第296話 再会する光と影

「はあ・・・・・・母さんと穂乃影に何て言おう・・・・」

 紫織からほぼ留年が確定しているという衝撃の事実を告げられた影人は、トボトボと廊下を歩き沈んだ気持ちになっていた。なんだろうか、こう今回ばかりは中々事実を受け止めきれないというか。スプリガンになって色々衝撃的な事を知ったり経験した影人であるが、今回の事は違う意味で衝撃的だった。

「しかし、留年か・・・・・・はあー、留年か・・・・・・」

 昇降口に辿り着いた影人は力が抜けた手で上履きと靴を交換すると、重いため息を吐いた。ダメだ。さすがの自分といえども、これは今日1日は確実に引き摺る。

「こんちくしょうが、春の陽気が苛つくぜ・・・・・・」

 外に出た影人が、春の太陽に前髪の下の目を細めながらそう呟く。今の影人の心は全てを暖かに照らすこの光とは真逆のものだ。

 影人が失意のどん底で重たい足を進めようとした時だった。影人の腹がぐぅっー、と鳴った。

「・・・・・・そう言えば、昼飯時か。ははっ、こんな時でも腹は減るかよ。ええと、財布は・・・・・・」

 影人は自分のブレザーの左ポケットをまさぐった。すると、中から黒い財布が出てくる。影人は財布の中に何円お金があるかを確認した。

「1230円か・・・・・・まあ、昼飯は食えるな。土曜って学食空いてんのかな? 取り敢えず、昼飯は外で食うから母さんに連絡してっと・・・・・・」

 ブレザー右ポケットに入れていたスマホを取り出し、昼飯はいらない旨をメッセージアプリで伝える。すると、すぐに日奈美から了解という返信が来た。

「よし、これで大丈夫だな。んじゃ、まずは学食が空いてるか確認するか」

 影人は踵を返し、再び校舎に入ろうとした。するとその時、昇降口から1人の少女が出てきた。

「あ、陽華。今部活終わったところ。うん、今日は午前だけだから。それで、お昼ご飯はどうするの? 一緒に食べる?」

 昇降口から出てきたのは1人の少女だった。ロングヘアーの髪を揺らしたクールそうな少女である。少女はスマホで誰かに電話をしていた。

「っ・・・・・・!?」

 その少女の姿を見た影人は思わず立ち止まり、固まってしまった。なぜなら、その少女の事を影人はよく知っていたからだ。クールそうな見た目の割にとんでもないポンコツ。だが、人望はある少女。

 これくらいの情報までなら、風洛高校の生徒は全員知っているだろう。なにせ、彼女と、彼女の相方はこの高校では有名人だから。

 だが、彼女と今ここにはいない彼女の相方である少女が、人々のために――光導姫という存在になって戦っていたという事は、ほとんどの者たちが知らないだろう。

「?」

 影人が固まって少女を見つめてしまっていた為だろう。少女は不思議そうな顔になり、影人の方を見つめてきた。影人の姿を見た少女は、

「っ!?」

 衝撃を受けた顔になると、影人同様に固まった。スマホからは『明夜ー? どうしたの?』と声が流れるが、少女はとてもその声に反応できる余裕がなかった。

「き・・・・帰城・・・・くん・・・・?」

 しばらく互いに固まっていた影人と少女だったが、少女が掠れたような、震えたような声でそう言葉を漏らした。その呟きを聞いた影人は、ゆっくりとその首を縦に振った。

「・・・・・・ああ、そうだ。久しぶりだな・・・・・・月下」

 影人が少女の名字を呼ぶ。そう。その少女は、かつて影人がスプリガンとして影から守っていた少女の1人。影人が消える3か月前の光と闇の最後の戦い。その戦いでレイゼロールを浄化した光導姫の1人。 

 その少女の名前は、月下明夜といった。













「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

 約30分後。影人と明夜、後は明夜と電話していた朝宮陽華は、とあるファミレスの店内にいた。陽華と明夜がテーブルを挟んで対面に腰掛け、影人が1人で2人と対峙しているという形だ。

(ど、どうしてこうなった・・・・・・)

 誰も真面目な顔で言葉を発さない。いや、正確に言うならば、何を言っていいのか分からないという感じか。だが、あまりにも気まずい空気である事には違いない。影人はこのような状況になってしまった背景を思い出す。

 学校の昇降口前でたまたま明夜と鉢合わせてしまった影人は、取り敢えず逃げようとした。明夜と何を話していいか分からなかったからだ。だが、そんな影人を明夜は「待って!」と言って追いかけてきた。その後、5分くらいは必死で逃げた影人だったが、元々モヤシで体力がなかった事もあり、明夜に捕まってしまった。情けない限りだが、情けないのが前髪なので、まあ問題はないだろう。

 そして、明夜がどうしても話がしたいと言うので、捕まった前髪は仕方なく頷いてしまったのだ。前髪が逃亡したため、学校から離れてしまったので、話し合いの場所は近くにあったこのファミレスになった。明夜は電話をして陽華を呼び、今のような状況に至るというわけだ。

 ちなみに、陽華も影人を見た時は明夜同様に固まった。まあ、昨日に突然影人の事を思い出した者ならば、大体同じような反応をするだろうが。

「あ、あのっ・・・・・・!」

 ドリンクバーのジュースで喉を潤した陽華が、意を決したように声を発する。陽華は影人を見つめながら、こう言ってきた。

「ほ、本当に・・・・・・本当に、帰城くん・・・・・・なんだよね・・・・・・?」

「・・・・・・俺以外にこんなイカした前髪の奴がいるか? ああ。正真正銘、俺は帰城影人だ。かつては、スプリガンだった者だ」

 未だにこの状況を受け入れきれていないがゆえの質問だろう。その質問に、前髪成分全開の言葉を乗せながら、影人はそう答えた。お前の前髪のどこがイカしてるんだ。バカ、ボケ、クズ前髪。

「っ、だよね・・・・・・本当に・・・・・・本当に、帰城くんなんだよね・・・・・・!」

 影人の答えを聞いた陽華は、嬉しさを噛み締めるような顔を浮かべた。

「・・・・・・帰城くん。私たちは、昨日までなぜかあなたの事を忘れてた。昨日の朝ぐらいに、唐突に、本当に唐突にあなたの事を思い出したの。私も、陽華も、香乃宮くんも。おかしいわよね、あなたがいなければ、絶対にレイゼロールは浄化出来なかったのに、私たちはいつからかあなたの功績を、自分やみんなのものだと考えていた。私は、そんな自分が許せないわ・・・・・・!」

 明夜がギュッと唇を噛みながらそんな言葉を述べた。明夜の言葉に陽華も同じような、自分が許せないといったような表情を浮かべる。

「そいつは違う。レイゼロールを浄化出来たのは、間違いなくお前らがいてくれたからだ。お前らが必死に頑張ってくれたからだ。お前らの心の光が、レイゼロールの絶望を溶かした。だから、俺はあいつと分かり合えたんだよ。そんなに自分を責めるな。それに・・・・・・お前らが俺を忘れていた原因は全部俺にあるんだよ」

 そんな2人を見た影人は首を横に振り、ハッキリとそう告げた。

「え・・・・・・?」

「私たちが帰城くんを忘れていた理由が帰城くんのせい・・・・・・? そ、それってどういう事・・・・・・?」

「ああ、実はな・・・・・・」

 影人の言葉を聞いた陽華と明夜は、意味が分からないといった顔を浮かべた。明夜にそう聞かれた影人は、軽く息を吐くと、2人に自分が自ら望んで、世界や人々の記憶から消えた事を話した。

「・・・・・・って事だ。だから、お前たちは何にも悪くないんだよ。全ては俺のエゴの結果だ」

「「・・・・・・」」

 影人の話を聞き終えた陽華と明夜は、唖然とした顔でしばらく固まっていた。

「なん・・・・・・で・・・・・・帰城くんは、何で・・・・・・!」

「あなたは・・・・・・あなたって人は・・・・・・!」

 そして、2人は影人を強く、強く見つめると、その目から涙を流した。

「何で帰城くんは全部1人で抱え込むの!? 帰城くんは分かってるの!? どれだけの人があなたに助けられて来たか! どれだけみんながあなたに感謝してきたか!」

「あなたは、あなたは優しすぎるのよッ! でも、私はあなたのその優しさが好きで、嫌いよ! あなたの行為は、みんなの事を考えての事なんだろうけど・・・・・・! でも、あなたはみんなの事を考えてない!」

 陽華と明夜が涙を流しながら、影人に溢れ出る思いをぶつけた。その思いは影人がたった1人で全てを背負い消えた事に対する悲しみと怒り。影人にそんな選択をさせた自分たちの不甲斐なさ。そして、影人の悲しすぎる優しさに対する思い。その他様々な感情がぐちゃぐちゃに混ざった、どうしようもないような感情だった。

「「「・・・・・・?」」」

 陽華と明夜の大声に、ファミレス店内の客たちが不思議そうな、或いは不審そうな顔を浮かべた。だが、陽華と明夜はそれどころではなく、影人に自分たちの思いをぶつけ続ける。

「分かってる! あなたにそんな選択をさせたのは、私たちが不甲斐なかったから! あなたは私たちのせいで、その道を選んだ! 分かってるの・・・・本当は、こんな事言っちゃいけないって! 八つ当たりだって! でも、でも・・・・・・!」

「せめて、言ってほしかった・・・・・・! 相談してほしかった! 分かってる! これは私たちの言い分だって! でも、いつもあなたに助けられていた私たちは、あなたの力になりたかった! だって、だって、あなたは・・・・・・!」

 陽華の言葉を引き継ぐようにそう言った明夜が、涙が溢れる瞳で影人の顔を見つめた。明夜の隣にいる陽華も。そして、2人は、

「「私たちの大切な人だから・・・・・・!」」

 そう言った。

(ああ、そうか・・・・・・そう言ってくれるのか、お前たちは・・・・・・)

 大切な人。ヒーローや憧れ、などといった言葉ではなく、いっそ陳腐なまでに聞こえるその言葉。だが、最も身近で、本当に大事な人にしか言わない言葉。

「はっ・・・・・・本当、お前たちはバカなくらいに善人だよな・・・・・・」

 気がつけば、影人はポツリとそう言葉を漏らしていた。無意識に小さな笑みも作りながら。

「「っ・・・・・・?」」 

 影人の呟きを聞いた2人が、意味が分からないといった顔になる。まあ、わからないだろう。捻くれ屋の言葉の正確な意味は。

(ありがとうな朝宮、月下。こんな俺のために泣いてくれて。怒ってくれて。絶対に口では言えねえが、お前らのその気持ちは、本当に嬉しいぜ)

 傲慢な言い方にはなるが、それでこそ朝宮陽華と月下明夜だ。誰に対しても真摯になれる。誰よりも真っ直ぐで優しい心を持ち、折れない本当の強さを持ち、最終的には、全ての光導姫や守護者の想いを纏め、絶望の底の底に沈んだレイゼロールを人の光で浄化した2人。

 そして、

(やっぱり、お前たちは・・・・・・スプリガンが守るべき宝だよ)

 こんな自分が守らねばと無意識に思っていた少女たち。最後まで陽華と明夜を守れてよかった。それは、明確な自分の誇りだ。少し、いやかなり傲慢で恥ずかしいが、影人はそう思った。

「・・・・・・取り敢えず、落ち着けよ。他の客の迷惑になるからな」

 内心で思った事など全く口に出さずに、影人は冷めたような反応を演じながら、陽華と明夜にそう言った。影人にそう言われた2人は、ようやく自分たちが大声を上げていた事に気づいたのか、「「あ・・・・・・」」と声を漏らし恥ずかしそうな顔になった。

「・・・・・・ったく、よくもまあ他人のために泣いて怒れるもんだよ。俺には理解出来ないぜ」

「っ、違うよ! 帰城くんは他人じゃなくて――!」

「大切な人、か? お前らが俺の事をどう思おうがそれはお前らの勝手だが、自分以外って意味じゃ他人だろ。ああ、別に皮肉とかそういうので言ってるんじゃないぜ。ただ、俺はそう思ってる、ってだけの話だ」

 陽華が言おうとしていた言葉を先を取り、影人はドリンクバーで入れたウーロン茶を啜った。そして、少し間を置きこう言葉を続けた。

「だがまあ・・・・・・お前らの気持ちは分かったよ。悪かったな、勝手に消えて。本当に。許してくれ、なんて事は言わない。何だったら、殴ってくれてもいいぜ。実際、俺は昨日激怒したソレイユの奴に殴られたし」

「な、殴る? え、ソレイユ様が帰城くんを・・・・?え、え・・・・・・?」

「あの、ソレイユ様が・・・・・・?」

 陽華と明夜は、ソレイユが影人を殴ったという言葉に大いに戸惑っていた。2人からしてみれば、あのソレイユが影人を殴ったという事実は、少し信じられなかった。

「おう。グーパンで思いっきり頬をな。あれはかなり効いたぜ。レイゼロールと嬢ちゃん・・・・・・シェルディアにも殴られこそしなかったものの、バカみたいに怒られたしな」

 昨日の事を思い出しながら、影人は少し沈んだ声を漏らす。昨日はまあ、影人が悪いのだがよく怒られた日だった。

「そ、そうなんだ・・・・・・」

「そ、それは気の毒だったわね・・・・・・」

 沈んだ声でそう言った影人に、陽華と明夜は同情するような顔を浮かべた。

「・・・・・・私たちは、今は感情がどうにかなっちゃったけど、1番帰城くんに抱いてる感情はね、嬉しさなんだ。もう1度、もう1度帰城くんに会えた。ずっとずっと、影のように私たちを助けてくれていたあなたに。その事が本当に、本当に1番嬉しい」

「私もよ。あなたにはとても返しきれない恩義がある。帰城くんが生き返った背景は、ちょっと複雑みたいだけど、今度は私たちがあなたを助けるから。力を貸すから。だから、その時は遠慮なく言ってね。じゃないと、逆に許さないから」

