第2話
手編みの帽子にマフラー。フェルト地のコート。
光沢を失ったアルミ製の食器。
小突き回され凹んだカンテラから配給される薄い薄いボルシチ。
靴底カツレツに歯が立たないアルミナイフ。
耐え忍びの民。
厨房車から漂ってくる煤が降り立ったテーブルクロス。
Boissonは ヴォッカ か ブランディー。
広大なシベリアの中で乾いていく寂寞感。
時代は何処かを目指してるようだが、付き従う盲目の僕等は
お仕着せの夢を買わされ
お慈悲の飢饉飢饉
夕日の中静かに潜んでいると
背後に税徴収人。
時々嘘でもイイから至福の瞬間を。。。
執着くん!そんな所にへばり付いてちゃ、だめだよ。日々の移ろい?2 @tati
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。執着くん!そんな所にへばり付いてちゃ、だめだよ。日々の移ろい?2の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
時を穿ちて。/@tati
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 34話
冬将軍は風邪でお休みです。/@tati
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
精神障がい者の日記最新/羽弦トリス
★54 エッセイ・ノンフィクション 連載中 509話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます