第144話 カケラ争奪戦 イギリス(3)

「くくっ、こいつは間違いなく逆境だよなぁ。なら、はずだよな?」

 ゾルダートが楽しげにそう呟くと、ゾルダートに変化が訪れた。ゾルダートを包むように闇のオーラがその全身から立ち上がったのだ。その闇は激しく揺らめいていた。

「よーし、発現したな。冥のこいつは使い勝手が悪い方だが、ないよりはましだしな。さーて、これでプラマイゼロ。いや、ちょいプラスくらいかね・・・・・・!」

 力が湧いてくるような感覚。ゾルダートは腰のポーチから予備の弾倉を取り出すと、それを右の拳銃の空の弾倉と取り替えた。左手の拳銃は再びジャケットの内にしまい、腰に1本戻していたナイフを手に取る。

 そしてゾルダートは路面を踏み締め、メリーとプロトに突撃した。その速さは、まるでメリーによる弱体化の影響を受けていないように感じられた。

「ッ! プロト!」

「ああ、やるよ!」

 突撃してきたゾルダートにまずはプロトが先行した。プロトの背後からは、メリーがプロトに当たらないように銃を発砲する。この銃ももちろんメリーの武器なので、当たればゾルダートは更に弱体化する。

「はははッ! 当たるもんかよ!」

 しかしゾルダートはそう笑うと、メリーの放った銃弾を全て綺麗に回避した。そのゾルダートの身のこなしを見たメリーは少し疑問を感じた。

(っ? 気のせいですの・・・・・・・・? 弱体化しているはずなのに、俊敏さが弱体化する前よりも上がっている気が・・・・・・・もしかして、あの闇のオーラみたいなものに何か関係が?)

「プロト、気をつけなさいな! 何かおかしい気がしますわ!」

 メリーは一応プロトに声を掛けた。メリーにそう言われたプロトはただコクリと頷いた。

「ふっ・・・・・!」

「守護者さんかい! だが、てめえは! お前は後だ!」

 プロトの素早い斬り込みをアクロバティックに回避したゾルダートは、右手の銃を背面撃ちの要領で3回発砲した。そして、その勢いのままゾルダートはメリーの方に向かった。

(自ら挟み撃ちになるような形に・・・・・・? いったい何が目的だ?)

 ゾルダートから撃たれた3発の銃弾を剣で弾きながら、プロトはそんな事を考えた。普通、2対1のセオリーにおいて、1の方は背後を取られないように動くのものだ。でなければ、このように挟み撃ちという形になり、ただでさえ数的不利を背負っている1人の側が、挟み撃ちの形を2人の側に取られれば勝つ事はほぼ不可能になるからだ。

 それくらいの事をこの闇人が知らないはずがない。ゆえにプロトはゾルダートには何か目的や考えがあると察した。

「クアトルブ嬢! このまま挟み撃ちに!」

「分かりましたわ!」

 だが、こちら側にとってチャンスである事は間違いない。プロトはメリーに向かって少し大きな声でそう言った。メリーもプロトの言葉に頷く。

(それに先ほどの軽やかな回避の所作も気になる。クアトルブ嬢の能力の効果で、この闇人は身体能力や全ての能力が弱体化しているはずだ。なのに、あの身のこなしは少しおかしい・・・・・・)

 プロトはゾルダートの背中を追いながら更に思考する。それはメリーが抱いた疑問と同じものだ。

「くくっ、2対1の状況でこのパターンはほぼ詰みの絶体絶命だが・・・・・・・・今の俺ならこのパターンはめっけもんだぜ!」

 笑う、笑う。前方にはメリーが、後方からはプロトが追って来ている状況だというのに、戦いが愛しくてたまらない狂人にして闇人は心の底から楽しげに笑っていた。そのゾルダートの笑いに影響されるように、ゾルダートが纏う闇も更に激しく揺らめく。

「今度こそ派手に斬り裂いてやりますわッ!」

「後ろからというのはあまり好ましくはないけど・・・・・・・!」

 メリーが右手のサーベルを真一文字に振るい、それと同じタイミングでゾルダートに追いついたプロトが、その背に向かって片手剣を左袈裟に振るった。完璧に近い同タイミングだ。ゾルダートには、この攻撃をどうこうする事は出来ないはずだった。

 本来ならば。

「遅せェ!」 

 ゾルダートは右手の銃を地面に落とすと、右手を開いた。次の瞬間、ゾルダートの右手が真っ黒に染まりそのてのひらの中心に闇が渦巻いた。ゾルダートはその右手でサーベルの刀身を掴んだ。

