第12話 佐奈との本格的な恋愛Ⅰ

今、私と佐奈は公園に居ますがそろそろ別の場所に移動したいですが、

何処に行けばいいのか、本当にわかりません。


こういう事は佐奈に相談する方が一番いいかもしれないと思いますが、

相談する事によって何かを要求されそうで怖いです。


「佐奈、あのね、今は公園でお話をしているけど、何処かに行かないの?」


「楓は何処かに行きたい場所でもできたの?」


「そういうわけじゃないけど、そろそろ別の場所に行きたいなってね」


「確かに公園でお話するのもいいけれど、何処かに行きたいのも事実ね」


私と佐奈は次に何処へ行きたいかを二人でじっくりと考え込んでいると

佐奈が私に

「楓は私と行きたい所はあるの?」


「特にないよ」


「それだとつまらないわね」


「どうして?」


「これから本格的な恋愛をするのにデートプランも考えられるように

ならないと失望されちゃうわね」


「そ、そっか、そうだよね」


「そうよ、だからね、楓は頑張らないと」


私は佐奈と行きたい場所をじっくりと考える事にしていると、私は

1つだけ行きたい場所がある事に気づいた。


「佐奈と行きたい場所があるよ」


「本当に?」


「本当だよ」


「教えて欲しいな」


「えっとね、喫茶店でデートしたいな、ダメかな?」


「いいわね、喫茶店に行きましょうか」


「うん、行こう」


私と佐奈は公園から出ると佐奈が

「喫茶店というと駅に行かないとないわね」


「そうなるよね」


「多少歩いて行けば着くし、頑張りましょう」


「うん」


私と佐奈は喫茶店へ行くために歩いて移動していると佐奈が私に

「それにしてもどうして喫茶店なの?」


「喫茶店が大好きなだけだよ」


「なるほどね、私も喫茶店には行った事がないけど、楓となら行ってみたいかな」


「私も佐奈と喫茶店に行きたい」


お話しながら私と佐奈は喫茶店に向かっていると、

晴れていたお天気が急に曇ってきて

今にも雨が降りそうなお天気になってきている。


早く喫茶店に到着したいけれど、まだまだ距離があってお時間も

かかるというのが現状です。

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