第2話 生咲のJKデビュー



 私、咲田生咲。さきたきさきって読む。高1。みゆきの友人。



 、、、スポーツは割と得意。勉強は苦手。



 後は、、、特に無い。



 以上。















「以上。じゃねーーよ!!!!!!!!!。あっぶねーーー!!あぶねーよ!?私が突っ込まなかったら終わってたよ??!!」




「はぁ……めんどくさい。言い忘れてた。コイツが華のJK、才色兼備、文武両道の美原みゆき。」



「ご紹介ありがとねン☆そう!あたしが華のJK、って!?私のはいいの!!!!てかJKは最後に言うの!!!!」


「いいのか、主張したいのか、どっちかにしろ!!!!」



 彼女達は互いにボケとツッコミ役である。




「しょうがないわね!?私が生咲の自己紹介してあげる!!



「いや、それ自己紹介っていわねぇーよ。」



「咲田生咲。さくたきさき、じゃなくて、サキタキサキよ!あだ名はキキキ!!」


「いや、それお前しかよんでねーよ?てか呼びにくいだろう!?」


「え…じゃあ、さきき?」


「軽いな。すぐ変えやがった。」


「えーー。でも…さききってなんか可愛くない??キキキの方がダサくてよくね??」


「しばくぞーー。」



 ゴツっん。



「いったーい!言葉にすると同時に手が出てますけど!!??あんた本当にスポーツ得意なわけ?!」


「割とって言ったからな」


 ビシッっっ!!


「いたたたたたい!!信じらんない!華のJKに一体なにをするの」



「飽きた。早く学校行こうぜ。宿題写させろ。」



 生咲は歩き始めた


「ちょ!?飽きたってなんですか!!まだ、自己紹介の途中でしょうがっ!!!!??待ちなさい!!、、、、、、ルールル。ルールルルルルー。戻ってきなさい!!ルールル。ルールル。、、、、、、、、。おかしいわね?これで呼べると聞いたのに」



「喧しいわ!!ボケェ!!」




「あ!ルールル、ルルル、ルールル、ルールールール、、、こっちかしら」


「ちげーよ、それ部屋でゆっくりする方!!やめろバカ!」


「チェっ、キキキ、ノリ悪ーい。ん?、、、、、、、、、、、、キーキキ、キキキ、キーキキ、キキキ☆」



「あっ、すいませーん!!バッド貸して下さーい。あとボールも。」



 危険を察知したみゆきは走る!!全速力で走る!!が、お尻にヒッッット☆


「私の、死リーーーー!!」


「へぃ、Siri?救急車呼んでくれる?尻が死んだ、なーんてね♡」




「宿題かさないからね!!自力でなんとかしなさいよ!!キキキのバカー!!、、、いたい。、、、、、、、、あーあー、あああああー、ああー」



「ボール、もう一球あるよ。」



「貸します。」



 友達で良かった。生咲は思った。

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