 そして当然の事ながら、自分に向かって振るわれたサーベルの刀身を掴んだゾルダートは、右手から激しく黒い血を出血させた。

「なっ!?」

「必要経費ってやつだ!」

 自ら傷を負ったゾルダートに思わず目を見開くメリー。だが、ゾルダートはそれでも笑っていた。そして、ゾルダートは強引に掴んだままのサーベル引っ張ってメリーの体勢を崩し、その戦いの勘を以て左のナイフでプロトの剣を受け止めた。ノールックでだ。

「ッ・・・・・!」

「残念だったなぁ、守護者さんよ! さて、てめぇも相手してやるよ!」

 ゾルダートはプロトの剣を弾き、しゃがむと黒い血に塗れた右手で落としていた拳銃を取った。そして1発だけ拳銃を発砲した。その1発の銃弾はメリーの足に向かう。それに気づいたメリーは何とか回避しようとするが、完全に回避する事は出来ず、左足に銃弾を掠らせてしまった。

「ぐっ・・・・!?」

 メリーが苦悶の声を漏らす。メリーの左足から血が流れる。ゾルダートはメリーに傷を負わせた事を確認すると、そのまま左足を回しプロトを蹴り上げようとした。

(速い・・・・・!?)

 プロトは咄嗟に左手でゾルダートの蹴りをガードしようとした。そしてプロトのその動きを見たゾルダートはニヤリと笑みを浮かべ、靴の内側にある小さなスイッチを左足の親指で押した。

 するとゾルダートの靴、その踵から短いナイフが飛び出た。ゾルダートの蹴りを左腕で受け止めてしまったプロトは、前腕部にそのナイフが刺さってしまった。

「ッ!? 隠しナイフか・・・・・!」

「ははっ、一撃もらいィ!」

 プロトは左腕に鋭い痛みが走ったのを感じた。ゾルダートはプロトにダメージを与えた事を確認すると、もう一度左の靴内部のスイッチを押して短い刃を引っ込めた。途端、プロトのフロッグコートが赤く染まった。

「プロト!? くっ、調子に乗って!」

 プロトが怪我をしたのを見たメリーは、その瞳に怒りを宿しサーベルを振ろうとした。ゾルダートはメリーのサーベルを直接手で握り、中々に深い傷を右手に負った。ならば、先ほどよりも更に弱体化しているはずだ。

「っ!?」

 しかしメリーはその時、自分の体にある違和感を覚えた。それは、先ほどよりも少し体が重くなったような、サーベルを振る剣の速度が遅くなったようなそんな感覚であった。

(何ですのこの感じは・・・・・・!? まるで、・・・・・・・)

 メリーが突如自分を襲った違和感に戸惑う中、ゾルダートが邪悪な笑みを浮かべた。

「ははははッ! 何だよその剣は!? 鈍いなぁおい!」

 ゾルダートは余裕といった感じでメリーのサーベルを回避すると、左手のナイフをメリーの体に突き刺そうとした。弱体化しているはずだというのに、凄まじい速さだ。

「死ねよッ!」

(避けられない・・・・・・!)

 ゾルダートの攻撃に反応しようとしたメリーだが、反応が一瞬遅れてしまった。そしてその一瞬の差が、回避不能に繋がった。

 命を奪わんとする凶刃がメリーの胸の中央、心臓の位置に後少しで届くといったところで、ゾルダートは自分が急に後ろに引かれる感覚に襲われた。

「やらせるかッ!」

 メリーの心臓がナイフで貫かれる事はなかった。そのギリギリのところで、プロトが負傷した左腕でゾルダートのジャケットを掴んだからだ。そしてプロトは渾身の力を込めて、ゾルダートを引いた。痛む腕に顔を少し顰めながら。

「ああん? てめえ、まだそんな力と反応速度があったのか。お前にも傷負わせてやったってのに」

 プロトに服を引かれたゾルダートは疑問を覚えたような顔を浮かべた。この守護者は、。それなのに、この膂力と咄嗟の反応速度は中々どうして凄まじい。

「じゃあ・・・・・またてめえを痛みつけてやるよ」

 このままでは10メートル程は飛ばされるだろうと感じたゾルダートは、一瞬表情を消して冷たくそう言うと、左手に持っていたナイフをプロトの左の脇腹に突き刺した。

「ッ・・・・・・・・!」

 プロトは左脇腹に生じた激痛に更に顔を歪ませながらも、気力を振り絞りゾルダートを投げ飛ばした。プロトに投げ飛ばされたゾルダートは、大体10メートル程離れた場所に華麗に着地した。

「プロト大丈夫ですの!? ああ、私を助けてくれたばかりに・・・・・!」

「き、気にしないでくれクアトルブ嬢。僕は、僕の使命を果たしているに過ぎないから・・・・・・・・!」

 プロトの脇腹に刺さったナイフを見たメリーが、顔を青ざめさせた。プロトはメリーを心配させまいと何とか笑みを浮かべると、自分の脇腹に刺さっているナイフを引き抜いた。途端、プロトの顔が苦痛に歪む。ナイフを抜いた事によって血もドクドクと流れ出て、フロッグコートがまた赤く染まっていく。

「それに、この程度ケガの内にも入らないよ・・・・! まだ、たかが腕と脇腹を刺されただけだからね・・・・・・・・この体が動ける限り、僕は戦えるし君を守り続ける」

 左手でナイフを放り捨てたプロトは、どこまでも気丈に振る舞ってみせた。守護者たる自分が光導姫に心配を掛けるわけにはいかない。それはプロトの信条の1つだった。

「くくくっ、頑丈な守護者さんだなぁ。よくもまあ、脇腹ぶっ刺されてそこまで言えるもんだぜ」

 プロトの姿を見たゾルダートが褒めるようにそう言った。そして、腰のポーチから包帯を取り出したゾルダートはそれを右手に巻いていった。先ほどメリーのサーベルを受け止めた時に負傷した箇所だ。掌が血まみれというのは武器を握りにくいし、過度な出血は自身の更なる弱体化にも繋がる。

「だが、あんたはもう怖くねえな守護者さんよ。そんだけ派手に血流してりゃまともに動けねえだろ。それに・・・・・・おおっと、わざわざ言う必要はねえな」

 右手をしっかりと包帯で巻いたゾルダートはニヤリとした笑みを浮かべた。ゾルダートがプロトの事を怖くないといった理由は実はもう1つあるのだが、それを言ってしまうのは今のところデメリットでしかない。

(しっかし、中々いい能力だなこいつは。今のところ、ストックは冥のコレといま取ったコレ、あとは女主人サマミストレスのアレの3つだけだが・・・・・この状況なら、上手く行きゃ2人とも殺せるかもな)

 ゾルダートは今の自分の状態と、軽傷のメリーとほとんど重傷に近いプロトを材料にしながら内心そう呟いた。未だに光導姫の方は厄介だが、あれも拳銃で多少の傷はつけた。現在のゾルダートと同じくらいには弱体化している。ならば、勝ちの目はいくらでもある。

 守護者の方に関しては、靴裏の隠しナイフでそれなりの刺し傷を、普通のナイフで脇腹に重大な刺し傷を与えたので、かなり弱体化しているはずだ。ゾルダートには、どれくらいの傷でどれくらい相手が弱体化するのかは分からないが、明らかに今のゾルダートよりは弱いはずだ。

 それに揺らめく闇のオーラを纏った自分のこの状態。逆境になればなるほど、今のゾルダートは強くなっていく。負ける要素はほとんどない。

「くくっ、さあ次で最終ラウンドと行こうじゃねえかお2人さんよぉ! 最後の最後まで、この戦いを楽しもうぜぇ!」

 ゾルダートは右手に拳銃を、左手は徒手のまま両手を広げメリーとプロトにそう言った。ゾルダートは今とても楽しい。生を実感している。だから、気がかなり昂っている。

「言われなくても次の攻防で決めてやりますわッ! プロト、あなたは下がってください。その傷は本来なら一刻も早く治療が必要な傷ですわ。そんな状態で、最上位闇人相手にまともには戦えません事よ」

「言ったはずだよ、クアトルブ嬢・・・・・・・僕はこの体が動く限り、僕の使命を果たす。悪いけど、そのお願いは今度は聞けない・・・・・!」

 プロトの身を案じたメリーは、先ほどとは違う理由でプロトに後退するように伝えたが、プロトはその言葉を拒否した。そこだけはどうしても譲る気はない。

「あなたは本当に頑固な方ですわね・・・・・・・なら、分かりましたわ。一緒に戦いましょう。その代わり、絶対に死なないでくださいまし。・・・・・それと、危ないところを助けていただき本当にありがとうございました。あなたのおかげで、私はまだ生きていられますわ。あなたに心からの感謝を」

