秘密

えっと本を借りて、さて帰るか。自炊が嫌だったのである店に行った。この時間だったらいるだろう。

店に入りカウンター席に着く。

「奇遇ですね。」

「え…何で君がいるの。」

と黙り込む。

なぜかと言うとつぐみさんは大学では品があるというイメージが付いていた。だけどこんなところで、ラーメンをがっつりとたべていた。

「君には黙ってもらうからね。」

当然何を黙ればいいのか分かっているが、煽ってみたい。

「何を黙ればいいですか。それに、私名前ありますよ。」

「名前で何。てか黙っててよ。」

「えっと三です。」

「じゃあ三君て呼ぶね。本当に困るから黙っててね。」

「あはい。」

「ここ私のお気に入りなんだよ。ね、オヤジ。」

店主に付けた愛称らしい。店主は、機嫌よくこっちにきた。

「つぐみどうした。いい人連れてるんじゃないか。俺嬉しいよ。」

「えっとオヤジ勘違いしてる…。そういうのじやあないから、ね三君。」

「…あちがいますよ。」

なせだかむなしくなってきた。

「オヤジあれ替え玉くれる。」

「どれだけ食べれば気が済まんだ。まあいいけどさ。」

「え、三君にあげるんだけど。」

ありがた迷惑と言う奴にあった。まあ食べたけど。

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