謎の紅葉
…時は進む一方だった。くそ此処は埃ぽい。なぜだろう涙が出てくる。こんなのに縋ってしまう愚かさうえか。それとも恋煩いうえか。それかどっちらともか。本当に埃ぽいからもう出よう。
なぜだ?今帰ってきたのに明るい。三起きなさい。最初から遅刻はまずいでしょう。とLINEがきた。
え…いつものことですし。
何寝ぼけてるの大学行かないの
いやまてカレンダーを見た。驚くことに4月になっていた。
じゃあ、この時計は?なんなのだろう。そんなことを考ていたら学校についた。なんなのだろうか。
初日という事で先生の自己紹介でおわる。なんか私生活のことになってきた。その時間少し考えていた。勿論例の時計だ。なんなんだろうな。考えても無駄な気がする。
「ねえ三君。」
聞き慣れた声。なんとなく察しはつく…多分話に疲れたのだろう。
「あ紅葉さん。どしたの」
「いや、どれだけ独壇場なのこの授業。」
「いやそれより何で名前わかるの」
「あ、私目が良いから。」
「それより何考えたたの、分かった。あの綺麗な人だよね。あ図星だ。赤く染まってる。」
紅葉さん怖い怖い、心読んでくる。
「はいじゃおわるぞ。明日から物理やるからな。」
と休み時間となった。
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