 メリーはまだ伝えられていなかった感謝の言葉をプロトに伝えた。謝罪よりは感謝を。助けてもらった身で傲慢かもしれないが、メリーはそちらの方が正しいような気がした。

「どういたしまして、淑女様レディー。その言葉だけで、僕はどこまでも戦えるよ」

 そして、プロトはメリーの感謝の言葉に素直に喜びの言葉を口にした。

「では、気張りましょうプロト。これをあの闇人が言うように最後の攻防にして、あの闇人を浄化するなり撃退するなりしますわよ。そして、私はレイゼロールを追いますわ」

「うん、もちろん僕も一緒にね・・・・・・!」

 メリーとプロトは強気に笑みを浮かべながら、そう言い合った。

 ロンドンの朝に鉄の匂いが混じった風が舞う。それが示すのは、この戦いの終幕かはたまた命の終幕か。風は気まぐれ。どこにどう吹くかは誰にも分からない。

 それが分かるのは――これからだ。













「なあおい、レイゼロール。やっぱ暇そうだから、ゾルダートのとこ戻っていいか? 誰も敵が現れねえしよ。つまんねえ」

「・・・・・・・我慢しろ、冥。我の妨害をする者がまだ現れていないだけで、これから現れる可能性も十分にあるのだからな」

 一方、ゾルダートに足止めを任せビックベンを目指していたレイゼロールと冥は、ガラリとしたロンドンの街中を駆けながらそんな言葉を交わしていた。

「さっきも聞いたぜそれ。俺は戦いたいんだよ。だからお前について来てやった。だが、結果はどうだよ? ロンドンでただ走ってるだけ。クソほど面白くねえ」

 レイゼロールの言葉を受けた冥は苛ついたような顔を浮かべた。ゾルダートに光導姫と守護者を任せた後、レイゼロールと冥は目的地を目指すべく駆けている訳だが、新たな妨害者は誰1人として現れない。それが冥には面白くないのだ。

「スプリガンの奴でも現れるかもって密かに期待してたんだがな・・・・・・・・」

「・・・・・まだ分からんぞ。奴は神出鬼没。いつどこに現れるかは分からないからな」

 苛立つ冥が黒い金眼の怪人の名を言葉に出す。今のところ、あの怪人はまだ自分たちの前には現れていない。しかし、だからといってスプリガンが出現しないとは限らない。レイゼロールは冥にそう言葉を返した。

(パリにまで我の前に現れた奴が、ロンドンに現れないというのは逆に不自然な気もするしな・・・・・・)

 レイゼロールがそんな事を思っていると、正面に大きな橋とその向こうに大きな時計塔の姿がみえてきた。時計塔の袂に掛かる橋が、ウェストミンスター橋。そして橋の向こうにあるのが、レイゼロールたちが目指しているクロックタワー(正式名称は現在はエリザベスタワーであるが、レイゼロールはその事を知らない)。通称ビックベンである。

「チッ、もう目的地かよ。俺はこんなチンケな橋と古臭い時計塔を見に来たわけじゃ――」

 冥が舌打ちをしたその時、ある事が起きた。

「・・・・・・・・・・・」

 いったい、いつからそこにいたかは分からない。建物の上から走るレイゼロールと冥を見下していた者がいた。黒いフードを被り、黒いローブ纏った漆黒の人物である。その男は右手に凶々しい黒い大鎌を携えていた。その人物の姿と手に持つ大鎌は、その人物に死神という言葉を連想させる。

 その死神のような人物は、自分のいる建物の真下にレイゼロールが来たのを確認すると、建物から飛んだ。

 そして、その大鎌をレイゼロールに向かって振るった。

「ッ!?」

 直前で上空から降ってくる影に気がついたレイゼロールは、その場から急いで飛び退いた。

 次の瞬間、何かが破砕するような音が響いた。コンクリートに大鎌が突き刺さった音だ。 

「っ!? 誰だてめぇ・・・・・・? おい、レイゼロール大丈夫かよ」

 突如降って沸いた謎の人物に、冥は一瞬驚いたような表情を浮かべたが、すぐに警戒した表情になると、レイゼロールのいる位置まで下がって来た。

「問題ない。それよりも・・・・・・・・貴様か。神殺しの大鎌を持つ者よ。なにゆえ貴様は我の前に現れる?」

 レイゼロールは冥にそう言うと、黒フードの人物にそう問いかけた。レイゼロールはこの人物と1度会った事がある。1番目のカケラのあった場所、スイスで。

「・・・・・・・」

 しかし、黒フードの人物は何も答えない。ただその手に持つ大鎌――フェルフィズの大鎌を構えただけだ。

「・・・・・・だんまりか。貴様といいスプリガンといい、口数が少ない奴らが多いな」

 レイゼロールは軽くため息を吐くと、その凍えるようなアイスブルーの瞳を細め黒フードの人物を睨んだ。

「・・・・・・・・・いいだろう。我の前に立ち塞がるなら、貴様を排除する。そのフードに隠された素顔見てやろう」

 レイゼロールの肉体を闇が包む。闇はオーラのようにレイゼロールに纏われた。闇による常態的な身体能力の強化だ。

「冥、やるぞ。お前だけに任せるには、奴の武器は危険すぎる。最初に言っておく。奴の鎌からダメージを受けるな。あの鎌に刈られたが最後・・・・・・全ての生命は死に絶える」

「マジかよ・・・・・はっ、いいぜ。ようやく面白くなってきやがった! ああ、ってやるよ!」

 冥は嬉しそうな笑みを浮かべると、自身の拳を構えた。その瞳の奥には戦いを求める修羅の激情が燃えている。


 ――どうやら、ロンドンでの戦いは更に激化しそうだ。

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