第251話 提督と侍VS剣鬼
「そうらよッ!」
時は少し巻き戻り、菲たちがフェリートたちと睨み合っている時。響斬との局所戦を開始した刀時は、響斬に向かって右袈裟の斬撃を放った。
「うん、いい一撃だ・・・・!」
刀時のその一撃を、響斬は自身の右手の刀で受け止めた。ガキィンという金属と金属がぶつかり合う音が響く。
「下がれ、『侍』」
「っ、あいよ!」
後方からのアイティレの声に刀時は頷くと、斜め後方に身を引いた。それと同時に、アイティレは両手の拳銃を斉射した。
「おっと」
自分に向かって飛来してくる音速の弾丸たち。だが、響斬は特段焦った様子もなく、後方に回避しながら向かって来る弾丸を斬り払った。
「やっぱり銃は恐いよね。1発1発が容易にダメージを与えれるし。小さいから斬るのも難しいしね」
「はっ、よく言うぜ。銃弾をほとんど斬り払った奴がよ」
響斬の言葉を聞いた刀時が皮肉混じりにそう言った。響斬の言葉と行動は一致していない。
「あと、最後の戦いに際してのイメチェンかい? 前会った時はジャージ姿だったが、今日はえらくしっかりした格好じゃねえか。死装束がジャージは流石に嫌だったかい?」
ついでとばかりに、刀時は響斬の格好について言及した。今日の響斬の姿は一言でいえば和装だ。更に詳しく言うならば、
「最後くらいはしっかりした格好でって思ってね。一応、ぼかぁ基本的にはずっとこの格好だったし。まあ大体君の言う通りだな。あ、烏帽子はぼかぁ嫌いだから外してるぜ。あれ蒸れるからさ。気持ち悪くって」
刀時の言葉を受けた響斬は、刀時の言葉を認めつつのんびりとした笑みを浮かべた。
「でもまあ、そんな簡単に死ぬつもりはないよ。僕が人間として生きた時代は、死ぬ事が誉れみたいな風潮だったけど、やっぱり死にたくはないし。だから・・・・・・・・斬って斬って、暴れに暴れて、敵を殺しまくった末に、仕方がなかったら死ぬよ」
「「っ・・・・!?」」
響斬がその細い糸目を少し見開く。それと同時に、響斬の全身から凄まじい闘気と殺気が放たれた。歴戦の光導姫と守護者であるアイティレと刀時は、その気に反射的に構えた。
「まずは感謝するよ。この時代に、この最後の戦いで君みたいな剣士と戦えて。よくこの時代で、それだけの剣技と経験を身に付けた。ぼかぁ嬉しいぜ」
響斬は右手で刀を中段に構えた。その顔には笑みがあった。強敵と、同じ剣士と戦える事の喜びから来る笑みが。
「一応、名乗っとこうか。今の僕は『十闇』第7の闇、『剣鬼』の響斬だ。闇に堕ちた唯の剣士だよ」
「・・・・・・なら柄じゃないが俺も一応名乗っとくぜ。守護者ランキング3位『侍』の剱原刀時だ。あと、一応第75代剱原流の継承予定者だ」
響斬の名乗りに刀時も名乗りを返す。刀時の名乗りを聞いた響斬は「なるほど、刀時くんか」と呟き、
「刻んだぜ。君の名はしっかりとね・・・・!」
思い切り地面を踏み抜き、刀時へと接近した。
「俺も刻んだよ。あんたの名をな・・・・・!」
刀時も地面を踏み抜き、響斬へと接近する。再び2人の剣士は、互いの刃が届く空間へと足を踏み入れた。
「おらッ!」
刀時は両手で刀を持ち、逆の右袈裟からの斬り上げを放った。響斬はその一撃を体を引いて回避する。
「まだまだァ!」
続けて刀時は右手と左手の位置を逆にし、刀を回転させた。そして左袈裟の斬撃を放つ。響斬はその一撃を刀でいなし、刀時の左足に向かって刀を振るった。
「おっと! 実戦だよなあ! 足狙うのは!」
刀時は左足を引きその攻撃を避けると、刀を右手だけで握り、左手で地面の砂を掴んだ。そして、それを響斬に向かって投げつける。
「だからって砂を投げるなよ! 君現代人のくせに色々癖が悪いな!」
「そりゃあ褒め言葉だ!」
刀時が投げた砂を大きく後方に飛んで避けた響斬。そんな響斬を逃すまいと、刀時は響斬を追い剣を振るう。その顔は意識的か無意識かは知らないが、笑っていた。
「っ・・・・・・・・なるほど。君もこっち側か。君みたいな人間は、さぞ退屈しただろうね。平和なこの時代に、特に日本に生まれた君は」
「分かったような口を利くじゃないか響斬さんよ! だがまあ、そうさ! あんたの言う通りだ! 俺は戦いが好きだ! 魂が震える! 生きてるって実感がァ、俺を満たすのさ! 普段は退屈な俺をよ!」
