽華、明夜、イズの言葉に対し影人は不機嫌そうにそう言葉を返す。影人たちはしばらくの間、写真についての感想などを話し合った。


 ――影から光へ。巣立つ者への祝福はこうしてなされたのだった。

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