高嶺の花

「ねえ三君。つぐみ先輩好きでしょ。」

「え違う違う。」

「じゃあ公開処刑ね。」

「ちょと待って。悪かった。うん好きなんだよな先輩。馬鹿にするだろ。」

「何で馬鹿にするの。他人を好きになることは自然なことなんだよ。馬鹿にもしない。」

「そうか。はあ。」

「どうしたのらしくないじゃん。」

「おい初対面なのに何で知ってるんだ。」

「うん。さあ何ででしょか。」…相変わらず変なやつ。そういや、あいつ眼鏡かけてたような気がする。まあいいや1年前の事忘れた。

そんなこんなで放課後。私は学校の図書館に行った。なぜかって…部活の勧誘に疲れたから。

「あ、ごめんなさいね。」

ドアを開けたら人がいた。

ええっと。あの。私が黙った。なぜならその人が彼女つぐみさんだったから。

「えっと新入生」

「あ、はい。」

図書館の使い方おしえようか?

「えっと先輩」

「えっとそうかもだけどちょと嫌だな。…私の事好きに呼んで。名前はつぐみだよ。」

「つぐみさん」

「あ良いね。じゃ教えるとしますか。」

「えっと何で来たの」

「えっと逃げて来ました。」

「うんそっか。運動部の人からか。」

「つぐみさんは部活何してるんですか。」

「えっと定時帰宅部です。聞こえは良いんだけどね。もう大丈夫だよね。じゃあね。」

と図書館を出ていった。

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