第24話 恋人と楽しくデートしたいⅠ
私は佐奈とデートしたいから、どうにかしないといけません。
どうすれば佐奈と楽しくデート出来るのかを考えないといけません。
まずはデートするために佐奈専用のお部屋から外へ出ないといけません。
「佐奈、デートしたいから外へ行こうよ」
「そうね、そうしましょうか」
私と佐奈は佐奈専用のお部屋から出て某大学から出ていますが、
これからどうしようかなと考えています。
「佐奈、とりあえず、駅の方に行こうよ」
「いいわね、行きましょう」
某大学から駅まではそこまで距離がないので歩いて行けます。
私と佐奈は駅まで歩いていると、佐奈が
「駅に着いたら、何をするの? 楓」
「えっとね、色んな所に行きたい」
「そうしましょうか」
「うん」
二人は駅に到着すると、佐奈が
「最初は何処に行くの?」
「喫茶店へ行きたいかな」
「それじゃあ、行きましょう」
私と佐奈は喫茶店へ行くために移動しているのです。
喫茶店へ着くと私と佐奈は店内に入ると、店員さんが
「何名様ですか?」
そうしていると佐奈が
「2名です」
店員が
「かしこまりました、席にご案内します」と
言ってくるのでした。
店員に案内された私と佐奈は席に座ると店員さんが
「ご注文が決まりましたら、テーブルにあるボタンを押して下さい」
「はい、わかりました」
店員さんは別の人のお客さんの所へ行ってしまうのでした。
「楓は何を頼むの?」
「ショートケーキと紅茶かな」
「あれ? 楓って甘い物苦手じゃないの?」
「あっ、忘れてた」
「もうっ、しっかりしてよね」
「うん、紅茶だけにするね」
「私はコーヒーにしようかな」
「佐奈はコーヒー飲めるんだね」
「まぁね」
私はテーブルにあるボタンを押すと、すぐさま店員さんが来て
紅茶とコーヒーを注文するのでした。
これで注文したので問題はないと思います。
「この喫茶店って良い所だね」
「そうね、雰囲気もいいし、素敵な所ね」
「楓は喫茶店に来るのは初めてなの?」
「一人では何回かあるけれど、二人で来るのは初めてだよ」
「そうなのね、私は初めてかな」
「そうなんだね、佐奈はご令嬢だからね」
「それもあるけれど、大抵の事は家で済ませる事が出来るの」
「すごいなぁ~、羨ましいよ」
佐奈とお話をしていると、注文してた紅茶とコーヒーが
店員さんによって運ばれると紅茶は私の前にコーヒーは
佐奈の前に置かれると店員さんが
「ごゆっくりどうぞ」と
言って店員さんは別のお客の所へ行くのでした。
「さっ、飲みましょう、楓」
「うん、冷めないうちに飲もう」
私は紅茶にミルクと砂糖を入れてスプーンでかき混ぜてから、
飲むことにします。
佐奈の方を見ると、ミルクも砂糖も入れずにそのまま飲んでいる。
「佐奈ってブラック派なの?」
「そうよ、ミルクと砂糖なんて入れるわけないでしょ」
「大人だね」
「私は紅茶にミルクと砂糖を入れたよ」
「楓はお子様なのね」
「お子様って言わないでよ」
「あはははっ、ごめんね」
「笑いながら、謝らないでよ」
私は紅茶を飲むととても温かい感じになってホッとしています。
この紅茶はとても美味しいので癖になりそうな気がします。
しばらくすると私は紅茶を飲みきってしまうと、佐奈の方を見ると
佐奈もコーヒーを飲みきっていたのです。
「紅茶が美味しかったよ」
「それは良かったわね」
「佐奈はどうだったの?」
「コーヒーは美味しかったわ」
「良かったね」
「ごめんね、佐奈、トイレに行ってくるね」
「うん、気をつけてね」
「うん」
私は席を立ってトイレに向かうと、女子トイレに入っていると
なぜか佐奈も女子トイレに入ってきて内側から鍵を閉めるのです。
「佐奈、どうしたの?」
「楓、お願いがあるの」
「な、何?」
「うふふっ、ここで楽しい事をしましょう」
「えっ、ここは喫茶店のトイレだよ」
「別にいいじゃないの」
「う、うん」
トイレで楽しい事って何だろうと考えてしまいます。
とりあえず、佐奈の思う通りにしてあげた方がいいと感じます。
これから起こる事が私にとって良い事でありますように………………。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます