あの頃私も若かった

第4話いがらしみきお 敢えてさばおり劇場について語る

　言わずと知れた四コマ漫画の鬼才、いがらしみきお。初期の隠れた名作に、さばおり劇場と言うのがあったのを、ご存知だろうか？(隠れていないか？)

　当時私が、人生のバイブルとしたいがらしみきおの四コマ漫画の世界に、今回も深く切り込む事なく薄っぺらに述べてみたい。

　参考までに彼の代表作でもある、ほのぼのなどのその後発表された作品は、漫画購読習慣と決別した後に発表された作品のため、記憶にとどめない。

　さばおり劇場、他の誰がこんなシュールでトリッキーなタイトルを思い付くだろう？拙い私の文章で、その内容を書き記したところで、作品の魅力の100分の1も伝えられないのが、関の山だ。やめておくことにしよう。

　彼の作品に触れることなく人生を全うするなんて馬鹿な真似はよしたほうがいい。とにかく手に取って一読されることを、おすすめしたい。自殺願望者は、思いとどまり、笑いを忘れた道化師たちは、再びその顔に笑顔を取り戻すこと間違いなし。さーて早速私も、もう一度読み返してみよっと。