異世界姉妹と始めるプロモーション 3

 アストリー侯爵に頼まれたのは、とあるパーティーに参加することだった。

 早い話がアストリー侯爵に同行し、婚約者としてフィオナ嬢をエスコートする。その事実をもって、更に外堀を埋めようという作戦だろう。

 もはや堀は埋まりきって、今度は俺を囲い込む壁が出来そうな勢いだ。


 ――だが、オーウェル子爵代行やリディアに一撃を加えるには、自然な形で有力貴族達と繋ぎを取る必要があった。それには大きなパーティーへの参加が適している。

 女性同士のお茶会なんかに、クリス姉さんに参加してもらう予定だったが……どう考えてもこの機会を逃す手はない。


 俺が計画を打ち明けた直後にこちらが求めるものを見抜き、それを餌に外堀を埋めようとしてきた。アストリー侯爵は本当に切れ者だ。

 俺に断るなんて選択肢はあるはずもなく、喜んでと引き受けた。



 そんなわけでやって来たのは、とある有力貴族が主催するパーティーの会場。俺は割り当てられた控え室でタキシードに着替え、フィオナ嬢が現れるのを待っていた。


「アレン兄さん、お待たせ」

「ああ、ようやく来た……か」


 振り向いた先には夜色の髪に合わせたドレスを纏うフィオナ嬢がたたずんでいた。

 飾りはそれほど多くないが、豊かな胸を強調するデザインで、スカートは前面だけが短くなっている、この世界では珍しいフィッシュテールスカートを採用している。

 なんというか……恐ろしいほどに俺の好みを把握してやがる。

 これで背中が開いていたりした日には……


「フィオナ嬢、ちょっと一回転してくれないか?」

「ふふ、アレン兄さんが見たいのはこれかな?」


 クルリと背中を向けて長い髪を腕で持ち上げる。その下に見えているのはドレスではなく、フィオナ嬢のシミ一つない背中だった。


「おまえという奴は……」

「ふふっ、最高でしょ? ちなみに、ここにはちゃんとスリットがあるんだよ?」


 フィオナ嬢は鳩尾の上、横に走るギャザーに指を入れて軽く引く。折り目の下に隠されたスリットから下乳がわずかに顔を出す。

 前屈みになったフィオナ嬢が、スリットに釘付けになっていた俺の視界に顔を出す。上目遣いで見上げるフィオナ嬢は小悪魔のように微笑んでいた。


「おまえ……侯爵令嬢がいくらなんでもそれは不味いだろ?」

「大丈夫だよ。このスリットは指で開かなければ見えないから」

「……そういう問題か?」


 いや、たしかに俺のフェチには突き刺さっているんだけどな。侯爵家の令嬢として参加するパーティーでそれはどうなのかと小一時間ほど問い詰めたい。

 いや、だからこそ、俺のフェチに突き刺さっているんだが。


「ちなみに、このスリットのおかげで蒸れにくいんだよ?」

「意外と実用的だった!?」


 胸が大きいと下乳にあせもが出来たりするらしいからな。そういう理由ならば、下乳に隠されたスリットがあるのも仕方がない。……仕方がないのか?


「ま、まあ会場に行くとするか」

「うん。それじゃあ――よろしくお願いいたしますわね、アレン様」


 フィオナ嬢が優雅に微笑んで、そっと手を差し出してきた。俺はその手を取ってフィオナ嬢を会場にまでエスコートする。


 開かれた扉の向こうに、魔導具の灯りで照らされた煌びやかな会場が広がっている。

 高級な絨毯に、名工が作ったと分かる調度品の数々。シャンデリアの明かりは魔導具で、光の揺らぎも非常に安定している。

 今回の主催者であるグライト侯爵は噂に違わぬ力を持っているようだ。


 一流に触れて育った貴族達から見ても煌びやかな会場――だが、いまこの瞬間において人々の視線を一身に集めているのはフィオナ嬢だ。

 俺にエスコートされたフィオナ嬢は、夜色の髪を揺らしながら優雅に歩く。何重にも及ぶ視線を一身に集めながら悠然と微笑む姿に、周囲の貴族達は目を奪われている。


 前世の妹だと知ってからはあまり意識しなくなったけど……やっぱり綺麗なんだな。これで前世が血の繋がった妹じゃなければ俺も素直に見惚れたんだが……


「アレン様、そんなにジッと見つめられたら胸に穴が空いてしまいますわ」

「おっと、すまん……って、胸は見てねぇよ。パーティー会場で女性の胸を凝視するような節操なしと一緒にするな」


 否定するとともに、フィオナ嬢の胸に熱い視線を注いでいる男共を牽制する。慌てて視線を逸らす男共が何人か居たが……誰の許しを得て人の妹を視姦してやがる。


「アレン様? 今度はお顔が怖いですわよ?」

「ん? あぁ……なんでもない」

「――えへへっ。兄さんは昔から、そうやって私のことを護ってくれたよね」


 俺の耳元に顔を寄せて囁く、無邪気な本性が顔を出した。俺はなんのことか分からないとばかりに首を傾げて見せるがもちろん覚えている。

 フィオナ嬢――エリスはお嬢様育ちだったこともあり無防備で、冒険者になったばかりのころは男達に言い寄られたりと危なっかしかった。


 ……いや、無防備なのはいまも変わらないな。エスコートしている俺の位置からだと、胸の谷間が深くまで見えている。

 ……もうちょっと気を付けて欲しいところだ。


「兄さんだからに決まってるじゃない」

「……あん?」

「男のチラ見は、女にとって凝視も同然なんだよ?」


 だったらどうして無防備なんだという言葉は寸前で飲み込んだ。俺の前でだけ無防備。その意味を理解した瞬間、言いようのない感情が渦巻く。


「……興奮した?」

「しねぇよ、ばか。それより、役目を果たすぞ」


 ひときわ強いオーラを放つ夫妻が二組、俺達の到着を待っている。

 一組はアストリー侯爵とその夫人。もう一組の顔を見るのは初めてだが――襟元に輝く紋章がその身分を現している。アストリー侯爵家と同じく古き名門で、いまも揺るぎない力を持つグライド侯爵家の当主とその夫人だ。

 彼らのもとへ歩み寄り、少し手前で足を止めた。


「お目にかかれて光栄です、グライド侯爵夫妻。私はアレン・ウィスタリア。彼女は婚約者のフィオナ・アストリーと申します」


 俺の挨拶に併せ、フィオナ嬢が優雅にカーテシーをする。


「これはこれは。ちょうどキミ達の噂をしていたところだよ」

「噂……ですか?」


 まさかまた外堀を埋めていたのかと、アストリー侯爵に視線を向けた。


「アレン殿が我が領地で作っている商品のことだよ」

「なかなか興味深い品を作っていると妻が興味を示していてね。販売することになったら、ぜひ我がグライド侯爵家にも下ろして欲しいのだ」


 ああ、外堀じゃなかったか。疑って悪かった。


「――フィオナ嬢」


 フィオナ嬢は俺の目配せに頷き、背後に控えていたメイドから小さな包みを受け取る。それをグライド侯爵へと差し出し、ふわりと花開くように微笑んだ。


「どうぞ、グライド侯爵へのプレゼントですわ」

「おや、妻ではなく私へのプレゼントなのかね?」

「ええ。ぜひグライド侯爵の手からお渡しください。女性はいつだって、愛する夫からの贈り物に心を躍らせるものですから」


 グライド侯爵はほうっと声を漏らし、受け取った包みを夫人へと手渡した。そして「ありがとうございます、あなた」と微笑む夫人を見て笑みを零す。


「なるほど。妻のこのような笑顔を見るのは久しぶりだ。アストリー侯爵はずいぶんと素晴らしい娘さんをお持ちのようだ」

「ええ、自慢の娘です」


 肯定するなんて親馬鹿かよ――って思ったが、グライド侯爵は笑っている。

 いまでこそ影響力に差がついたが、少し前までは並び立つと言われた名門貴族だ。俺が思っているよりもずっと仲が良いのかもな。


 そんなことを思っているあいだに、フィオナ嬢が夫人に使い方の説明を始める。

 ちなみに中身はアストリー侯爵領で作った石鹸だけでなく、シャンプーとリンスもある。それらを美容品の三点セットとして、貴族の女性達のあいだで流行させるつもりだ。


 シャンプーとリンスはともかく、石鹸は塩の関係もあり量産体制が整っていない。だが、いや、だからこそ希少価値が生まれる。

 美しくなりたい貴族の女性達にとっては是が非でも手に入れたい商品となるだろう。


 今回はそのための宣伝に来たんだが……うん、思った以上に食いつきが良いな。グライド侯爵夫人だけじゃなくて、近くで聞き耳を立てていたご婦人方が集まって来た。


 フィオナ嬢に追加の試供品を届けるよう、使用人に指示を出す。フィオナ嬢がサンプルを受け取るのを横目に、奥様方から除け者にされた両侯爵へと視線を向ける。


「奥様方の注目ばかり浴びていますが、男性が使ってもスッキリしますよ。サンプルをお渡しするので、よろしければお試しください」

「ふむ……」


 試供品を受け取ったグライド侯爵は、包みに顔を近づけて少し難しい顔をした。


「……なにか問題がありましたか?」

「いやなに、妻がこの匂いを纏う分には構わないが、自分が纏うとなると少し、な」

「なるほど。いまはその香りだけですが、近いうちに他の香りも用意する予定です。もちろん、無臭の物も用意いたしましょう」


 ――と、いま決めた。

 正直なところ、香りをつけているのは素材の匂いを消す意味もある。ゆえに無臭にするのは難しい。他の香りについても従来の匂いがあるので簡単にはいかないはずだが、ここでそんな情けないことを口にするわけにはいかない。

 急いで開発する必要がありそうだ。


「ふむ……他の香りも出来るのなら楽しみだ。ところでアレン殿、そこまで売り込んでくるということは、うちに売るつもりはあるんだろうな? あの様子では妻が定期的に欲しがるのはもちろん、自分の知り合いに配ろうとするのは目に見えているのだが……?」


 焚きつけた責任を取れと言いたげだ。

 だが、ここでいますぐにでもと頷くわけにはいかない。


「いまは少し問題を抱えていて生産が難しいのですが、生産の準備が整った暁には真っ先にグライド侯爵に取引を持ちかけさせていただきます」

「ふむ……そうか。楽しみにしておこう」


 グライド侯爵はこちらの思惑通り、少し考える素振りを見せた後にそういった。

 それから世間話を少しつつ、二人と政治的な話をあれこれさせてもらう。さすがは侯爵家の当主というだけあって、二人の話は非常にためになった。



 その後、俺はアストリー侯爵に連れられて、フィオナ嬢の婚約者として有力貴族達に顔合わせを兼ねた挨拶回りをする。

 商品の宣伝にはなったが……外堀が取り返しのつかないレベルになってきた。


「ふむ。これで主な有力貴族には挨拶が出来ただろう」

「ありがとうございます。本当に助かりました」


 おかげでリディア達への反撃の布石を打つことが出来た。こちらの動きを察知される前に一気に決める必要があったので、今回のパーティーはかなりありがたかった。


「なに、キミが勝つことは私の望むところでもあるからな。だが……アレン殿。グライド侯爵にあのようなことを言ってもよかったのか?」

「あぁ……あれはわざとです」


 俺が問題を抱えていると、グライド侯爵に匂わせたことだ。事情があって稀少品となっているので手に入らない。残念、仕方がない――とはならない。

 稀少な品を自分達だけが先んじて手に入れることが出来たのなら、周囲から羨望の眼差しを向けられ、自らの影響力を示せると考えるのが貴族。


 そして――ここからが重要だ。

 もしも、自分が使うよりも多めに手に入れることが出来たのなら、自分が親しくしている、もしくは貸しを作りたい相手にも贈ることが出来る。

 つまり、稀少で誰もが求める品には政治的な利用価値が発生する。


 目端の利く者であれば、あらたな美容品を先んじて手に入れたいと考える。だからこそ、グライド侯爵もアストリー侯爵を通じて俺に話を通してきた。

 だが、自分達が使う以上の量を手に入れるにはアストリー侯爵の紹介だけでは弱い。なにか別の方法で俺と縁を結ぶ必要がある。

 もしここで貸しを作ることが出来たのなら、政治利用に足る十分な量を確保できるかもしれない。彼の抱えている問題とはなんだ――と、そう考えるように仕向けたのだ。

 優秀なグライド侯爵であればすぐにでも動くだろう。


「……なるほど、アレン殿はそこまで見越していたのか」

「ええ、今回はその布石です」

「しかし、彼がキミを取り込もうとするとは考えないのかね?」

「アストリー侯爵と仲が良さそうでしたので、信頼に足る人物だと判断しました。アストリー侯爵と同様に、友好な関係を結べれば良いなと思っています」


 率直な感想を漏らすと、アストリー侯爵がふっと笑った。


「……なんでしょう?」

「いや、私のことを信頼してくれているのだと思ってな」

「フィオナ嬢のお父様ですから」

「……お義父様か、悪くない」


 なんとなくニュアンスが違う気がするが野暮なツッコミはしない。と言うかここ最近、余計な抵抗をすると泥沼だと理解した。

 ……まあ、足掻かなくとも沈んでいくのに変わりはないんだが。


「そう言えば、礼を言っていなかったな」

「……なんのことでしょう?」

「石鹸の原料を運ぶのは危険だからという名目で、アストリー侯爵領に工房を作ると言ってくれただろう? あれは、私――というか、フィオナのために吐いた嘘だったのだろう?」

「おや? 俺は嘘なんて吐いてませんよ」

「……ふっ。そういうことにしておこう」


 アストリー侯爵はそう言って笑ったが、俺は本当に嘘は吐いていない。


 俺が口にしたセリフは、石鹸の原料に危険な薬品があり、原料のまま運ぶのは危険だから、アストリー侯爵領に工房を作るという趣旨だった。

 石鹸の原料に危険な薬品があるのは本当。それをそのまま運ぶのが危険なのも本当。ただ、その原料がアストリー侯爵領で産出されると思い込ませただけだ。

 実際、山でも取れる場合があるそうなのでちょっと期待してるんだけどな。



 ――そう言った会話をしていると、ようやくご婦人方の話が終わった。だが、待っていたのは俺達だけではなかったようで、フィオナ嬢のもとに今度は若い男の貴族達が集まっていく。

