23 熱い女子会


 週末の金曜日。授業間の休憩時間。

 彩乃は、スマホ片手に教室の机へ突っ伏していた。


「どうした彩乃? 随分と元気ねえみたいじゃんか」


 と、遅れてやって来たしずかの第一声。

 隣に座り彩乃の顔を覗き込むと、悪戯っぽく笑みを浮かべた。


 彩乃を挟んだ反対側では、京子が軽く会釈をして次の講座の準備を進めていた。


「彩乃ちゃん、今度の土日、海斗君に会えないんですって。だから、さっきからこんな感じなんです」


「へえ、そりゃご愁傷さま。てか、幼馴染君、怪我してて仕事出来ねえんじゃなかったの?」


 その言葉に反応した彩乃は、手に持つスマホを黙ってしずかの目の前にかざした。

 そこにはメッセージアプリに送られて来た、海斗との文面が表示されていた。


『ありがとう、怪我は大丈夫、支障はないよ』

『でも、腕が動かなくて不便でしょ? 明日からのお休みに、アヤがそっちに行って、お世話してあげるから』

『ごめん、土日は忙しくて、どうしても仕事に行かないとなんだ』

『少しくらい休んだほうがいいんじゃない?無理するとかえって良くないかもよ?』

『先輩達に迷惑かけちゃったしね、アヤにはまた今度お願いするよ』


「……いい奴じゃん。これぞ、頼れる男って感じで。うん、見直したわ」


 しずかの海斗を称える肯定的な意見が聞けたところで、彩乃のスマホはシュッと元の位置に戻っていった。突っ伏していた彩乃の体は、さっきよりも丸まっている。しずかの意見が気に食わなかったのか、何やらブツブツと言っているようだった。


 昨日、相川病院で行き会った時の海斗の怪我の状態は、既にしずかと京子に報告済みである。

 彩乃は怪我した海斗を見て、ある程度治るまで休養すると思っていた。腕つりの三角巾こそしていなかったものの、五針も縫う怪我だけに、早々まともな仕事など出来ないものだと思い込んでいた。


 しかし、彩乃のその予想に反し、海斗は翌日の今日からしっかりと出社しているという。


「不自由な海斗君のお世話をしたいって言ってたのに、当てが外れちゃったみたいなんです」


「それで、ふさぎ込んでる、ってな訳かよ……いいねえ、幸せな悩みだわそれ、間違いなく」


 海斗は怪我をしたことと、それによって会社の同僚に迷惑をかけたことに少なからず負い目を感じていた。

 それに加えて、大手の取引先からの急な受注が入ったとの事なのである。それも大量数の。


 ただでさえギリギリの人員でやっている羽柴製作所だ、加えて加工機械の数も限られている。 

 海斗一人の欠員ともなれば、納期遅れに直結する大問題であることは言わずと知れた事実なのである。

 傷の痛みなど腕を動かすのに少々不自由なくらいで、左手自体は全く問題なく使える。車の運転だって全然平気。

 特に休む理由などないと判断した海斗は、土日の休日出勤も二つ返事で応えて、大口の生産に協力する決意を示していたのだ。

 


「いつも土日は空いているって言ってたのに……なんでこう、タイミング悪いのかなぁ……せっかくアヤが癒そうと思ってたのにね」


 彩乃は机に顔を伏せたまま、ぼそりと口を開いた。

 よしよしと、彩乃の頭を撫でる京子。


「そうですよ彩乃ちゃん。男なんて生き物はですね、どんな人でも、いつも自分勝手なんですから」


 まるで子供をあやすように、そして包容力のある女性を思わせる京子の姿。

 あまりの自然な姿の京子に、違和感すら感じなかったしずかは、何を思ったのか嫌味ったらしく言ってみたいと思った。


「あん? 京子のその口っぷりだと、もうすでに幾人も男を経験済みって風じゃねえか?」


 京子を疑るように横目を向けるしずかは、明らかにただふざけて言ってみただけ、そんな口調だった。


 いつもおっとりとした口調で丁寧な喋りの京子は、趣味とか好きな物とか、ほとんど自分に関することは語らない。訊かれたら最小限喋る程度だ。

 しずかは普段、彩乃を挟んで京子と接することが多い。もちろん、直接会話をしない訳でもないのだが、大抵彩乃が割り込んできたりして、訊きたいことの本筋から反れることが多かった。

 従って、しずかにとって京子は謎多き友人なのである。

 そんな京子を、しずかの見立てだとそれほど男性経験豊富とは思えずにいた。今日こんにちまで彼氏がいたかどうかも怪しんでいた。


 しずかの嫌味に、どうせ上手くはぐらかされて終わりだろうと、あまり期待はしていなかった。


「あれ? やっぱりしずかさんにはバレちゃいましたね。……そうですよ、私は今までに10人ほどのお方と、お付き合いをしたことがあります」


「「え!」」


 そう京子から返ってきた言葉は、しずかの予想をはるかに上回るものだった。

 言った本人は至って平常心。いや、それ以上に満面の笑みを浮かべていたのだ。


 嘘をついているとは思えない澄ました態度に、訊いたしずかは、あんぐりと固まっていた。

 机に伏せていた彩乃の頭も京子に向けられていて、薄茶色の瞳は真ん丸にむき出していて京子を放さなかった。


「……って、あれ? みなさんどうしたんです? 私なにか変な事言いましたっけ?」


 京子はキョトンとして小首を傾げると、何事も無かったかのように教科書を開いていた。


「おい、マジかよ。ここに恐ろしい女がいたぞ……」

「……ですね」


 実際のところ、彩乃も京子の本質はよくわかっていなかったのだ。



◇◆◇



「それならですよ、彼のアパート知ってるんでしたら、仕事終わる前に上がり込んで、お夕食の支度しちゃえばいいんですよ」


「う~ん、合鍵持ってないしなあ。そもそもカイとはタダの幼馴染なだけけだし、交際しているわけでもないし……」


「じゃあ明日っ! その会社っつうとこに乗り込んでよ、家の鍵、ひったくってくりゃ良くね?」


 京子の意外な一面にショックを受けたしずかは、なぜか一人で興奮し出した。

 かと思えば、今夜はどうしても三人で飲みたいと言い出して、近場の居酒屋で女子会という運びになった。

 京子は特に予定は入っていなかったので、即オッケー。

 彩乃は、メイドのバイトがあると言って渋っていたのだが、しずかのゴリ押しにより、バイトをキャンセル。

 無事に女子会の開催となった。


 開始早々、酒を飲むペースの早かったしずかは、もうだいぶ出来上がっている。もちろん生ビールを中ジョッキ四杯目。そのジョッキもあと少しでなくなりそうな勢い。

 そして、相変わらずソフトドリンクしか飲めない京子は、カシスオレンジ風のジュースを飲んでいた。

 彩乃はレモンサワーをゆっくり飲み進めている。


 テーブルには、この店おすすめの焼き鳥と、串カツが並んでいた。

 しずかは店員さんを捕まえると追加の生ビールと枝豆と揚げ出し豆腐、それに最近メニューに追加されたチーズタッカルビを注文した。


「カイの行ってる会社は確か……はしば製作所って言ってたような、気がするんだけど、全然場所がわかんないし」


「聞いたこと無い社名ですね」


「そうなの。なにしろちっちゃい町工場らしいから」


「大田区だよーとか、大体の地区とかも、教えてもらっていないんですか?」


「うん。全く」


 しずかの頼んだビール五杯目と、枝豆が運ばれて来た。

 空になったジョッキと、綺麗に泡立った満杯のビールが入ったジョッキを、店員さんと物々交換するしずか。金色に変わったジョッキは、直ぐにしずかの唇に吸い付かれた。


「それなら、地図アプリで検索すればどうです? すぐにわかるかもしれませんよ」


「えー、教えてもらってもいないのに? 勝手に調べて、突然行くなんて……ストーカーか何かに思われちゃうでしょ?」


「ぷはーっ、いーまさら何言ってんだ? 幼馴染君大好き人間が! そこまで来ると、もう、ほぼストーカーだぜ?」


 据わった目で説教を垂れるしずか。掴んだ焼き鳥を歯でむしり取った。

 彩乃も「ストーカーじゃないからっ!」と吐き捨てて、ジョッキのレモンサワーを半分喉に流し込む。


「でもあれですよ。私なら、気になった男の人だったら、お家だろうと、会社だろうと行っちゃいますけどね。あ、もちろん、了解は得ますよ」


「へえー。京子ちゃんて、意外と積極的なんだね。アヤ本当にびっくりしちゃった」

「おう、それな! 意外過ぎて、マジドン引いたわ!」


「ん、意外? ですかね? 私は好きになっちゃったら、自分の思う通りに行動しちゃうタイプなんですよ。その代わり、冷めるのも早いのかなあー、って思います」


「怖ええ、京子マジ怖ええ! さすが10人の男共を食ってきた下半身はパねえわ!」


「ちょ、しずかさんたら下品ですよっ! ね、京子ちゃん」


「ケッ! 事実じゃんか」と吐き捨てるように言ったしずか。


 ムッとした京子は、串カツを口の中に放り込み、咀嚼しながら京子を見据えていた。


「……そういうしずかさんは、今までに何人の男性と、お付き合いしたことあるんですか?」

「ん、アヤもそれ、すごく興味がある」


 彩乃と京子は瞳を輝かせて、しずかの顔を覗き込んだ。

 二人に迫られたしずかは「んあ、それ……言わなきゃ駄目か?」と言い、5杯目のジョッキを半分まで減らした。

 目の前の二人は、力強く縦に首を振った。

 

「……まあ、あれだ、アタシはその……二人だ」


「「ほぉー」」とシンクロする彩乃と京子。

 しかしその後、しばしの不思議な沈黙へ移行する。

 何かおかしなことを言ったのかと、小首を傾げながら考えつつ、沈黙の流れに乗っかるしずか。


 黙りこくる三人の元へ、さっき頼んだ揚げ出し豆腐とチーズタッカルビが届いた。

 微妙な空気の中、注文の料理をテーブルに置いてイイものか悩んでいる。

 彩乃が手を差し伸べて「あ、もらいます。あと、生中一つと梅酒一つ追加で」と小声で言って店員さんを送り返した。

 京子は小皿を並べると、熱々のタッカルビを取り分けた。

 出来立てが美味しいタッカルビ。各々黙って食べ進め、たまにお酒をひっかける。


 そして、三人の沈黙を破ったのも彩乃だった。


「……意外ですね。しずかさん、アヤ達より一個年上だから、もっと経験豊富かと、勝手に想像しちゃってた」


 実は彩乃と京子が、しずかを『さん』付けで呼ぶのには理由があった。学年が一つ上の生まれ年だからなのである。

 大学生ではそう珍しい事ではない。二浪や三浪だってざらにいるのだ。

 しずかは一年浪人して、大学に入った。

 彩乃と京子と三人でつるむようになると、友達どうしなら名前を呼ぶときに『さん』付けはおかしいだろうと提案した。

 しかし、しずかのボーイッシュな見た目と口調のせいで、ついに『さん』付けは定着したままになったのだ。


「うん、私もそう思っていました。その二人って、付き合ってた期間とか知りたいです。どっちも好きだったんですよね? まさか、同じ時期とかじゃありませんよね?」


「ばか、お前じゃあるまい、二股とかあり得ねえわ。……全く別の時期、だったけど、どっちも高校生の時だぜ。二年生の冬からの奴と、三年の秋からの奴」


「それって、どの方も好きだったんですよね?」と京子が訊く。二股なんかしていないけど、といった顔つきで。


「……ま、まあな」


 しずかは恥ずかしそうに目を逸らすと、ジョッキのビールを一気に喉へ流し込んでいた。それを、ジッと観察する二人は、妙に納得していた。しずかの浪人の原因の一ついが、色恋に走っていた事実に。


「なるほど。で? 正直、どっちが上手くて、気持ち良かったですか? エッチ!」

「「ブッ!!」」


 吹いた。


 しずかは飲み干したジョッキに。

 彩乃は、さっき来たばかりの揚げ出し豆腐を食べながら。吹いた。

 

「はあ? ば、バカか! なんで両方セックス前提なんだよ! お、お前、アタシは一人としかヤッてねえし。最初の奴はアレだ……せいぜいキスまでだったから……」


「ちょ、大きな声で恥ずかしいから……」と彩乃が小声でしずかに言う。


「ふうん、そうですか。じゃあ最初の人はノーカンになりますね。結果、しずかさんの付き合った人数は一人。ということですよね」


 人差し指を立てて口端を上げる京子に、しずかは異議ありと言わんばかりに眉の角度を上げて形相を変える。

 その横で彩乃は「ちょっと、二人とも、落ち着いて」と交互に首を振りながら促していた。


「おい、こら、ちょっと待て、こちとら京子みたいに、ホイホイと気軽にケツ差し出せねえんだ。この、あばずれ女!」


「あばずれなんてひどい! 私だってその時はちゃんと愛し合ってするんです。たった一人としかセックス経験が無いくせに、偉そうな口利かないでください」


 しずかの暴言にカチンときた京子は、頭に血が上っているせいなのか、経験人数を基準としたおかしな持論を、あたかも正論の様にしずかへとぶつける。

 しかし、相手は完全に出来上がっている酔っぱらい。しかも、いつもより饒舌になっていたのでたちが悪い。


「おいおい、セックスした人数で優劣付けんのか? 大体お前の恋愛観おかしいぞマジで! しかも、なんで最初好きだった奴を削除されなきゃならねえんだ!! こう見えてもなぁ、結構一途なんだよ、アタシは。悪いか? なあ、彩乃」

 

 彩乃は恥ずかしそうに、黙ってテーブルの上に視線を落としていた。

 女の子が、それも女子大生が公衆の面前で、セックスなどと大声を張り上げていれば、幾ら賑やかな居酒屋であろうと回りがざわつき始める。

 京子は頭に血が上っていて正当な判断が出来ていない。しずかは見ての通り。

 唯一それほどアルコールの回っていない彩乃は、只々恥ずかしさに縮こまっていた。


 そうやって気配を消し、しずかから突然名前を呼ばれると、ビクリと両肩を跳ね上げて驚いていた。


「あれ、彩乃どうした? 顔真っ赤だぞ?」


「ぁ……いや、その……なんていうか、しずかさんも京子ちゃんも、凄いですね。せっかくの女子会ですよ、仲良く飲みましょうよ、ね」


「ほらっ、彩乃ちゃんが困っているではありませんか」


「そりゃ京子、お前のせいだろう?」


「失礼ですね。私が何時、彩乃さんを困らせてしまったと言うんですか?」


「これから清いお付き合いを始めたいと思っている乙女を前に、セックスしないと付き合ったことにならねえとか、下品極まりねえぜ」


「あっ……確かに、それは言い過ぎましたね」


 異様な空気の中、彩乃たちのテーブルに店員がそろりとやって来た。苦笑いのまま黙って静かに生ビールと梅酒を置き、去っていった。



 頬を赤らめたまま俯いていた彩乃が、口を開いた。


「あ……あ、アヤは……」


 落としていた視線は、それでも何かを伝えようと必死になっている瞳だった。

 黙って彩乃を待つ、しずかと京子。でも、次の言葉が出てこなかった。


 なんとか第一声を絞り出してみたものの、言葉を詰まらせて先に進めない彩乃は、おもむろに梅酒のグラスをつかんだ。

 グラスを口に付けると、アルコール度数の高い梅酒を一気に飲み干した。

 空のグラスをトンとテーブルに置くと、隣にあるしずか用に頼んだはずの生ビールに持ち替えた。


「ちょ、ちょっと彩乃ちゃん、そんなに飲んで大丈夫ですか? また具合悪くなってしまったらーーーー」

「京子ちゃんありがとう。心配いらないわ、今日は大丈夫のような気がするの」


 京子が制止しようとするも、手に持ったジョッキに口を付けた彩乃は、ぐびぐびと喉を鳴らせて半分ほど減らしてしまった。


「んで? 何が言いたいんだ、彩乃は」


 しずかは頬杖をつきながら座った目で彩乃に訊いた。

 彩乃はジョッキをテーブルにドンと勢いよく置くと、荒れた息づかいを深呼吸で整えてから口を開いた。



「…………アヤは、処女です」


 しずかと京子で言い合っている男性経験の口論は、少しばかり彩乃には刺激が強かった。それがどういったものか、どんな気持ちで受けるものなのか、経験のない彩乃にとって未知の世界だった。

 でも、興味はある。


「ああ、そりゃ知ってるよ」

「ですよね彩乃ちゃん」


 決して彩乃はモテなかったわけではない。ラブレターを貰った事も、直接告白されたことも数え切れないほどあった。今だって、同学年の西田からしつこく言い寄られている。


「アヤには、アヤなりの色々な事情があって……その、今までも、男の人を好きになんてなれなかった……ううん、ならないと思ってた」


 彩乃は、全てのお誘いを断り続けている。自身が抱える身体のコンプレックス、それが一番大きな要因なのかもしれない。が、実はそうなる前からも、男の子からのアプローチには見向きもしていなかった。


「ああ、アタシもそうだと思ってた」

「ですよね彩乃ちゃん」


「でも今は……好きな人がいます!」


 そう、今の彩乃には、どうしようもなく好きな人が、再会してしまった男性がいる。その男性は、幼き日からずっと思いを寄せていた人。

 

「アヤは思ったの。このままでは駄目、京子ちゃんみたいにもっと積極的にならないと。彼、もしかするとアヤのこと好きじゃないかもしれない。でも、アヤはずっとずっと彼を好きだった」


 好きな人とのセックス。その時の会話に割り込めなかった彩乃は、顔を真っ赤にしながら目を伏せていた。

 別に全ての恋人の終着点がその行為だとは思わない。しずかの一人目の彼のように、キスが愛の表現だってある。

 でも、一人の女性として生を受けたからには、好きな人をとことん愛したい。繋がりたい。そう思うのは決して悪いことでは無いのだ。


「……京子ちゃんの言っている。付き合った一人にカウントできるように。アヤは、アヤなりに頑張りますっ! 彼を射止めてみせます!!」


 酒の力を借りたものの、彩乃の思いを言葉にした。そして宣言した。


「おし! よく言った彩乃! それでこそ女の中の女! 今日は彩乃のための前祝いだ、ジャンジャン呑もう。ビール追加だっ!」


「そうよね、私も、彩乃ちゃんを陰ながら応援しますよ」


 この後、京子の心配を余所に、彩乃としずかは限界まで飲み続けたのであった。

 素面で居続ける京子にとっては、もはや耐え難い光景だったという。

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