響斬に自分の本質を見破られた事を悟った刀時は、自身の思いをぶちまけた。
「だから、守護者になれた事には本当に感謝してるんだよ! 守護者になってから退屈だった俺の日常は一変した! だからよォ!」
「っ!?」
刀時は響斬に向かって一際強く踏み込み近づくと、両手で剣を握り、上段からの強烈な剣撃を放った。剱原流剣術『装斬』。全てを斬り裂く剛剣。刀時はそれを、響斬が回避できない足運びの縫い目のタイミングで放った。響斬は必然その剛剣を、自身の刀で受け止める他なかった。
「最高の殺し合いにしようぜ!」
「ぐっ・・・・! ったく、守護者の中にもイカれてる奴はいたわけだ・・・・!」
刀時の剛剣を受け止めた響斬は、少し苦しそうな顔を浮かべた。闇人としての力を全て解放した今の響斬にも、刀時の剛剣を真正面から受ける事は難しい。『装斬』とはそれほどの剛剣。現に、響斬の両手は軽く震えていた。
「『侍』、熱くなっているのかは分からんが、突出し過ぎるな。どうも今のお前は私を忘れているように思える」
「別に忘れてはいないんだけどな! だがまあ熱くなっちゃってるのは事実だな!」
刀時の斜め後方に位置し様子を窺っていたアイティレが刀時にそう言葉を飛ばした。アイティレにそう言われた刀時は、再び後方に飛ぶ。それを確認したアイティレは響斬に向かって銃撃を行いながら、響斬に接近した。
「ふっ!」
「至近距離での銃撃か・・・・・・! 厄介だな・・・・!」
アイティレの銃撃を刀で捌きながら、響斬は苦い顔を浮かべた。
「でも・・・・そこだ」
銃撃のほんの少しの、僅かな隙をついた響斬はアイティレに右手で刀の平突きを放った。だが、響斬は知らなかった。アイティレの半径1メートル以内に入ったものを――
「・・・・無駄だ」
――アイティレが凍らせる事が出来るという事を。刀の刀身はその切っ先から徐々に凍り始めた。
「っ!? マジ・・・・!?」
その現象を目の当たりにした響斬の顔色が変わる。凍った切っ先はアイティレの脇腹に当たったが、凍っていたため斬撃によるダメージは入らなかった。
「そこだ」
響斬の今の言葉の意趣返しとばかりに、アイティレは同じ言葉を呟き2丁の拳銃で響斬を銃撃した。
「ぐっ・・・・・・!?」
響斬は急いでアイティレの間合いからの離脱を試みるが、完全に回避する事は出来ずに何発か銃弾を体に受けてしまった。右肩、左脇腹、左大腿部。そこから黒い血が噴き出し着物を染める。
「ほれ、もう一丁!」
そのタイミングで刀時が再び響斬に接近し、真一文字の薙ぎを放った。響斬は何とか体を後ろに倒しその一撃を避けようとするが、これも完全には避けきれず浅くではあるが、響斬の着物と腹部を斬り裂いた。闇人の黒い血が地面に軽く飛び散った。
(っ・・・・やっぱ2対1は今の僕にはキツかったか。まあ鍛錬し直して来たって言っても、相手は最上位の光導姫と守護者だしな。そりゃ、こうなるか・・・・)
激しい痛みを感じながら、響斬は内心でそんな事を考えた。闇人としての力を解放し、なまくらだった自身の剣を多少鍛え直しても、ずっと真剣に戦い続けて来た者には敵わない。この光導姫と守護者たちが何年戦い続けて来たのかは知らないが、約100年ほど戦いと鍛錬から離れていた響斬よりかは、経験があるはずだ。だから、現在響斬が押されているこの状況は、自明の理だ。
「終わりだ・・・・!」
「チェストッ! ってなあ!」
この流れを切らすまいと、アイティレと刀時が響斬に決定的な一撃を与えようとする。アイティレは右手の銃を響斬の額に向け、刀時は響斬の体を両断しようと、横薙ぎの『装斬』を放った。
「・・・・・・・・でもだからって、諦めるわけにはいかないよなぁッ!」
落ちぶれた自分を信じてくれたレイゼロールの、今の響斬の主のためにも、諦めてなんていられない。諦観に支配される事などあってはならない。響斬は切っ先が凍った刀を振るった。その速度はまさに神速。示現流でいうならば雲耀の速度であった。
響斬の放った神速の斬撃。それはアイティレが放った弾丸を斬り裂き、刀時の『装斬』を凍っていない刀身で受け止めた。その凄まじい衝撃で、切っ先の氷にヒビが入り氷は砕け散った。
「っ!?」
「は?」
「ははっ、実戦は1番の稽古ってのはよく言ったもんだ。多少は戻って来たかな・・・・!」
まさか、捌かれるとは思っていなかったアイティレと刀時が驚いたような顔を浮かべる。響斬自身も、自身の剣の速度に驚いたような言葉を漏らした。
「だけど、まだまだなまくらだ!」
響斬は刀時の刀を流し、右の逆手で刀を持った。そして、その一撃を刀時に放つ。
「ちっ!」
刀時はその一撃を両手で剣を握り受け止めた。片手の、それも逆手の一撃だ。威力はそれほどではない。もちろん、今の響斬は闇人としての力を解放し、身体能力も向上しているので、決して軽くはなかったが。
「まあ、そうするよね」
刀が刀時の刀に防がれた瞬間、響斬は軽く笑みを浮かべた。そして右手を自分の方に引くようにして刀を滑らせた。あまりにも滑らかに。そして、響斬は刀の持ち手を左手に持ち変えると、こちらも逆手にして、刀時のガラ空きになっている右半身、その右上腕部を斬り裂いた。
「なっ!?」
「我流、剣術『
斬られた事に驚く刀時。一方、刀時を斬った響斬は笑みを浮かべていた。痛みを感じてから、何だか体の感覚が研ぎ澄まされてきたような気がする。
「ちっ、離れろ!」
響斬に斬られた刀時を見たアイティレは、響斬を追い払うべく斉射を行う。響斬は弾丸を斬り払いながら後方に引く。響斬自身もダメージを受けているからだ。
「大丈夫か、『侍』」
「おう、ありがとうねアイティレちゃん。まあ軽傷って言うと嘘になるが、大丈夫だ。まだちゃんと戦える」
響斬を警戒しながら、アイティレはチラリと刀時に視線を向けた。刀時は斬られた右上腕部を軽く見つめながら笑みを浮かべた。
「それにしても・・・・・・・ヤバいな、あの闇人、響斬の剣技。前戦った時は全く思わなかったが、ありゃ達人クラスだぜ。しかも、とびきりの。俺の爺さんよりも太刀筋と剣速が鋭い。いや、エグいぜ・・・・」
刀時は笑みを消し、真剣な顔を浮かべながら響斬を見つめた。刀時も剣士の端くれだ。今の響斬の剣技が、どれだけ凄まじいものかはよく分かった。前に釜臥山で戦った時とは、明らかに別人だ。
「いてて・・・・・ちょっとハイになってるはずなのに、普通に痛い・・・・まあ、この傷じゃ仕方ないか」
一方の響斬は全身から流れ出る黒い血を見ながらそんな言葉を漏らした。血を流す事は、闇人である響斬からしてみれば弱体化する事を示している。だが、響斬は元々闇人として能力に重さを置く闇人ではない。剣さえ振るえればいい。そして、今の自分はまあまあの重傷だが、剣は振るえる。それに闇人の自然治癒力もあるので、傷も徐々に塞がってくる。問題はない。
「ああだけど・・・・・同時に体がゾワゾワしてくるな。この感覚、懐かしいな」
それは戦いへの愉悦。自分が昂っている、興奮しているという証明。魂が熱を帯びている証拠。随分と久しぶりに感じるこの感覚を響斬は知っていた。
「さて、次は久しぶりにあれをやるかな。闇人としての力も使わないとだからね」
高揚を感じている響斬は、1度刀を鞘へと戻した。そして左手を鞘に添え左足を引き、右手で刀の持ち手を握る。それは居合の構えだった。
「っ、居合か。気をつけろよアイティレちゃん。速いやつが来るぜ」
「了解した。しかし、不可解だな。釜臥山の時にも思ったが、あの闇人未だに能力を使用していない。いったい何を考えている・・・・・・・・」
「さあな。だが単純に手を隠してるって可能性が高いんじゃないの?」
刀時の忠告に頷きつつも、アイティレは疑問の言葉を口にした。釜臥山の時は、響斬は闇人としての力を封印されていたので力を使用出来なかったという方が正しいが、アイティレは当然その事を知らない。アイティレの呟きを聞いた刀時は、視線を変わらず響斬に向けながらそう言った。
「行くぜ少年少女。我流、裏剣術――」
響斬はそう呟くと、その場で鞘から刀を抜刀した。
「――『
ビュンと刀が風を斬る音が響く。だが、振るわれた刀は当然虚空を斬るだけだった。
「「っ?」」
身構えていた刀時とアイティレは不思議そうな顔を浮かべた。いったい響斬は何をしたのか。2人にはその意図が分からなかった。
「意味が分からないって顔だね。気持ちは分かるよ。見方によっては、ぼかぁ痛い人だ。でもすぐに、いやもう分かるよ」
響斬は軽く刀を振るうと、左手をアイティレに向けた。
「だって、もう斬ったから」
響斬がそう呟くと同時に、
アイティレの胴体に何かに斬られたような傷が走った。
「っ!? ぐっ・・・・!?」
「え・・・・・・? ア、アイティレちゃん!? どうした大丈夫か!?」
右袈裟、或いは左逆袈裟から斬られたような傷だ。赤い血がアイティレの白を基調とした衣装を汚し、そのダメージからアイティレはつい片膝を地面に着いてしまった。刀時はそんなアイティレを心配するような顔を浮かべた。
「ッ、てめえ、何をしやがった・・・・!」
「おお恐い恐い。別に大した事はしてないよ。僕に出来る事は斬る事だけだからね。だから、彼女を斬らせてもらった。それだけさ」
刀時に睨みつけられた響斬は、どこかわざとらしい態度でそう答えを返した。
「斬っただと・・・・・・? バカを言うなよ! この距離だ。斬撃が届くはずがねえ! 斬撃が飛びでもしない限り・・・・っ、まさか・・・・・・!?」
「あ、意外と早く気づいたね。まあ今は漫画とかアニメとかがあるからね。僕のこの技もどんなものか予想はつきやすいか」
刀時の言葉を聞いた響斬は、刀時が思い至った可能性を自身の口から述べた。
「そうさ。斬撃を飛ばしたんだ。まあいくら剣を極めたって言っても普通は無理だよ? そんな事出来やしない。漫画とかアニメとかだと超人たちが普通にやってるけど、現実じゃ無理だ。だからぼかぁ闇人としての力を使ってる。ゆえに裏剣術ってわけさ」
そして、響斬はこう言葉を続けた。
「僕の闇の性質は『拡大』。文字通り、何かを拡大させる力だ。だから、ぼかぁいま斬撃を『その位置まで届くもの』として拡大させた。それがカラクリさ」
「っ・・・・・・・・?」
「ああ、僕がネタバラシした意味が分からないって顔だな。別に深い意味はないよ。いずれ辿り着く答えだろうし、僕の闇の性質も大したものじゃない。何せぼかぁこの性質を・・・・・・・・ってこれは流石に言わない方がいいな。とにかく気にしないでくれよ。そっちの方が盛り上がるかなって思っただけだしさ」
不可解そうな顔を浮かべた刀時に、響斬は言葉を補足した。個人的にだが、響斬は考える戦いが好きではない。だから敵に情報を教えたのだ。
「話し合いは終わりだ。そら、構えなよ。光導姫は手痛いダメージを負ったけど、君はまだまだ戦えるだろ。死合おうぜ、少年」
響斬は笑みを浮かべながら刀を構えた。響斬にそう言われた刀時は自身も刀を構える。
「ちっ、優しい見た目の割にしっかりイカれてやがる。やっぱ闇人だな。アイティレちゃん、君は下がって――」
「・・・・・いいや、私も戦うぞ『侍』・・・・! この程度の傷で、私の正義は折れない・・・・」
刀時の言葉を遮り立ち上がったアイティレはそう呟くと、自身に水色のオーラを纏わせた。同時に、アイティレの周囲の気温が下がり始める。
「っ、まさか・・・・・・・・」
「その、まさかだ。本来ならまだ使うような場面ではないし、レイゼロールのために温存しておきたかったが、そうも言ってられん。我々には、時間制限があるのだからな」
切り傷の痛みに顔を顰めながらも、アイティレは刀時にそう言った。そして、ある言葉を紡ぐ。
「我は光を臨む。力の全てを解放し、闇を浄化する力を。――光臨」
アイティレの全身が光り輝き世界を照らした。そして光が収まると、そこには光臨したアイティレの姿があった。『氷河総べる大提督』としてのアイティレの姿が。
「行くぞ『侍』・・・・! 奴を浄化する!」
「ったく、光導姫は本当女傑揃いだよな・・・・ああ、分かったぜ。なら一緒にだ!」
自身の切り傷を光臨で強化された力を使い凍らせたアイティレは、両手の銃を構えそう言った。アイティレの言葉を聞いた刀時は、敢えて明るく笑いながらそう言葉を返した。
「へえ、まだ向かって来るかい。しかも『光臨』ときたもんだ。・・・・いいね、更に燃えてきた」
その光景を見ていた響斬も笑みを浮かべる。好戦的な笑みを。
その笑みは、まさしく『剣鬼』に相応しい笑みだった。
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