ここまでの設定

設定①

 野生幼女観察日記【設定】


《キャラクター》

 ・モンタ

 亜人種ゴブリン族。

 誰かの役に立ちたいという思いから町に移り住む。しかし度重なる失敗により、誰とも接したく無いと考えるようになる。人混みから逃げ深林で暮らし始めた。


 ・ユウナ様

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 ・ニーナ

 人種の幼い女の子。略して幼女。

 過去二回、モンタのオナラを喰らっている。


 ・熊(タワシ)

 薄茶色の毛並み。大きな図体。

 魔獣。

 魔法使用時、目が緑色に発光。

【異心伝心】

 視線を交わした相手に断片的な考え(思考のイメージ)を送ることが出来る。相手の思考も読み取ることが可能。


 ・家畜

【鶏】三匹。すべて雌。

【牛】一頭。もちろん雌。

 モンタが「おーい」と呼ぶと鳴き声を返す。放飼にしており、家の周りの雑草を食べる代わりに糞を撒き散らしていくので衛生管理が大変。


 ・爺婆

 モンタの婆ちゃん。

 隣に住むゼードル爺さん。

 魔法と魔獣を知る最後の世代である。


《自宅》

 ・母家

 台所。釜戸。寝室。

 ・食料庫

 母家の台所の下部にある。床と天井には大きなルーンが描かれており、ここに入れた食材は長期間劣化せず、痛みもしない。

 ・窯小屋

 母家のすぐ隣。家畜小屋、菜園とは反対側。

 真っ直ぐに上に伸びた煙突が特徴の小屋。

 燻製肉やパンなどを作る時に使用。

 雨の時に煙突の水避け板を刺さないと濡れて使えなくなってしまう。

 ・菜園

 家畜小屋の側面に面して広がる小さな菜園。低い柵で覆われている。

 肥沃な土のお陰で、いろいろな野菜が短期間で育つ。早くて4日。

 大麦は僅か3ヶ月。

 ジャガイモ。里芋。トマト。ピーマン。レタス。青菜。春菊。ほうれん草。紫蘇。キャベツ。胡瓜。落花生。などなど。

 ・家畜小屋

 母家の横にある。鶏三匹と牛一頭がいる。

 正面の大扉と奥に繋がる小さな扉がある。

 ・養蜂場

 時折、熊に襲撃される。

 ・水汲み場

 家から北東に向かった先に湧水が出ている。長い竹筒をいくつも繋ぎ合わせて家の水汲み場まで引いてきている。

 水汲み場の水受けが溢れた先には水路があり、菜園へ流れていくようになっている。

 ・焼き石風呂

 家の裏手、窯小屋の隣にある。水汲み場から菜園を経由して水路が通っており、そこから水を汲み上げて使用する。

 長方形の浴槽の端に縦長の窪みがある。その境にある遮り板は小石程度の穴がいくつも空いており、水がその間を循環するようになっている。焚き火で焼いた石を窪みに入れていくと、浴槽の水が温められていくという仕組み。

 ・携帯即席暖炉

 焼き石をビントの葉で幾重にも包んだ簡易的暖炉。保温効果と温度調節を兼ねるビントの葉はここでも役立つ。この葉を身につければ服の代わりになることをモンタは思いつけなかった。


 ・小道具

【ビントの葉】焚き火などの温度調節が可能になる燃えにくい葉っぱ。使用方法は焚き火や釜戸など火を起こした上に鉄の網を設置しそこに葉を重ねるだけ。重ねた枚数で伝わる温度が変わっていく。

【木箱】お弁当を入れる小さな木箱。

【竹筒】水やスープなどを入れる。

【釣竿】結構丈夫。

【網】湖で時折大量発生する魚を捕まえるのに使う。

【水竜の鱗の鞄】

 水竜の鱗を使って作った鞄。軽量かつ防水。内容量の大きな高機能鞄である。

 ある人からの貰い物である。


 ・大道具

【荷車】

 モンタの自作。御者台と荷物置きの空間があるだけの四輪荷車。熊が引っ張っていくことを前提に作られており、その前提を踏まえた強度設計がされていない欠陥品。車輪が壊れやすく、ソリのようになってしまう。



[ルーンの刻まれた調理器具]

【小壺】チーズを作ったりする。



《料理》

 ・ビントという木の葉。重ねる枚数で火の温度調節が可能。

【ベーコン卵サンド】

 葉に包んで蒸し焼きにする事もある。

【アスパラベーコン】

【キャベツとピーマンの甘タレ野菜炒め】

【チーズ】

 小壺で牛乳を発酵させた簡単チーズ。小壺には調理用のルーンが刻まれている。

【パン】

 釜で焼いた。

【硬く焼いたパン】

 保存用のパン。石のように硬い。

 食べる時は水やスープ、肉の脂などで柔らかくしてから食べる。

【蒸したジャガイモ】

 チーズと一緒に食べる事もある。

【トマトスープ】

【肉野菜炒めオン・ザ・麦米】

 ニーナと熊を誘き寄せるために作った超絶香ばしい肉野菜炒め丼。

【蜂蜜レモン水】

 モンタがよく作る。

【握り飯】

 麦米を薄塩をまぶして握った。中に具は無い。

【ミーロン茶】

 深林に生えるミーロンという葉を燻して作ったお茶。口の中の脂を流し、さっぱりとしてくれる。ほんの少し渋味がある。

【特製極上贅沢ハンバーガー】

 今世紀最大の秘宝。串を刺して崩れないようにする。とても分厚い。

 燻製肉。レタス。目玉焼き。チーズ。刻み玉ねぎ辛味ソース和え。鶏肉ハンバーグ。硬く焼いた丸いパン。

 食べる前に香草で包んで弱火で少し蒸し焼きにする。

【自家製カレー】

 まだまだ改良の余地あり。

【ナン】

 窯で焼いた薄い生地のパン。しっとりして柔らかい。カレーと一緒に食べる。

【お芋】

 深林に自生していた、とても甘い紫芋。モンタの菜園で養殖し育てた特製。

【オムライス】

 ふんわり卵が難しい。

【野菜煮込みスープ】

 作り置きをよく作る。

【粥】

 細かく刻んだ人参、キャベツ、そして焼き魚を解して細かくし、麦米を入れて作った簡素な粥。柔らかくほのかな塩の味付けは、体調の悪い時に絶品である。

【魚と野菜の肉団子スープ】

 湯を入れた竹筒に、濃いめに味付けした肉団子を投入していく。魚の身をほぐし、芋と野菜を丸めて作ったものだ。時間が経つと中でしだいに解れていきスープになる。


[デザート]

【パンケーキ】

 自家製小麦粉で作ったふんわりパンケーキ。蜂蜜を掛けて食べる。



《深林》

 人も魔獣も滅多に寄り付かない樹々の生い茂った深い森。

 外周を《死廃の沼》が囲い、深林への出入りをほぼ不可能としている。そこを通り抜けるには、一定の条件を満たさなければならない。

【スコール】

 深林一帯に降る短時間高降水量の雨。通常五分ほどで止む。規模によっては一時間ほど降ることがある。

【雨の日】

 長雨の時、急激に気温が下がる。

 嵐になる事もしばしばある。

【冬】

 三日に一回のペースで長時間、雪が振り続ける。


 ・高山

 深林の中心にある大きな山。

 中腹には見晴らしの良い崖がある。家が遠くに見える。

【崖っぷちの丘】

 山頂に近い開けた場所。丘のようになっており、その先は断崖である。

【上下に通じる通路】

 麓から山頂までを繋ぐ山の中の空洞。

 螺旋状の坂になっており、中では光苔と鉱石が淡く発光している。


 ・滝壺

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 ・湖(池)

【カサパチ】

 鮮やかな赤い鱗が特徴。寒い時期が来る季節の変わり目が旬。身が引き締まりつつしっかり脂が乗った魚。どんな調理をしても美味しい万能食材。


 ・川

《上流》

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《中流》

【トントビ】

 町で高く売られている。旬の時期は脂がよく乗っていて炭火焼きにして食べると絶品。


《下流》

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 ・巨木のがらんどう

 深林の中では手付かずの場所が多いため、巨木が多い。人が二、三人入ることが出来るものまである。雨宿りにはうってつけの場所。


 ・花畑

 深林の南下した先にあるなも無い花畑。

 ニーナの笑顔を初めて見た場所。


 ・熊の住処

 花畑の奥。なだらかな傾斜となった林を抜けた先にある大きな洞穴。

 洞穴の奥には枯れ葉を敷き詰めた寝床があり、その更に奥にはモンタから奪った弁当の木箱が散乱している。そこにはニーナの唯一の持ち物が置かれている。


『自給自足の注意事項』

 ・雨で泥濘んだ地面はとても危険。

 ・怪我は死に繋がる。

 ・絶対に無理をしない。

 ・家畜の世話をしっかりとする。

 ・病気にならない。させない。

 ・資材の調達はできる時にしておく。


『世界の歴史』

 魔獣が一掃されて数十年が経つ。

 魔法も一切使えなくなった。

 ルーンという刻印式術式のみ使用可能。

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