 陽華と明夜が笑みを浮かべる。そして、2人も、影人が昨日色々な者たちから言われた言葉を述べた。

「「おかえり、帰城くん!」」

「何かお前らにそう言われるのは、むず痒いというか恥ずかしいが・・・・・・まあ、ただいまだ。ありがとよ」

 満面の笑みでそう言って来た2人、影人は言葉通り、少し恥ずかしそうに言葉を返した。

「だが、変に馴れ合う気はないからな。俺は孤独を愛するロンリーウルフ、一匹狼だ。だから、基本は塩対応でいく」

「え、何で!? ちょ、ちょっとそれはおかしくない!?」

「凄いわね、よくもまああんな言葉のすぐ後にそう言えるもんだわ・・・・・・情緒が仕事してない」

 影人の格好をつけた(本人は本気だが)言葉を聞いた陽華は本気で戸惑い、明夜は静かに引いていた。前髪クオリティ全開の言葉を今までほとんど聞いてこなかった2人の反応は、逆に新鮮なものだった。

「おかしくはない。確かに、今まではスプリガンだってバレないように、お前らには必要以上に冷たく当たってきたが、元々俺は人とあんまり関わり合いたくないんだよ。それが俺の性分だからな」

 ニヤリと前髪特有の気色の悪い笑みを浮かべながら、影人はそう言葉を放つ。そう。例えこいつに悲しい過去があろうとも、こいつは化け物なのである。人間として、色々欠けている。やっぱり、死んでいた方がよかったのではないだろうか。

「む、むぅ・・・・・・!」

「これはかなり手強そうね・・・・・・」

 陽華は軽く膨れ、明夜は難しげな顔になる。この気難しい前髪とどう友達になるか。2人がそんな事を考えていると、ぐぅ〜と影人の腹が鳴った。

「ああ、そういや昼飯まだだったな。悪い、何か飯注文させてもらうぜ。何にするかな」

 影人は自分の腹を軽くさすると、メニュー表を手に取った。そして、昼食を何にするか考え始める。

「あ、そう言えば私たちもお昼ご飯まだだったね。明夜、メニュー取ってくれる? 一緒に見よ」

「そうね。腹が減っては何とやらと言うし。あ、陽華。ご飯ついでに帰城くんと話して仲良くなりましょ」

「あ、それいいね! ご飯の時は仲良くなる絶好のチャンスだし! うん、そうしよう!」

「聞こえてるぞ。ったく、何で香乃宮といい、お前たちといい、俺に関わり続けようとすんのかね・・・・・・」

 人生の不思議の1つだ。影人はそう思い、軽く息を吐くと再びメニュー表に目を通した。陽華と明夜も、もう1つのメニュー表を2人で見始める。

「決まったか?」

「うん!」

「私も」

「よし、ならベル鳴らすぜ」

 陽華と明夜に確認を取った影人がベルのボタンを押す。すると、少ししてウエイターが現れた。

「お待たせしました。お伺いします」

「ハンバーグとエビフライのライスセットをお願いします」

「私はカルボナーラで」

「私はハンバーガーとトマトスパゲッティとミックスフライ定食のご飯大盛りと、あとポテトの大盛りでお願いします!」

「かしこまりました。少々お待ちください」

 3人の注文を受けたウエイターはそう言うと席から離れて行った。

「しっかし・・・・・・朝宮、お前相変わらずよく食うな。俺だったらあんな注文出来ないぜ。その細い体の中によく入るな・・・・・・」

 影人が呆れたような、感心したような顔でそう呟いた。陽華の大食いは有名だが、やはり何度見ても陽華が大食いだとは中々信じられない。

「えへへ、そ、そうかな?」

「何で嬉しそうなのよ・・・・・・帰城くん、陽華はただの大食いじゃないわ。それはそれはバカみたいに食べるのよ。そのくせ、全く太らないし。この前女子数人で陽華のお腹を直接触ってみたら――」

「わ、わあ! 明夜、その話はなし! なしだから!」

 陽華が慌てて明夜の口を塞ぐ。明夜は「モゴモゴ!」と何か抗議していたが、陽華はしばらく明夜の口から手を離さなかった。

「はっ、何やってんだよ」

 その様子を見た影人が思わず小さく笑う。この2人のやり取りを見ていると、どこかバカバカしくて笑ってしまうのだ。

 その後、注文したメニューが来たので、3人は昼食を取った。陽華と明夜は何かと影人に話しかけて来たが、影人は必要最低限の言葉しか返さなかった。無駄に有言実行する男である。だが、昼食は穏やかに進んだ。

 

 ――かつて光であった少女たちと、影であった少年の再会はこうして果たされた。以前は交わらなかった光と影は、少しずつではあるが、確かに交わり始めた。

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