 たちまち、フィオナ嬢は男達に囲まれてしまった。


「くくっ、あれを見せられたら、アレン殿も気が気ではないのではないか?」

「あれは……そういうことですか?」

「そなたとの婚約を知らないのであろうな」

「……そう、ですか」


 フィオナ嬢が複数の男達からダンスの申し込みをされて困っている。その光景は、フィオナ嬢の貴族令嬢としての立場をそのまま現している。

 つまり、以前フィオナ嬢から聞かされた裏事情。家が没落寸前だから選択肢が少なく、結婚相手を選ぶ余裕がない――なんて真っ赤な嘘だ。

 選択肢は多く存在したにも関わらず、フィオナ嬢はそれを伏せて俺のもとへやって来た。


「アレン殿、娘を頼む」

「……分かりました」


 何人もの有力貴族やその息子達がフィオナ嬢を取り囲んでいる。俺はその輪に割って入り、上品に笑うフィオナ嬢の前に立った。


「フィオナ嬢、探しましたよ」

「なんだキミは。いまは私が彼女を誘って――」


 男が最後まで口にすることはなかった。フィオナ嬢が俺に向けて微笑んだからだ。

 俺にとってはフィオナ嬢がただいつものように微笑んだだけ。だが、先ほどまで浮かべていた上品ではあっても作った微笑みとは違う、フィオナ嬢の本当の顔。

 俺が言うのはなんだけど、フィオナ嬢のパートナーが俺だと誰の目にも分かっただろう。


「みなさん、紹介いたしますわ。わたくしの婚約者であるアレン・ウィスタリアです。ですから、みなさんとダンスを踊ることは出来ません」


 俺の腕に手を絡ませて、皆に向かって小さく謝罪する。男達は軽く目を見張り、婚約者がいたことに驚きつつも引き下がる。

 そんな中、一人だけ残った青年が俺に視線を向けてきた。


「フィオナさん……おめでとうと、言うべきですか?」

「ええ、祝福して頂けると嬉しいですわ」


 あなたの意に沿わぬ婚約ではないかと尋ねる青年に、自分の望んだ婚約だとフィオナ嬢は答えた。青年は「おめでとう」と寂しげに笑った。

 そして俺へと視線を向けた。


「キミは……彼女を幸せにする覚悟があるのか?」

「ええ、もちろんです」


 即答することに躊躇いがなかったと言えば嘘になる。だけど、フィオナ嬢の幸せを願っているという意味では嘘じゃない。

 そんな風に自分を言い聞かせて即答した。


「そうか……ならば私は引き下がろう。フィオナさん、キミの幸せを願っているよ」


 青年はそう言うと、少し寂しげに笑って立ち去っていった。たぶん、本気でフィオナ嬢のことが好きだったんだろう。そして、貴族らしくも高潔な人物だった。

 フィオナ嬢はそんな彼を振り、俺のもとへとやって来た。


「――良かったのか、なんて聞かないでくださいね?」


 俺が口にするより早く、フィオナ嬢が上目遣いでそう言った。たしかに、ここでそんな言葉を口にするのは野暮だろう。

 だから――膝を付き、フィオナ嬢に向かって手を差し出す。


「お嬢様、俺と踊っていただけますか?」

「もちろん、あなたとなら何曲でも」


 いたずらっぽく笑うフィオナ嬢の手を取って中央へと足を運ぶ。多くの者達の視線を浴びながら俺達は踊り始める。

 ゆったりとした音楽に合わせ、身体を密着させて踊るワルツ。

 同じ三拍子でありながら緩急をつけたフィオナ嬢のダンスは他の誰よりも優雅で早く見える。彼女が初歩的なステップを踏んでいたのは最初だけだった。

 フィオナ嬢はすぐに複雑なステップを踏み始める。


「ねぇ、兄さん」

「……なんだ?」

「兄さん、兄さん」

「だから、なんだよ?」

「えへへ、なんでもないよぅ~」


 気を抜けば足をもつれさせそうなステップを踏みながら、フィオナ嬢は蕩けそうな笑顔を浮かべ、俺の手を握る指にきゅっと力を入れた。

 そうして、更に大胆にステップを踏み始める。

 リードしているのは俺ではなく、自由気ままに咲き誇るフィオナ嬢。リバースを多めに取ったオリジナルルーティーンで優雅に、そして大胆にドレスの裾を翻す。

 一曲目が終わっても続けて踊る。俺達はいつしかダンスホールの主役を勝ち取っていた。

 

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