第80話 それでも少年は笑い、少女たちは前を向く

「・・・・・・・・・ラルバ、あなたの言っている事は理解できます。私もスプリガンのあの言葉を聞いていた身です。ですが、あなたは少し急ぎすぎている気がします」

 ラルバの発言にソレイユは一定の理解を示しながらも、ラルバの提案に待ったを掛けた。

「確かにスプリガンのあの発言は、私たちの敵となると言った事と同義に思えます。ですが、彼は自分の目的の邪魔にならない限りと言いました。つまり、スプリガンが敵に回るのはということです。ですから、あなたのその提案に私は反対です」

「なぜだいソレイユ? 奴は自分の目的も何も明かさずに一方的にあんな事を言ってきたんだぞ。奴の発言を聞いたなら分かるだろ。スプリガンは俺たちと馴れ合う気はないし、敵になる可能性もあると明言してるんだ。なら、早いうちからスプリガンを敵として全ての光導姫と守護者に伝えた方が、いいんじゃないか?」

 ソレイユの反論に、だがラルバも自分の意見を曲げる事なくそう言葉を返した。どうやらラルバは意見を変えそうにないとソレイユは思った。

(まずいですね・・・・・・・・・ラルバの意見は前とは違って別段過激でもない。なぜなら、この議題の主役とも言うべきスプリガンが、自らあんな発言をしたから。闇の力を扱い、そのような危険とも取れる発言をした者を敵と確定するのは、神という責任ある立場ならむしろ当然ともいえる判断です)

 そう。ソレイユとラルバは光導姫と守護者という、命の危険の伴う仕事に命令を下す責任ある立場なのだ。であるならば、戦いに関わるイレギュラーを出来るだけ無くそうとするのは、何ら間違った判断ではない。そして、そのイレギュラーたる人物が敵になる可能性があると明言したのならば、尚更だ。

 ゆえに、今回はソレイユもそれ程強くラルバに反対する事は難しいのだ。

(さて、どうしましょうか。今このタイミングで影人が全ての光導姫と守護者の敵になるのはまだ早すぎる。本人はあの性格ですから別に気にはしない、どころか「上等だ」とか言いそうですけど、私としてはまだ影人に今までの立場で活躍してもらいたい)

 ソレイユとしては、スプリガンが光導姫・守護者から敵認定をされるといった出来事は避けたい。そうなれば、影人は守り助けるべき対象の光導姫と守護者からも攻撃を受けてしまうからだ。今までは、『提督』という例外こそいたものの、基本的に光導姫と守護者はスプリガンを攻撃しなかった。それは、スプリガンが敵か味方か分からなかったからだ。

 だが敵認定をされてしまえば、スプリガンは光導姫や守護者から攻撃されるだろう。別にソレイユは影人が光導姫や守護者に負けるとは思っていない。影人の持つ力は、光導姫や守護者とは比べものにならない力だし、帰城影人という少年本人も戦いにおいては恐ろしい程に冷静で的確な判断を下す。だから、ソレイユはそういった事は気にしていなかった。

 問題は、その攻撃などによって影人の行動が制限されるという事だ。影人は当然ではあるが、レイゼロールサイドからは敵認定を受けている。むろんレイゼロールサイドは、スプリガンを攻撃してくる。そこに本来は味方である光導姫や守護者からも攻撃を受ければ、いくら影人といえども、その行動を制限されてしまう。

 行動の制限によってどのような危険性があるのかというと、例えば助けられたはずの光導姫や守護者を助けられなかったり、逆に影人が光導姫や守護者の攻撃によって受けなかったはずのダメージを受ける、といったようなものが挙げられる。

(それにここで影人が敵認定されてしまえば、スプリガンを信じている陽華と明夜の精神状態も不安定になってしまう。あの子たちはまだ新人ではありますが、レイゼロールを浄化するための希望。そんな子たちの精神状態が不安定になってしまう事は避けたい)

 不安定といえば、今の陽華と明夜の精神状態も充分に不安定だ。むろん、ソレイユもその事は知っている。だが、彼女たちはいずれまた前を向くだろうとソレイユは考えていた。あの2人の心の強さと明るさをソレイユは知っている。

 しかし、ここでスプリガンが敵認定をされてしまってはその機会が大幅に遅れてしまうだろう。その事は避けなければならない。

(ですが、私も強固な反対の立場は今回は取れない。さすがにこの状況でラルバの意見に反対し続けてしまえば、私はラルバに怪しまれる・・・・・・・・全く、結構な大ピンチですね。思わず影人を恨んでしまいそうです)

 別にソレイユは本気で影人に対して恨みを抱いているのではない。影人にも言ったように、ソレイユも影人のあの発言は必要なものであったと考えている。あの発言によって、スプリガンの表向きの立場は修正され補強されたが、そのデメリットの1つが今のラルバだ。初めからスプリガンを危険と考えていた守護者の神に、敵であるという材料と証拠を与えてしまった。

(・・・・・・・・・・・・この状況で最もベストな選択は今のところコレしかありませんか)

 思考を高速化していたソレイユは、頭の中に1つの結論を思いついた。正直、苦肉の策ではあるが今はこれくらいしか思いつかない。

「・・・・・・・・ラルバ、あなたの言い分は最もです。同じ責任ある神としてあなたの考えは理解できる。ですが、私の意見もまた筋は通っているはずです」

「それは・・・・・・確かにそうだけど、今回に限っては俺は自分の意見は曲げないよ。例え君に何か言われてもね、ソレイユ」

 ソレイユの言葉にラルバも少しは理解を示したが、やはり意見を変えようとは考えていないようだ。

「ええ、それは分かっています。そこで1つ提案があるのです」

「提案・・・・・・・・?」

 その言葉にラルバが疑問から眉を潜めた。いったいソレイユにはどのような提案があるというのか。

「はい。私の提案、それは――」

 ソレイユは自身の提案をラルバに伝えた。











「――というわけで、あなたを敵とするか否かは次の光導会議と守護会議の各ランキング10位の意見を聞いてから、という事になりました。光導会議と守護会議が開かれるのは例年通りでは、7月中、つまり今月中ですが、今年は色々とイレギュラーが多いため、8月に開催という運びになりました。ラルバもその条件ならと、渋々受け入れました。・・・・・・・はあー、だいぶ頑張りましたよ。結果的には時間稼ぎ感は否めませんけど、これでまだしばらくは大丈夫なはずです」

「ほーん・・・・・・そうかい」

 疲れたような顔で先程のラルバとの会議の結果を話したソレイユに、影人は全く興味なさそうにそう相槌を打った。ぶっちゃけってしまえば、影人はさっさと帰って家でだらけたかった。

「何ですかその薄い反応は!? 私頑張ったんですよ!? 本当に頑張ったんですよ!? もっと褒めてくださいよ!」

「お前は子どもかよ・・・・・・・まあ、よくやったんじゃないのか? 確かにお前の言う通り、光導姫と守護者が全部敵に回ったら面倒っちゃ面倒だ。一応、俺もそういったリスクは考えてたが、結局そこら辺の調整をするのはお前だったって事はちょっと忘れてた。そこに関しては悪かった。すまん」

 少し涙目のソレイユに呆れながらも、影人はソレイユに謝罪した。結果的に、影人はソレイユに尻拭いをさせてしまったからだ。

「べ、別に謝罪は求めていませんよ。あなたの行為が間違っていたとは私は思いません。ただ、少し悲しくはありましたが、それはそれです。だから謝らないでください。それより、問題はその会議であなたが高確率で敵認定を受けるかもしれないという事です。むろん、会議の際はあなたのあの宣言の事も引き合いに出されるでしょうから」

 ソレイユは影人の素直な言葉に一瞬照れたように戸惑ったが、すぐにその表情を引き締めて地べたに座っている影人にそう言った。今日は報告とちょっとした話し合いだけなので、イスやテーブルは用意していない。

「はっ、そうなったらそれはそれで俺は構わねえよ。むしろ上等だ。俺に向かって来た奴は、全員もれなく返り討ちにしてやる。もちろん、殺さない程度・・・・・・・は俺の役割上物騒だから、ちょっと痛い目にはあってもらうがな」

「いや、そこは笑みを浮かべるところでは・・・・・・・・というか、やっぱりあなたはそう言いますよね。私の予想通りです」

 強気な笑みを浮かべる影人に、今度はソレイユが呆れたような顔になった。おそらく、普通の人物ならば、この場面でこういった言葉は言わないのだろうが、この少年は見た目の割に普通とは違う事をソレイユは知っていた。

「ですが、影人。もし光導姫や守護者が敵に回れば、必然的に最上位の実力者たちも敵になるという事です。特に『提督』などはもっと苛烈にあなたを攻撃してくるでしょう。そして、その他のランカーたちも。あなたが強いのは知っていますが、油断していると・・・・・・」

「分かってるよ、油断は絶対にしない。と、今日の話はこれくらいでいいか? 一応、休める時は休んでおきたいからよ。また、仕事か他の相談事でもあったら念話してきてくれ」

 話し合いがひと段落したと感じた影人は、ソレイユにそう言った。影人の言葉にソレイユも、「ええ、話し合いたい事はとりあえず終わりましたし、地上に送りますね」と返して、影人を地上へと返した。

「・・・・・・・・・・・あなたはやっぱり、どんな状況でも強気に笑うんですね」

 先ほどの影人の強気な笑みを思い出しながら、ソレイユは改めて影人のことを頼もしく思うのだった。












「あ、すみませんしえらさん。紅茶を2つお願いします」

「ん、分かった」

 どこか無理をしたような明るい声で注文をした陽華に、喫茶店『しえら』の店主、しえらはいつも通り抑揚のない声で了解の言葉を返した。

「・・・・・・・・・本来なら、今日来る予定はなかったのにね」

「そうね・・・・・・・・でもアイティレさんの判断は正しいわ。あれ以上私たちが戦っても、意味はなかったから。だから私たちが急に暇になったのは仕方のないことよ」

 暗い声でお互いにポツリポツリと言葉を呟く陽華と明夜。2人は模擬戦の修練がいつも以上に早く終わった事と、この後の予定がなかったこともあり、気がつけば喫茶店『しえら』に足を運んでいた。

「はあー・・・・・・・どうしよう明夜。このままじゃ私たちダメだよね?」

「もちろんね。・・・・・・・だけど、私たちは人間よ。ダメと分かっている事でも感情が納得しない。だから、やっぱりすぐには立ち直れないわ」

 紅茶が運ばれてくるまでの待ち時間の間、2人は沈んだような声でそんな事を話し合う。

「・・・・・・・やっぱりショックだったな。スプリガンからああ言われたのは」

「本当、今まで私たちを助けてくれていた人からああ言われたのは・・・・・・・・・キツいわよ」

 陽華は天井を仰ぎ、明夜はテーブルを見つめた。対照的な動作ではあるが、2人の今の気持ちは同じだ。

(・・・・・・・・あの2人、今日は何だか暗い。いつも元気いっぱいだから、何だか違和感)

 そんな陽華と明夜の様子をカウンター内から見ていたしえらはそんな事を思った。ラルバと光司の紹介から、この店の常連と化している陽華と明夜は、もはやしえらと顔見知りであり、2人の様子の違いくらいはしえらにも分かるのだ。

(・・・・・・もしかして光司は2人の様子を知っていたから、を私に頼んだ? だとしたら、あの子はやっぱりすごい気の利いた子だ)

 紅茶の用意の他にもをしながら、しえらはチラリとキッチンに置いている手紙を見た。あの手紙は光司から預かったもので、「朝宮さんと月下さんが来たら、この手紙とアレを出してあげてください」と言われたので、しえらは2人が店内に入ってきた時から手紙を用意していたのだ。

「・・・・・・・・・うん。私も腕によりをかけてアレを作ろう」

 陽華と明夜が沈んでいるのは、しえらとしても何だか嫌だった。だから、しえらは2人の笑顔が見れるようにボソリとそう呟いて気合いを入れた。











「・・・・・・ねえ、明夜。紅茶来るの遅くない? いつもはもっと速いのに」

「確かにそうね・・・・・・・・店内のお客は私たちだけだから順番ってわけでもないし、そもそも今日私たちが頼んだのは紅茶だけだし、こんなに時間がかかるのはちょっとおかしいわ」

 未だに注文した紅茶が来ない事に、2人は疑問の言葉を口にした。2人とも普段からよくこの喫茶店を利用しているので知っているが、本来紅茶だけならすぐにしえらが持ってきてくれるはずだ。だが、注文から15分ほどしても紅茶は来ていない。

「うん。まさかしえらさんが忘れてるなんて事はないだろうけど・・・・・・ちょっと聞いてみよっか」

 不安に思った陽華はカウンター内のしえらに向かって呼びかけた。

「すみません、しえらさん。あの、まだ紅茶が来ていないんですけど・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・大丈夫。それは分かってる。でももう少しだけ待ってほしい。理由は後でわかるから」

「「?」」

 陽華の呼びかけにしえらはそう答えた。その答えから分かったように、別にしえらは2人の注文を忘れたわけではないようだ。

「もう少しだけ? いったい何なのかな・・・・・・」

「さあ? でも、しえらさんがそう言ってるんだから、もう少し待ちましょう。別に私たち今日は暇だし」

「あはは、それもそうだね」

 それから2人はしえらに言われた通りにしばらく待った。2人が軽く話し合いながら待っていると、それからさらに15分ほどして、しえらが紅茶を運んできた。少しというよりかは、けっこうと表現しても問題ない時間である。

「お待たせ、まずは紅茶。あと――」

 しえらは2人の前に湯気の立つ温かい紅茶を置くと、再びカウンターの方へと戻っていった。

 2人が不思議そうな顔を浮かべていると、しえらは手に何かこんがりと焼けたパイのようなものを持って再び2人のテーブルへとやって来た。

「え、あのしえらさん・・・・・・・・それは?」 

「私たち今日は紅茶しか頼んでませんけど・・・・・・」

 しえらの持って来たものに戸惑う陽華と明夜。そんな2人の反応にしえらは、「分かってる。これはある人から頼まれていたもの」と言って、その手に持っているものと、エプロンから手紙のようなものを取り出した。

「待たせてごめん。焼くのに時間がかかった。特製アップルパイと2人に渡すように言われてた手紙。アップルパイの代金はもう貰ってるから、そこは気にしないで」

 そう言うと、しえらはスタスタとカウンター内へと戻っていった。

「え、ちょっとしえらさん!?」

「ある人って、誰ですか!?」

「・・・・手紙を見ればわかる。私からは以上」

 驚く2人の言葉に、しえらはただそう言っただけだった。そして、しえらはグラスを黙々と磨き始めた。

「と、とりあえずアップルパイすっごく美味しそう・・・・・・・・・じゃなくて! この手紙開けてみよっか・・・・・・?」

「そ、そうね。とりあえず開けてみましょ」

 陽華などはアップルパイを見て、ほんの少しだけヨダレを垂らしている気がしなくもないが、明夜はそんな親友を見ないように、手紙を開け始めた。


『朝宮さんと月下さんへ


 この手紙をしえらさんから受け取っている時には、しえらさん特製のアップルパイも一緒にあると思います。しえらさんのアップルパイは本当に美味しくて、僕も小さい頃から落ち込んでいる時などによく食べては元気付けられてきました。2人も必ずそうなるとは思っていませんが、少しでも元気が出たら嬉しいです。

 2人は今きっと辛いと思いますが、それでも再び前を向いてくれると僕は信じています。君たちの自然と心が暖かくなるような笑顔をまた見たいです。


               香乃宮光司より』


「「・・・・・・・・・・・」」

 光司からの手紙を読んだ2人はしばし無言だった。しえらも無言なので、店内にはグラスを磨く音だけが響いている。

 そして陽華と明夜はしえらの持って来たフォークでアップルパイを一口サイズにして口に運んだ。トロッとした熱いリンゴとサクサクのパイの食感が最高で、たまらなく美味しい。

「おいっしい・・・・・・このアップルパイ最高に美味しいですしえらさん!」

「間違いなく人生で食べたアップルパイの中で1番美味しいわ・・・・・・・・・・よっ、世界一!」

「ん、ありがと。そう言ってもらえるのは嬉しい。作った甲斐があった」

 2人の言葉にしえらはぐっと右手の親指を上げた。その顔はいつもよりも口角が上がっていた。

「あー・・・・・・・・・・・・私って単純だなー。美味しいもの食べただけで、気持ちがちょっと明るくなった。それに分かってたけど、私たちは本当に周りの人に恵まれてる」

「陽華に同意。私たち人間は感情にいい意味でも悪い意味でも素直だわ。私も気持ちがちょっと晴れた。・・・・・・ねえ、陽華。こうやって寄り添ってくれるのはきっと香乃宮くんだけじゃないわ。たぶんアイティレさんも、風音さんも私たちに寄り添おうと思ってくれていると思うの。思い上がりじゃなければね」

 陽華と明夜はお互いの顔を見つめ合いながら、ふっと笑みを浮かべた。その笑みは最近のどこか暗い笑みではなく、2人本来の明るさを感じさせるような笑みだった。

「そうだね、明夜。・・・・・・・・・私、決めた。まだスプリガンの言った事から完全に立ち直ったわけじゃない。でも、もう無闇に落ち込む事はやめる。そして、またスプリガンに会ったら聞くんだ。あなたのあの言葉は本当に本心なのかって。やっぱり、私にはどうしてもあの人が悪い人には思えないから」

「いいじゃない、聞いてやりましょうよ。そこでまた冷たい言葉を聞いて、私たちは落ち込むかもしれないけど、その時はその時よ。また落ち込めばいいわ。そして何度だって立ち上がってやればいいのよ」

 明夜が拳を陽華の前に突き出す。そんな明夜の仕草に陽華はくすりと笑いながらも、陽華は自分の右の拳をコツンと明夜の拳にぶつけた。

「でも、とりあえず今はこの絶品アップルパイ食べよ! こんど香乃宮くんにお礼言わなくっちゃね!」

「代金を払うって言うのは流石に無粋だし、今度なにかお菓子でも作って持っていきましょ。――よし、話し合い終わり! さあ、陽華食べるわよ!」

 明夜がパンと手を叩いた。その仕草はまるで、今までの暗い雰囲気などを断ち切るような意味合いが感じられた。

「うん! 本当すっごく美味しいよこのアップルパイ! えへへ、今度また来た時に絶対また頼もうっと」

「それはいいけど、食べすぎないでよ陽華。半分こだからね」

「わ、分かってるよ明夜〜」

 円形のアップルパイに舌鼓を打ちながら、再び前を向いた少女たちの明るい声が店内に響いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る