第20話 これをどうしようか考える私Ⅱ
私は佐奈のパンツをどうするべきなのか。
直接本人に聞いてみようかと思います。
「佐奈が差し出してくれたパンツさ、どうするのがいいのかな?」
「そんなの楓で決めればいいじゃない」
「わからないから佐奈に聞いているのに」
「私が差し上げたという事は楓にあげたんだから、好きにすればいいでしょ」
「佐奈のパンツを私が好きにしてもいいんだね」
「そうよ、好きにすればいいのよ」
私は私自身の鞄があるので佐奈のパンツを鞄の中に閉まって、
佐奈の居る方に歩み寄って行くと、私は佐奈のお尻を服越しから触ります。
「きゃあっ、何をするのよ、楓、セクハラよ」
「セクハラって何よ、私と佐奈は恋人でしょ」
「恋人だね」
「だったらさ、佐奈のお尻を触るのも自由だよね」
「うん、そうだね」
「それにしても佐奈のお尻って柔らかいね」
「ちょっと、それ以上は触らないで」
「どうしてよ」
「パンツを穿いてないの、許して」
「しょうがないなぁ、許してあげる」
今の佐奈はパンツを穿いてないというのが現状です。
どうして佐奈はパンツを穿いていないかというと、
私に差し出したせいなのです。
そのおかげで佐奈に楽しい事が出来るのも事実で
これからは面白おかしくやっていこうかなって思います。
やっぱり、佐奈は良い身体をしているなって本当に思うと、
私なんてごく普通の体型なので羨ましいです。
佐奈と本格的な恋愛をしたいけれど、どうしようかなって
真剣に考えていますが、まずは佐奈専用のお部屋から
出ないと始まらないと思います。
「佐奈、このお部屋からまずは出ない?」
「どうして出るの?」
「ここから出ないとデートすら出来ないよ」
「それもそうね、そうしましょうか」
「うん」
私と佐奈は佐奈専用のお部屋から出ると、佐奈は鍵をかけています。
「楓、これから何処へ行くの?」
「そうだね、どうしようかな」
「もしかして行き先を考えてないの?」
「ごめんなさい、考えてない」
「あのね、それじゃあ、意味ないじゃない」
「そ、そうだね」
私ってばしっかりと考えずに佐奈専用のお部屋から出てきてしまうと、
本当に良くないなって感じます。
ここはじっくりと頭の中で考える必要があると思います。
しばらく頭の中で考えた結果、私は行きたい場所があると佐奈に伝える事にします。
「以前さ、ダメだったけど、佐奈と喫茶店に行きたい」
「行きません」
「どうしてよ、行こうよ、喫茶店」
「行きたくありません」
「佐奈のケチッ」
「ケチッで結構です」
「それじゃあ、佐奈は私と行きたい所でもあるの?」
「それはあるよ」
「教えてよね」
「ケーキバイキングに行きたいわね」
「佐奈って甘い物が大好きなの?」
「そんなのは当然でしょ、女性なんだしね」
「私は甘い物は苦手かな」
「珍しいわね、甘い物が苦手な女性って」
佐奈は私とケーキバイキングに行きたいと言ってるけれど、
私はどうしようか迷っています。
しかし、恋人同士なので行かないわけにもいかず、
どうするのが正しい判断なのかは知りません。
私自身は甘い物が苦手でどうする事もできないというのが現状です。
どういうふうに応えるのが最善なのでしょうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます