第93話 夏だ、補習だ、クソッタレ(1)

 1億と2000年ぶりのギャグ回である。


 終業式を先週の金曜日に終え、夏休みに突入した東京郊外にある都立風洛西高校。今日は終業式から2日経った7月22日の月曜日。本来ならば、勉強に熱心な生徒は夏の講習を受けるため、部活動を行なっている生徒たち部活動をするため、それ以外の生徒は滅多な事がなければ学校には来ない。

 だが、それらの理由以外で学校に来る生徒もいる。――そう、例えば補習とかである。

「――やあ、諸君久しぶりだ。また君たちとこうして会えて俺は嬉しいよ」

 2年生のとある教室、時刻は午前8時50分。教壇に立つメガネを掛けた生徒が、バラバラに座っている5人の男子生徒たちを見渡しながら、そう言葉を述べた。

「だが、だがだ! なぜ君たちや俺はここにいるのか!? 今は夏休みだ! しかし俺たちは部活をするでも講習を受けるでもなく学校に来ている! なぜだ!?」

 メガネを掛けた生徒――男子生徒Bが、バサリと両手を広げ、座っている5人の男子生徒たちにそう問いかけた。その口調には、夏の暑さのような熱がこもっていた。

「・・・・・・・・B、それは俺たちが禁忌を犯したからだ。今になって、いや、本当はあの中間試験の時に廊下に立たされた時から思っていた・・・・・・俺たちは勇者じゃなかったんだ。俺たちは・・・・・どうしよもない愚者だったのさ」

 Bのその問いかけに、前から2列目の席に座っていた男子生徒Aが、フッと悲しげな表情でそう答えてみせた。Aのその答えに残りの男子生徒たちも悲しげな表情で頷いていた。

「A ・・・・・・」

 Aの悲しみから悟ったような声音を聞いたBは、一瞬他の生徒たち同様少し悲しげな表情を浮かべた。

「つーか誰がBだこら!? 俺はそこらのモブか!? 俺にもちゃんと『あまつさいが』って名前があんだよ! 親から祝福を受けて俺は生まれてきたんだよ!」

 だが、Bはなぜか唐突にキレた。

「いや知らねえよ!? そもそも俺お前の名前知らなかったし! つーか天才って名前マジかよ!? 失礼だけど親御さん正気か!?」

 なんか急にキレたB、もとい天才にAも先ほどまでの悲しい表情はどこへやら、ふっつうーに「は!?」といった顔でツッコミを入れた。

「そうさ! 名字が天で才が名前だ! 正直小学校高学年くらいから、俺の親マジかよって俺も思ってたわ! 強気過ぎだろってな! しかも結局俺はアホだ! メガネ掛けてるからって頭賢いわけじゃねえぞ! ちなみにお察しの通り、俺のあだ名はずっと『天才(笑)』だ! こんちくしょうが!!」 

 ドンッと教卓を叩いた天才(笑)。なんか溜まっていたのだろうか。登場2回目にして色々とぶっちゃけた天才(笑)。とりあえず天才(笑)って書くの面倒だから、やっぱBでいいや。

「お前の事なんてどうでもいいんだよ『天才(笑)』! つーかずるいぞ! お前だけ売名しやがって!」

「そうだそうだ! 俺らは仲良くアルファベットブラザーズのはずだったろ!?」

「しかも名前濃いんだよ! お前俺らと一緒で見た目モブだろ! ギャップか!? ギャップ狙ってんのか!?」

「お前が名乗るなら、俺も名乗るぜ! 実は俺の名前『ジャストコミ◯ニケーション』って言うんだ! 雨に打たれながら色褪せない熱い想いを身体中で伝えたいぜ!」

「「「「「いやそれは嘘だろ!?」」」」」

 AとB以外の男子生徒C、D、E、F、がガヤガヤといった感じでヤジを飛ばすが、Fの突然の嘘ぶっ込みにより、F以外の生徒どもは揃って反射的にツッコミを入れた。結局、Fの名前は分からなかったが、Fが熱烈なTWO―M◯Xのファンである事は伝わった。もしくはヤベェ奴らしか出てこないロボット作品のファンか。

「とりあえずコホンッ! いいか、諸君。色々とヒートアップしてしまったが、一旦落ち着こう」

 急に壊れたブレーキを今更無理やり直そうとしてる感がすごいが、Bは咳払いをして場の空気のリセットを図った。壊した張本人がいきなり何ブレーキを直そうとしているのか。事実、他の5人も「とりあえずコホンッて何だよ!?」、「いきなりヒートアップしたのお前じゃねえか!」、「そうだぞ天才(笑)!」、「とりあえず何かメガネ割れろ!」、「どしたぁ!? 話聞こか!?」とBの無茶な仕切り直しにギャースカギャースカと文句をぶちまけた。

「ええい、静まれ! 諸君急だが1つお願いがある。今から俺の言うことを復唱してほしい。理由は簡単、雰囲気だ」

 再びバンッと教卓を叩くB。そんなBを見たAとCは、「マジで急すぎんだよ・・・・・・」、「普通に言っている意味が分からん・・・・・」と呆れていた。他の3人は軽く思考を放棄していたので、無表情であった。

「諸君――夏だな」

「「「「「・・・・・夏だな」」」」」

 しかし、なんだかんだノリはいいアルファベット共である。Bが復唱してくれと言った言葉を5人は復唱した。

 そんな5人の様子を見たBはどこか満足気だった。やはり自分と同じアホ共なので、ノリはいいらしい。Bはその事を再確認すると、次の言葉を述べた。

「諸君――補習だな」

「「「「「・・・・・補習だな」」」」」 

 自分たちがここにいるそもそもの理由を急に述べたB。そしてとりあえず復唱するA、C、D、E、Fのアルファベット共。

「諸君――クソッタレだな!」

「「「「「クソッタレだな!!」」」」」

 アホの叫びに残りのアホ共も呼応した。一般の良識ある人々には彼らアホ共の言葉の意味はあまり分からないであろうと思うので、軽く説明しておく。要するにこいつらが言いたいのは、「いま夏やん? 俺たち補習やん? クソじゃね?」という事である。すこぶる分かりにくい。なら一言でいえやと言いたい所存である。

 そもそも、こいつらが補習に呼ばれた理由はこいつらが中間試験の時にカンニングをしたからである。仏の顔も3度までと言うが、仏も1度で見捨てるほどの自業自得ぶりだ。

「今は高2の夏だ! まさしく青春真っ盛り! 遊びまくるぜベイベ! 夏の海が! 水着女子たちが俺たちを待ってる季節のはずだ! だって言うのに俺たちは補習だ! 何故なのか!?」

 何度でも言おう。お前らがカンニングしたからである。

 Bは真剣そのものの表情で拳を握る。熱い、熱い口調で自説を語るB。いかにもアホっぽい言葉であるが、Bはアホなのでその事には気がつかなかった。ああ、憐れかな。

「そうだ・・・・・・・こんな夏はおかしい!」

「ああ、その通りだぜ!」

「海は? 山は? 異性とのときめく出会いはどこだ!?」

「水着女子山ガールはいずこに!?」

「儚くも永久のカナシだぜ!」

 そして残りもアホなので、Bに速攻感化されたようにそれぞれ知能指数2くらいの言葉を叫んだ。ああ、救いようのないアホどもだ。

「――坊やだからさ。じゃねえ、さっきから何やってやがんだアホ共」

「「「「「「!?」」」」」」

 どこか気怠げな女性の声が響く。盛り上がっていた6人は驚いたように声のした方向に顔を向けた。

「ったく、朝から元気だな。こっちは予定外の仕事が入って眠いし気分も悪いってのに」

 教室前方の扉。半開きになっているその扉にもたれかかるようにして、1人の女性がいた。ダウナーな感じのその女性は、風洛高校の教員の1人であり、どこぞの前髪が所属する2年7組の担任教師でもある、榊原紫織であった。

「「「「「「せ、先生・・・・・・・」」」」」」

 先ほどの盛り上がりはどこへやら、アホ共は血の気の引いたような顔でそう呟いた。

「あ、あの一体いつ頃からいらっしゃったんですか・・・・・・・・?」

 教壇に立っていたBが、恐る恐るそう聞いた。あのテンションを一体いつ頃から見られていたのか。答えによっては、かなり恥ずかしい目に合うだろう。

「ああ? そうだな・・・・・・お前が教壇に立ち始めた辺りからか?」

「それほぼ最初からじゃないですか!?」

 ぬああああと頭を抱えるB。どうやら今夜はベッドでのたうち回る事になりそうだ。出来れば一生回っていてくれ。

 残りの5人も羞恥から顔を赤く染め、無言で俯いた。Bは叫んだが、5人は発散せずに溜め込むタイプだったようである。

「どうでもいいけど、さっさと教壇から降りろ。 そこは私の場所だ」

「は、はい! すんませんでしたー!」

 紫織の言葉を受けたBはすぐさま教壇を降りて、そこらの席へと座った。

「さて、んじゃ補習を始める前にだ。お前らには面倒だが、言っておかなければならない事がある」

 教科書と紙を何束かを教卓に置いた紫織は、面倒くさそうにそう前置きした。

「「「「「「ゴ、ゴクリ・・・・・・」」」」」」

 6人は紫織のその前置きに緊張した表情を浮かべた。いったい何を言われるのだろうか。

「とりあえず恨み言からだな。いいか、アホ共。お前たちのせいで私は仕事が増えた。端的に言って死ね」

 紫織は目を細め機嫌が悪そうにそう言った。そもそも教師という仕事はただでさえ仕事量が多く、給料と釣り合っていないというのに、余計で面倒な仕事を増やされればそうも言いたくなるというものだ。そして紫織は、本当に端的に自分が思っている事を言った。悪い言葉だが、便利な言葉である。

「あ、はい・・・・・・マジですんませんでした」

「本当にすいません・・・・・・」

「先生の言い分はごもっともです・・・・・・」

「申し開きもないです・・・・・・」

「実はメチャクチャ後悔してます・・・・・・」

「僕は死にましぇん! ・・・・・あ、本当にごめんなさいっす。もうふざけないんで、その殺人的な視線と今にも投げようとしてる教科書どうにかしていただけませんか?」

 流石に「教師がそんな言葉を使うのはどうなんだ!」的な声は上がらなかった。まあ当然だ。紫織の恨みはもっともで、きっと自分たちも逆の立場なら間違いなくそう思うだろう。

「・・・・・・・・・・はあー、お前ら本当やるなら上手くやれよ。バレなきゃカンニングじゃないんだからさ。詰めが甘いんだよ」

「「「「「「え、ええー・・・・・・・」」」」」」

 どこかズレた、というかほとんどアウトな言葉を呟いた紫織に、今度はさすがのアホ共もそんな言葉を漏らした。論点は間違いなくそこではない。 

「とりあえず、私の恨み言はこれくらいにしておいてやる。他の教科の教師共も恨み言を言うかもしれんが、そこは仕方なく聞いといてやれよ。それじゃあ、補習の説明だ」

 紫織はガリガリと頭を掻くと、補習についての説明を始めた。と言っても、だいたい事務的なものだ。補習の授業を受けて最後の試験を突破すれば、前期の単位を認定する。ただそれだけである。

「つーわけだ。分かったなら死ぬ気で授業受けろよ。じゃなきゃ留年だ。以上で説明終わり。それじゃあ面倒だが授業始めるぞー。教科書はあるな? 後、前に授業プリントあるから各自取りに来い」

「「「「「「はーい」」」」」」

 6人は了承の返事を返すと、紫織のいる教卓に足を運んだ。

 こうして補習授業は始まった。













「――午前の補習は終わりです。アホ共・・・・・・もとい皆さんはお昼休みです」

 2限目の数学の教師がどこか疲れたような顔でそう告げた。軽くボロを出してしまったようだが、それは仕方ないだろう。教師は先ほどの授業でそれはそれは疲れてしまったのだ。

 なぜならば、目の前のアホ共がアホな答えを連発したからである。

 例えばこの問題の答えはという問いかけに、「わかりました! 答えはなんかの数字です!」といった答えを返したり、この座標の位置はという問いかけには、「分からない、でも分からないから足掻くんだ!」といった意味不明な答えを返してきたりと、それはそれは壮絶なまでにアホだった。そんなんでよく期末のテスト通ったなと思うほどである。

「それじゃあ、私はこれで失礼します・・・・・本当に言いたくはありませんが、また次回の授業でお会いしましょう・・・・・・・・・」

 トボトボとどこか哀愁漂うような背中を見せながら、数学の男性教師は教室を後にした。

「やっと午前の補習は終わりか。というかなぜ俺たちより教師の方が疲れているんだ?」

「知らん。それより食堂行こうぜ。腹減った」

「だな。今日のメニューなんだろな」

「つーか榊原先生の授業怖かったな・・・・・・真面目にやってんのに、すっげえキレるし」

「本当にな。俺たちアホだぜ? 仕方ねえじゃん」

「うるせえぞアホ共。おら、アホはアホらしく飯食いに行くぞ」

 午前の補習を終えたアホ6人はゾロゾロと教室を出た。風洛高校は夏休み期間でも学食は空いているので、6人は1階へと向かった。

「うん? 夏休みだってのにまあまあ混んでるな。こりゃ先に席を確保した方がいいか」

 Cがキョロキョロと辺りを見回す。夏休み中であるのに、学食エリアにはけっこうな数の生徒たちがいた。おそらく部活動の生徒たちと、夏の講習を受けている生徒たちだ。

「お、ちょうどあそこ6席空いてるぞ。あそこにするべ」

 Dが空いている席を指差す。おあつらえ向きに3席、その向かいにまた3席空席があった。

「そうだな。じゃあ最初は俺と天才(笑)とCが待つことにして、DとEとFは先に注文してこいよ。2人ともそれでいいか?」

 Aが5人に向かってそう提案した。Aの確認の言葉にBとCはそれぞれ頷いた。

「異議なし」

「俺も異議なしだが、貶すでもなく普通に天才(笑)は逆にメンタルに来るからやめろ」

「ああ、それはすまん。じゃ、そういう事だから先に行ってこいよ」

「「「ういー」」」

 そういうわけでDとEとFは先に昼飯を注文しに行った。AとBとCは席に座って3人を待つ。

 それから3分後、DとEとFがトレーを持って戻ってきた。

「お待っとさん。今日の学食は、豚しゃぶ定食とチキンカツ定食と肉野菜炒め定食だったぜ」

「おお、サンキュー。んじゃ、俺はチキンカツ定食にしようかね。行こうぜ、B、C」

「「おー」」

 Fの情報にお礼を言ったAは何を頼むかを即座に決めるとBとCにそう呼びかけた。ちなみに、Fは豚しゃぶ定食で、DとEはチキンカツ定食だった。

 それからA、B、Cもそれぞれトレーを持って席に戻ってきた。Aは決めていた通りチキンカツ定食、Bは肉野菜炒め定食、Cは豚しゃぶ定食だ。

「「「「「「いただきまーす」」」」」」

 6人はそれぞれ手を合わせ昼飯にありついた。昼飯を食っている間、6人はいかにも男子高校生らしい話に花を咲かせた。

「そう言えば野郎ども。彼女のいないお前らに聞くが、お前らはウチの高校だとどんな子が好みだ? 答えろよ」

 Aが話の種がてらそんな話題を振る。そのAの話題に最初に食いついたのはBだった。

「勝手に彼女いないって決めつけんなアホ。どうせお前もいねえだろうが。俺はそうだな・・・・・なんだかんだ朝宮さんとかかな。可愛くて明るくて、何より笑顔が素晴らしい」

「お、Bは朝宮さんが好みか。確かにあの誰隔てない明るさはいいよなー。でも俺は月下さん派かな」

「分かるぜC。見た目クールビューティーなのに、俺らと大差ないポンコツ具合。あのギャップがたまらねえ」

「おいおい、D。ギャップを語るなら早川さんもだろ。見た目男子っぽい僕っ娘。最高に萌えるじゃねえか。絶対女の子っぽい服装したら可愛いぜ。まあ、制服のズボン姿でも可愛いけどよ」

「そういやEの言った早川さんで思い出したが、あの前髪くんよく早川さんといるよな。もしかして付き合ってんのかな?」

 Fが言った前髪くんというのは、言わずもがな影人のことだ。だが、6人は影人の名前を知らないので影人の特徴から前髪くんと呼んでいた。

「そうだったら羨まけしからんぶっ殺したいが、どうだかな。早川さん女子からも人気高いしそういった噂があるなら、もうとっくに広まってると思うぞ?」

「確かにそうだな・・・・・・じゃあ前髪くんは無罪って事だな」

「流石は俺たちの中で唯一偉業を成功させた勇者だぜ。やはり俺たちは魂の友ソウルメイトだ」

「うむ。誇るべき我らの盟友だな」

「ああ、彼は見た目こそ地味だが漢だ」

 Fの言葉から影人の話題に移ったA、B、C、D、Eは讃えるような言葉で前髪野朗に賛辞を送った。普段の影人ならば、嫌な顔をするのが普通だ。だが、あの前髪もどこかアホといえばアホなので、このアホ共の言葉を聞いていたら、フッと気色悪く笑みを浮かべながら喜ぶはずだ。間違いないと言い切れる。

 それからワイワイと他の話題で盛り上がりながらも、6人は昼食を食べ終えた。トレーを返却口に戻して、6人は学食エリアから出た。

「あー、午後の補習だりぃな。欲を言えば、このままサボりたいぜ。でも、サボったら留年確定だからなー。さすがにそれは嫌だ」

「気持ちは分かる。このままゲーセンとかカラオケと洒落込みたい。エスケープからの地元遊び。これも学生の青春の1つだからな」

 Aの嘆きにBがメガネをクイっと上げながらそう言った。賢そうな仕草だが、こいつは天才(笑)である。え、面倒だからもう地の文ではそう書かないんじゃなかったかって? うるせえ!

 読者様に暴言を吐くゴミカス作者の事は銀河の彼方にロケットで飛ばすとして、Bの言葉に今度はCが反応した。

「んじゃあさ、補習終わったら6人で遊びに行こうぜ! ゲーセンもカラオケも行こう!」

「賛成だぜC。やべえ、そう思うとワクワクしてきた!」

「Dに同意だ。補習終わったら楽しい事があるって思うと、軽くやる気が出てきたぜ!」

「よーし、そうと決まれば気合入れていこうぜお前ら! えいえいおーだ!」

 Fが右手を掲げた。そのFの仕草に残り5人も反応し、F同様右手を掲げる。

「「「「「えいえいおー!」」」」」

 軽い約束をして、6人は午後の補習に臨むのだった。

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