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  • 第1話 濁流への応援コメント

    狸出来ました!!!!
    https://kakuyomu.jp/users/Wing961/news/16818093083989971060

    どうでしょうか!

    作者からの返信

    おぉっ!

    拝見しました。
    素晴らしい!

    狸も凛々しいですが、背景の川もすごくリアル。

    後ろの川モヤなども良いですね。

    いや〜!
    大変感激しております。

    ありがとうございます!

  • 最終話 青空への応援コメント

    今回は自主企画『イラスト作ります!』にご参加いただきありがとうございます

    作品を読ませていただいたところ、狸が主な登場人物ということで…
    実は、アライグマは英語でraccoon、狸は英語でraccoon dog、とまあAIが認識できないので作成したらアライグマになってしまうんですよね… 

    この作品、狸なしではどうやっても作りようがないので少し考えながら作成を遅らせていただきます。  もし、もうどうやってもうまく行かないとなったらまたお知らせしますのでその時はご了承ください…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    イラストは大変楽しみにしておりますが、拙作のためにあまり無理なご苦労はしないで下さい。

    しかし、狸がAIアートの不得意分野だったとは!

    ……。


  • 最終話 青空への応援コメント

    多摩川に現れたたまちゃんや、故郷にひょっこり現れたりょうちゃん(両津湾にも表れたことがあったそうです)
    それらは可愛いと大騒ぎになりましたが、捕獲せず見守ることをしました。
    この狸さんはもしこの親子に捕獲されたらどうだったでしょう。
    幸せだったろうか、と疑問に思えます。ペットショップで売られている動物とは違いますし、飼うのだって簡単なことではないでしょうしね。

    読みながら、捕まっちゃダメだよ、と何故か応援してしまいました。
    だって捨て猫の保護とは訳が違いますからね。
    懸命に逃げて川岸で人間の方を振り向いた時、「お前らに捕まって飼われるくらいなら、この濁流に呑み込まれて死んだ方がマシだ!」とでも思って身を投げた?と想像しました。
    何でかは知らないけど、本当は坊やの味方をしてもよさそうなのに、狸の味方をしているのは何故?・・と不思議な感じです。

    もしかして狸の被害で困っている人達がいたら、どう思うだろうか、等と現実的なことまでも考えてしまいました。
    童話の世界だったら、優しい親子に助けられて、狸が恩返しをするんでしょうけどねえ~
    面白い場面に遭遇できましたね。

    作者からの返信

     たぶん狸は一般家庭のペットには適さないでしょうね。

     けっこう都市部や人家の近くにも出没するのに、人が飼うことが無いので、要するにそういうケモノなんだと思いますよ。

  • 最終話 青空への応援コメント

    この度は企画ご参加いただきありがとうございます。

    流れてきた子狸に親とはぐれたのか、自らを一人前と証明する為に泳いできたが疲れたのか。

    どちらにしろ濁流の中では上流にはきっと帰ることが出来ずに、下流へ流れ着き、その地で野生生活をする。と、なればいいですね。

    子狸の幸せを願います。

    また機会があればよろしくお願いします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    この話は私が見た事実をそのまま描写した、ドキュメンタリーな話ですね。

    人はヒト、獣はケモノ、安易に触れ合う愛情物語とはなりませんでした。

    現実はハードボイルドだぜ。

  • 最終話 青空への応援コメント

    私の企画への参加、ありがとうございました!
    台風に巻き込まれた子狸、、子狸が無事であればなと思いつつ、助かっていないんだろうなとも考えられました。
    子狸にプライドがあった、と考えるのが自分にはしっくりきました。
    (私の企画を外していただいて大丈夫です。)

  • 最終話 青空への応援コメント

    拝読しました。
    丁寧な文体で読みやすい作品ではありますが、終始物足りなさを感じました。
    主観である人物が傍観者という立ち位置である以上、物語に抑揚をつけるというのは難しい部分もあるのかも知れませんが、展開もオチも読者の想像力を刺激するような内容ではないので、欲深な読者である自分などは、もう少し何か欲しいなぁと思ってしまいます。

    立ち位置が徹底しているので、読者もこの作品に入り込めないまま、傍観者として読んでしまうのではないか、とも思いました。

    ただこれはこれで、読み物としてはありだと思います。小説でありながら、教えのある絵本のようでもあって、もしこのお話に続きがあって、狸の大冒険的な展開を見せれば、子供に読ませたい児童文学として、学校の図書室に置いておきたい!と思えるような作風でもありました。


    この度は企画へのご参加、ありがとうございました。

  • 最終話 青空への応援コメント

    この度は自主企画への参加、ありがとうございました。
    野生動物と身勝手な人間の出会いが増水した川を舞台に繰り広げられて、緊張感がありました。
    実際にあった出来事を元にしているということで、子供を止められない大人がかなり怖いですね。あと野生動物に噛まれたおじさんが物凄く心配ですが、親子に手を貸した時点で同罪なのかと思うと何とも言えない気持ちになりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おそらく男の子は単純に、仔犬を拾うくらいの気持ちで子狸と接したかったんだと思いますよ。

    まぁ、子狸は見た目も可愛いですからね。

    しかし、確かにあなたが指摘するように、この子の親や周りの大人がこの時どうすべきだったのか?ってのが重要なことですよねぇ。

    結果として、男の子に大人が加担して、狸にハードボイルドな結末になりました。

    やっぱりケモノはケモノ、人は人ってことなんですねぇ。

    拙作を、真摯に読んで頂けたことに感謝申し上げます。

  • 最終話 青空への応援コメント

    拝読させていただきました。
    台風のあとのちょっと不思議な邂逅ですね。それぞれ(多分狸も)全く悪意はなくて、絶妙なバランスでの出来事だなぁと思いました。また、それを観測している主人公の視点も興味と優しさ、不思議なものを見ている感覚か読者の視点とも重なって。
    とても面白かってです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    台風一過の江戸川で偶然見た出来事だったのに、何だか読者の反応からもいろいろ興味深い視点が交差する結果となりました。

    人間の安っぽい優しさなんぞ拒否してハードボイルドに生きる野生のケモノの姿を、あの少年はどう感じたのか?…作品から筆者自身はじわじわと気になっております。

    ご愛読に感謝申し上げます。

  • 最終話 青空への応援コメント

     はじめまして。
     私は子狸が追い詰められてとっさに最後の行動をとった(とることを余儀なくされた)と感じましたが、いろいろな受け止め方ができ、かつ、それぞれ深みのある内容を伴ってくる、この作品の懐の深さを感じています。
     気のいいおじさんの怪我、大したことにならなければいいですね。

    作者からの返信

    コメント頂きまことにありがとうございます。

    これはまぁ、実際に見たものをドキュメンタリー的に描きました。

    男の子は狸とお友達になりたかったようですが、おじさんは思わぬ負傷をしてしまいました。

    そしてハードボイルドな結末…。

    子狸は、可愛く見えても野性の猛獣でした。

    簡単には人に懐いたりしないと思いますね。

    ざんね~ん!

  • 最終話 青空への応援コメント

    読ませて頂きました!人間に捕まる恐怖、よりも子狸の野生動物としてのプライドが最後の結末に繋がったように感じました。真相は流されてしまった子狸にしか分からないことですが、人によって捉え方が変わる、面白い作品だと思います。
    読了後はなんだか爽やかな気分で終われるのもいいですね。素敵な作品をありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    この作品は読者から様々な感想を頂いており、作者としても非常に興味深く思っております。

    ただ、この実際の結末から感じるに、やはりヒトと野生動物は相いれぬ関係なのだと認識せずにいられません。

    狸をのがして泣いて帰った坊やはその後なにを感じたことだったでしょうか?

    ご解読に感謝申し上げます。

    では。

    編集済
  • 最終話 青空への応援コメント

    お邪魔いたします。

    「菊とミココロ」を読ませてもらったときも、立ち位置が面白いなぁと思ったのですが、こちらの作品も最初から最後まで傍観者というのがいいですね。

    洪水のあとの狸、イロイロ殺気だっていたことでしょう。
    子狸とはいえ、人間のましてや子どもにどうこうできるような存在ではありません。

    奴らは生き残るために生きています。
    生き抜く気合いと根性が違います。
    野生の生き物と愛玩動物とは相容れぬもの。
    可愛いと見えるのも、油断を生ませる彼らのワナ!

    侮ってはいけないのです!

    (狸に喰われ続けたきゅうりを思いだしつつ)

    作者からの返信

    早速のご訪問ならびにコメント頂きまことにありがとうございます。

    「奴らは生き残るために生きている」

    日常を野性動物と生活の攻防をかけて過ごす人の実にリアルな言葉 !!

    森緒家の新潟の本家も、集落の前には田んぼが広がり、裏手は標高500~600メートルくらいの山々が連なる田舎で、ほとんど野生の王国みたいなところです。

    裏手の山道に車で上がれば、リスやウサギやムジナなどの姿を見ることが出来ます。

    奴らを手懐けて仲良くなるなんてことがいかに不可能か、実際にかの地で暮らせばすぐに理解出来ますよね。

    江戸川を流れて行った子狸は、その後どうなったのでしょうか?

    江戸川河口にある東京ディズニーランドあたりにこっそり上陸して逞しく暮らしている…かも !?

    では。

    編集済
  • 第1話 濁流への応援コメント

    まずはお住まいのあたり、水害がなくてなによりでした。

    川に流された狸の子ども。
    よく無事に川岸にたどりつけましまた。

  • 最終話 青空への応援コメント

    自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
    様々な捉えられ方をされる作品かと拝察致しましたが、私は大いなる自然を前に浅慮な行いをする家族の姿に一抹の寂しさを覚えてしまいました。
    当初「僕」がそう思われたように野生動物に対し軽率に距離を詰めるべきではなく、もしそれを大人が理解し厳しい自然の中で生きる野生動物を見守ることの大事を子供に悟らすことが出来ていれば、成長しようとする子供の横顔を見れたであろうにと残念でなりません。
    その親子に反し再び濁流に落ちた子狸には寧ろ気高さすら感じ、メタファーにも似た言い知れぬ余韻を感じさせていただきました。
    この度は企画へのご参加に心より感謝申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を心より祈念申し上げております。

    作者からの返信

    丁寧かつ深慮なるコメントまことにありがとうございます。

    この作品は短編ながら読者の反応感想は人それぞれ様々です。

    子狸自身の気持ちは知るよしもありませんが、現実的な事象から見て、やはり野性動物からすると、人間は敵なんだなと思わざるをえません。

    人間の子供がそれを認識するのはいつなんでしょう?

    読んで頂けたことに感謝します。


    では。


  • 編集済

    最終話 青空への応援コメント

    この度は『ラストに余韻がある作品』の企画にご参加いただきありがとうございます。

    主人公があくまで見ているだけの存在なのがいいですね。果たして男の子は狸を捕まえてどうする気だったのか、お母さんもどういうつもりだったのか。
    私は狸目線で読んでいたので、『ほっといてくれ』と終始思っていました。なので、ラストの展開は仕方ないかなと。
    言葉の通じない違う生き物に対して、自分の身勝手な思いを押し付けるのは、正しいとは限らない(それが救命だったとしても、相手の気持ちをしる術なんてないので)

    短い文章の中にも、色々な視点で考えさせられる作品でした。願わくば、誰かが男の子にこの体験を『良い教訓』として考えられるように導いてくれればいいなと思います。
    素敵な作品を読ませていただきありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    この作品は、読者からの感想コメントが、筆者の予想よりもはるかに様々な主観を頂いております。

    実際の出来事は描写のとおり、 (噛まれてケガしたおじさんには申し訳ないけど) のほほんとしたものだったんですけどね。

    野生と人との関わりは、それほどのほほんとしたものではないということのようです。

    よろしければ他の作品も覗いてみて下さい。

    ご愛読感謝申し上げます。

  • 最終話 青空への応援コメント

    企画より参りました。
    野生動物にも世界があり、プライドがあるのでしょうね。動物との触れ合いが微笑ましいと思うのは、もしかしたら人間のエゴなのかも知れないなんて思いました。
    読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    野生動物のプライドは大事です!

    里山に住む狸や狐やイタチなどが、人間に馴れ馴れしくなって夕食どきになったらご飯食べに人家にやって来るようになったら、大変なことになりますよ。

    自然界のルール、テリトリーを守りましょう。
    ケモノはケモノ、人は人 !!

  • 最終話 青空への応援コメント

    読み合い企画から参りました。
    動物と人間の交流を描くものかと思いきや、最後にきっぱりと突きつけられる現実。その抑揚が見事だと思います。人間たちの会話や行動にもおかしみがあって良いですね。こうしたエッセー風の文章はふだんあまり読まないのですが、この作品はすんなりと入ってきました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    動物と人間…交流しませんでしたね~。

    1尺の子狸にもケモノの魂!

    ワイルドだろぉ !?

    私としては、この経験が男の子の心にこの先どんな影響を残すのかってことが気になります。

  • 最終話 青空への応援コメント

    読み合い企画から参りました。切ないといえばいいのかなんといえばいいのか、複雑なきぶんになるラストでした。文体も非常にグイグイ引き込まれる魅力ある文章で一息に読み切ってしまいました。面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    動物と子供とお母さんが出て来る話というと、何となくほっこりほのぼの心あたたまる…ような展開みたいになりがちですが、残念ながら現実はこの通り。

    野生動物は人間を拒み、過酷な自然の中へ自ら身を投じた訳ですね。

    豪雨のあとの濁流は、生やさしい人間の情緒などあざ笑うかのように子狸を連れて行ってしまいました。

    現実は、ハードボイルドだぜ!

  • 最終話 青空への応援コメント

    はじめまして。児童文学の里の友未です。
    動物と人のかかわりには、こういう、ふっと寂しくなるような悲劇がつきものですね …
    印象深いお話でした。
    大変失礼なレビューを書かせて頂きますが、ご不快でしたらご削除下さい。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    この作品は読者によっていろんな感想、いろんな受け止め方をされています。
    作者としてはその結果が面白いですね。

    レビューコメントも見させて頂きましたが、ケナサレているのか評価されているのかよく分かりませんでした。

    まぁでも私の作品が面白くないはずがありませんので、たぶん激賞してくれていると解釈します。
    どうもありがとうございました。

  • 最終話 青空への応援コメント

    この秋、うちの柿の木にアライグマが来て食べていきました。
    捕獲檻を設置してもらいましたが(貸し出し期間は原則2週間)かかりませんでした。
    柿を全部収穫し終わったので、これでもう来ないだろうと思っていました。
    ところが先日また、夜中に屋根の上を走るケモノの足音がしばらく響いていました。
    息子が帰宅途中、近くの公園で狸を見たと言って写メを見せてくれたばかりだったので、ソイツだったのかもしれません。ケモノ、多いですね…。
    ウチの話は実害があるだけに笑えませんが、この話はなぜか爆笑してしまいました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    最近は街中に熊やら猪やら猿やらが出て来るようになりましたね。

    人間はコロナのために巣籠もりの冬になりそうなのに…何だかその内笑ってられない状況になるんじゃないかと危惧しております。

  • 最終話 青空への応援コメント

    『WEB小説じゃない小説…』企画に参加いただきありがとうございます。
    狸を救おうとした当事者が主人公ではないという、おもしろい設定の作品だなと思いました。
    個人的に、主人公が傍観者の役割をしている場合に読者を物語の先へ引っ張るのが難しいと考えているのですが、不思議と先へ導いてくれるような作品でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ありがたいことにこの短編作品は読者の方々からいろんなコメントを頂いておりますが、主人公主観と傍観者主観という点でのコメントは初めてです。

    仮に主人公 (この場合は男の子か !? ) 主観で話を作るとすると…子狸?可愛い!弱ってる!? 助けなきゃ!僕んちで保護だ!友達になりたい!! …といった流れになるのかな?

    しかし結果はご覧の通りのハードボイルドに終わる。

    この時の男の子の心理状態はどんなんだろうか?…

    やっぱり傍観者目線で描いて、それを読者と一緒に想像する方が何か味わいが残ると思うなぁ…別に計算してそうした訳じゃないけど。

    読んで頂き感謝します。

    良ければ他の私作品も見て頂けると嬉しいです。

  • 最終話 青空への応援コメント

    ドキドキしながら展開を見守りました。

    子狸からしたら網に捕まえられたこと自体パニックですし、逃げるのは仕方がないことなのかもしれませんね。

    ただ、また濁流へ入って行っちゃったとのこと。子狸、助かってるといいのですが……。

    作者からの返信

    コメントならびに完読頂きありがとうございます。

    ご覧の通りの小さなお話ですが、読者の方々から何故かたくさんのコメントが寄せられた作品となりました。

    コメント内容は様々でして、
    ※子狸のその後を案じる内容
    ※咬まれたおじさんの傷を衛生面から案じる内容
    ※子狸が無事捕獲されて男の子と仲良くなる展開を期待してたと訴える内容

    …などです。
    まぁ、見て頂いたとおり現実は小説よりもハードボイルドだった訳ですけどね。

    よろしければ他の私の作品も見て頂ければ嬉しいです。

    では。

  • 最終話 青空への応援コメント

    なんだか引き込まれる面白いお話でした。
    たぬきさん元気だといいですね。

    作者からの返信

    何気ない一日のふとした出来事の中の小さなハードボイルド…。

    狸に咬まれたおじさんを心配するコメントや、子供と狸のふれあいを望むコメントや、狸のその後を案じるコメントなど、この作品を見て下さった読者の感想はさまざまです。

    書いた私にも面白い作品でした。

  • 第2話 捕獲作戦への応援コメント

    旦那さんか、じいさんかよく分からない人っていますよね! 笑

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ここに出てきたおじさんは、おそらく単なる近所の人って印象でした、

  • 第1話 濁流への応援コメント

    企画から来ました。面白いですね、河川敷のホームレスの人はどうなったんだろうと、自分も多摩川の河川敷を思い出しながら読みました。


  • 編集済

    最終話 青空への応援コメント

    カクヨムの天使さん(旧、菊地徳三郎さん)のエッセイで紹介されていたので読もうと思ってました。
    誰でも★をつける方ではないので
    ……

    子狸君の無事を祈りたいですね。


    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今現在大きな台風が吹き荒れる状況になっている中、この話を読んで頂き感謝します。

    小狸のその後もそうですが、咬まれたおじさんのその後、子狸と触れ合えなかった男の子のその後も気になります。

    古いアメリカ映画に「子鹿物語」という名作があり、内容は西部開拓時代の一家の話。

    森の中で傷ついた子鹿を見つけた男の子がお父さんの反対を押し切って家で飼い始めるんだけど、傷が癒え元気になるにつれ、子鹿はお父さんの畑を荒らし作物を食い散らかすようになるんですよね。
    男の子が叱っても元々野生の子鹿には通じない。
    最後には一家の生活のために男の子は泣きながらお父さんの猟銃で子鹿を撃つのですよ!

    私はこの映画を深夜のテレビでやってたのを偶然見たんだけど…涙だ~らだら流しながら泣きました。

    ケモノと人間の関係はやっぱりハードボイルドだぜ。

  • 最終話 青空への応援コメント

    【評価されるべき作品に、感想爆弾を投下します】企画に参加いただきありがとうございます!
     感想爆弾を投下しに参りました。心の準備はいいですか?

     全体的に、記述が細かくて情報がよく伝わってきました。一方、説明的な感じが強くて「うっ……」となるところも。どこかで見た文体だな……と思ったら、以前の企画にも参加していただいていましたね……!

     【100メートルくらい陸地としての距離があるのですが、それがまるごと濁流に呑み込まれて】……我が家は群馬にあり、ちょっと車を走らせると渡良瀬川や利根川を見られるのですが、増水した川の水量って恐ろしいですよね。100メートルくらいの陸地が……と文字で見ると、そんな大げさな! と思ってしまうのですが、これは調べた上で書かれているのでしょうか。事実であれば、ゾッとするスケールです。
     ついつい先を読みたくなってしまうような話の展開でした。出だしからは、水害の脅威について語られていくのだろうと思ったのですが(最近よく見る災害ですから)、まさかの狸の登場により予想とは違う転がり方を見せます。僕、狸好きなんですよ。狸を出されちゃあ読んでしまうよ。捕獲作戦の様子は(本人達は必死なんだろうけど)コミカルで和みます。これといったオチもなく平和な締めくくりなのですが、【狸も僕も捕獲作戦に挑んだ人達も、みんなみんな流されてしまいました】なんて絶望的なラストにならなくて良かったです(笑)
     話の内容とは関係無いけど……川が濁流になってたら、みんな近付いちゃダメなんだぞ! これはフィクションだからいいけど、本来はできるだけ離れるんだ! お兄さんとの約束だぞ!

     以下は、ちょっと気になった点。(「直してね」と押し付けるものではないです)
    ・【土手を下がって】→「土手を下って」でしょうかね。
    ・【「…もう、止しなさ」い!とお母さんが言いかけた時】→カギカッコのバグを見付けました(笑) 僕もたまにやっちゃう。でもそれ以前に【言いかけた】なので、お母さんはこの言葉を口にしていません。主人公はお母さんが「もうよしなさい」と言うかどうかは知らない。これは矛盾してしまうので、「お母さんが言った瞬間」とかに言い替えていいと思います。
    ・【獣】と【ケモノ】で表記揺れがありますが、意図的でしょうか。
    ・話全体は、起きている出来事が一方向にどんどん流れていきます。読者としてただそれを眺め、主人公に感情移入できないうちに話が終わってしまう。心に何か残ったかと問われれば、個人的にはあんまり……。文中の前後で関連性を持たせた小説が好きなので、本作はあまり好みではありません。
     というわけで、以下に個人的な提案を書きますが、「余計なお世話だ!」と思われるようでしたら読まなくても大丈夫です。

     主人公は最後に【人間との関わりを拒否してあくまでも野生の世界に生きようとする、ケモノとしてのプライドだったのかも知れない】と思い至ります、このフレーズは好きです。狸の心を汲み取ろうとする主人公の温かさが表れた心の声です。なので、もっと読者の心に刺さるように、事前に仕掛けを作っておくのはどうでしょう。例えば……、

     子狸は土手を下がって、ごうごうと流れる濁流の際まで逃げると、そこで止まって身体の向きを変えて僕たち人間の方を見ました。
     子狸と真正面から目が合いました。僕はその目に射すくめられてしまいました。何者も寄せ付けまいとする鋭い眼光。野生の世界を生き抜いてきた獣の目。自分の力で窮地に立ち向かおうとするケモノの目でした。
     男の子は構わず、虫取り網を持ってじりじりと子狸に近付いて行きました。
    (近付いてはいけない!)
     僕の思いは声になりませんでしたが、お母さんが「もうよしなさい!」と男の子を制しました。
     直後、子狸は僕たちが見ている前でドボン! と水に飛び込んだのです。
     ―― 中略 ――
    (捕獲しようとする人間の姿があまりにも恐ろしくて、パニックを起こしたのかな)
     水際で振り返った狸を思い浮かべてそんなことを考えましたが、頭に焼き付いて離れないあの目が、それは違うと告げていました。
    (……いや、人間との関わりを拒否してあくまでも野生の世界に生きようとする、ケモノとしてのプライドだったのかもしれない)

     ……こんな感じで、最後の主人公の思いを引き出すトリガーを、事前に仕掛けておく感じです。すみません、僕もそんなに上手にはできないのですが。
     実体験を元に当時の心境をリアルに追究されているのかもしれませんが、読者としては、やはり「ハッ!」とさせられる読書体験がしたいのです。
     そんなところで、以上です。結構自作にこだわりをお持ちの方だとお見受けしまして、気に入っていただけるかどうかは分かりませんが……。
     参加要項にもあるとおり、ご返信でいろいろ聞かせてください!

    作者からの返信

    今回もまた深く鋭い感想コメント誠にありがとうございます。

    増水した川に子狸がどんぶらこと流れて来て、親子とおじさんが捕まえようとしたけど失敗して逃がしちゃったというただそれだけの話なのに、いろいろアドバイスを頂き、本格的小説にバージョンアップする具体例まで提示して下さいまして感謝感激でございます。

    実際のところこの話も全くの実話でして、フィクション部分は全くありません。

    子狸は可愛く、つぶらな目で鋭い眼光は放たず、私自身も何も考えず、他人の捕獲劇をのほほんと眺めていました。

    まさか子狸が再度激流に身を投げるなんて全く思いませんでした。

    まぁこのへんが素人のエピソード文とプロの作家との差なんでしょうねぇ。

    好きなタイプの話じゃなくて申し訳ございません。

    後から思ったことは、実は狸のその後よりも、男の子がこのハードボイルドな結果を経験したことが、将来の人格形成にどんな影響を及ぼすのかってことの方が気になります。

    あっ! それと私の親戚が桐生と足利に在住でして、たまに私も群馬県に出かけることがあります。

    赤城山の麓の道の駅で温泉に浸かったり、藪塚のスネークセンター、冬季の太田市郊外のイルミネーションなど、群馬県は面白いところが多いですね。

    また機会があればよろしくお願いします。

  • 最終話 青空への応援コメント

    このたびは自主企画にご参加頂きありがとうございます!

    家に帰って、親との食事を彩るなんてことのない一コマのような、日常のなかのリアリティある非日常、なるほど……とか思ってたらこれ実体験なんですね! つい誰かに話したくなるような面白い作品でした!
    北海道育ちだからなのか野生動物には触るなと口を酸っぱく言われ、ましてや捕まえようとはなかなか思えない人間ですので、虫捕り編み×狸の絵面は想像しただけで可笑しい気分になりました。

    楽しく読ませていただきました、ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ご想像の通りこの話は私の実体験によるものです。

    ありがたいことに他の読者様からもコメントをいろいろ頂きましたが、やはり野生動物に咬まれた件について衛生上の不安を指摘する方が多かったですね。

    北海道は旅行で何度か行きましたが、なかなかスケールの大きな大自然は、夏にちょこっと訪問する旅行客ならともかく、その他のシーズンはなかなか厳しい気候となるのでしょうね。

    冬に行った網走オホーツクのエリアでは、外に居られるのは5分が限度だと思いました。

    良ければ他の私作品もチラッと目を通して頂けると嬉しいです。

    今回は読んで頂きありがとうございました。
    今後ともよろしくお願いします。

  • 最終話 青空への応援コメント

    はじめまして

    日南田ウヲです。

    このたびは自主企画に参加いただきありがとうございます。

    本作、
    エッセイのとても良さを感じる作品でした。

    エッセイストとしての
    才能を
    見せていただきました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    他の方からも時々指摘されるんですが、私は自己作品のほとんどが実際の私的体験を元にして好き勝手に書いてるので、小説と言って良いのか随筆なのかエッセイなのかドキュメンタリーなのか自分でも解ってないんですよ。

    だから投稿カテゴリーも何にすべきか迷ったりするのね。

    ラノベとかファンタジーでは無いってことは確かですけどね。

    とりあえず気楽に読んで頂いて、面白いと感じてもらえればそれで良いやと個人的に思っております。

    あ、でも「才能あり」なんて言ってくれると私は、
    「おだてりゃ図に乗る素直な性格」
    な者ですから、うっかり褒めると当人のためになりませんのでご注意下さい。

    ま、「才能あり」ってったって、別に世界一ってほどじゃないし…ま、二番目よりはちょっと上かな?くらいにしか思ってませんよ、自分では ! …フフフ。(ほ~ら言わんこっちゃ無い!)

    編集済
  • 最終話 青空への応援コメント

    「5話まで読み合おう!」企画から読みにきました。

     かなり現実的な結末だなあ、と感じました。フィクションだと「保護して手当てをして、それから野生に返しました」みたいな心温まる(?)展開にしたくなりがちでしょうに。
     でも現実的だからこそ、指を噛まれたシーンは読んでいて怖くなりました。野生動物だと、どんなウイルスや菌を持っているかわからないなあ、とゾッとします。とはいえ、日本は島国なので、世界的には当然のように広まっている菌やウイルスが根絶されていることも多いようですが。
    (例えば私がアメリカに行った時、野生のリスを可愛いと思って近づいたら、獣医学部に留学している学生から「それこそ狂犬病ウイルス持ってるかもしれないから、触らないほうがいいですよ」と言われ、改めて日本の安全性を感じたこともありました)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    予想外にも狸に噛まれたオジサンの感染症を心配するコメントを多数頂いております。

    そういえば今大騒ぎになっている新型コロナウィルスも、中国内のコウモリが媒介してるんじゃないかという見方があるようですねぇ。

    オジサンがその後どうなったかは分かりませんが、坊やの方が噛まれなくて良かったのかも知れません。

    子狸ふぁいっ!!

  • 最終話 青空への応援コメント

    「5話まで読み合おう!」から来ました。
    実体験なんでしょうかね。
    リアリティに富んでいるように思います。
    しかし獣傷は馬鹿にできない。しっかりと消毒しないと……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    狸に噛まれた人間は、千葉県ではまぁるい月夜の晩に体毛が濃くなりお腹が膨らみ鼻が伸びて目が窪み、四つ足で走ってお寺の境内に集まり腹鼓をポンポコ叩くと言われています。

    狸親父のたわごとと思うか思わないかは、あなた次第です!

  • 第1話 濁流への応援コメント

    僕も多摩川で狸に遭遇した事があります。人に慣れてましたね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    多摩川の狸は人に慣れてるんですか !? …

    江戸川の狸は人を拒否するもんなぁ…。

    都会もんと田舎もんの違いかな?…


  • 編集済

    最終話 青空への応援コメント

    「5話まで読み合おう」企画参加ありがとうございます。

    タヌキと区民のほのぼのとした日常がいいですね。
    いや、人間に囲まれたタヌキと噛まれたおじさんにとっては、けしてほのぼのではない気はしますがw

    残念ながら自分はタヌキを動物園でしか見たことがないのですが、それでもノスタルジックな気持ちになりました。
    何気ない日常でも実感が込められていれば、読者の気持ちを動かすものですね。

    追記:
    すみません、江戸川と聞いて江戸川区と刷り込まれてしまったようで……。
    でもそりゃそうですよね、間抜けな勘違い申し訳ないです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    狸が上がったのは松戸市側なので出演者は区民ではないです。

    松戸市にはまだけっこう狸は居ますよ。
    ただ、基本的に奴らは夜行性なので、日中に出くわすことはありませんけど。

    実際の野生獣は人とほのぼの関係にはならないようです。

    ちょっと千葉県でも田舎の方に行くと、道路上で狸が轢かれて死んでるのをよく見かけます。

    奴ら、道を渡る時に左右確認しないで飛び出すから…。

  • 最終話 青空への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    タイトルに台風がついていたので 悲しい話や大変な話かと思って読みはじめたのですが、最後は優しい気持ちになりました。
    最後にまた流されてしまった仔タヌキが、助かっていたらいいんですけどね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    可愛い子狸にも野獣のプライド !?
    ハードボイルドな結果に何だかやるせない気持ちになりましたねぇ。

    子供と動物のふれあう話が、必ずしも優しい感動を生む訳でも無いってことを、私は実体検として知らされました。

    ケモノの道は、いつもサバイバルなんだぁっ!!


  • 編集済

    最終話 青空への応援コメント


     野生の生き物に対して良心を持った山羊座もいるんだな、と新たな知見を獲得です。僕の知ってる"山羊野郎"は猫や鳩を追いかけまわします(幼稚なだけか)。

     子供の邪気無も親のエゴもおじさんの血も、どれもこれも人間側のにちじょー視点ですが、子狸からしたら天変地異真っ只中な訳で(これも人間視点)。踏んだり蹴ったりを地球でいく獣達には、常々感服しちゃいます。

     あくまで側から眺めるシュールな光景が、いい出汁でてました。

     今年は緑で年を越すことにします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    この話は読んで頂いた人によって感想様々なんですよ。

    まぁ作者としてはいろいろ興味深いんですけどね。

    もうすぐ年越しかぁ…。

    私は残念ながら蕎麦アレルギーなので、緑は無理…紅白見ながら赤を頂こうかな。

    良ければ他の拙作読み物も覗いてみて下さい。

    メリークリスマス&良いお年を !

  • 最終話 青空への応援コメント

    子狸の幸せについて、ついあれこれ考えてしまいました。
    疲れ果てていただろうに、再び濁流へドボン。作者様が感じた通り、ケモノのプライドがそうさせたのかもしれませんね。興味深い一編をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    けっこう車で田舎道を走ることが多いので、私はかなり野生動物を見ることが多いんですよ。
    実際に自然の中で見る野生動物はやっぱり、
    「絶対にこいつは人になど懐かない」
    って感じさせる奴らですね。

    犬猫とは全く違う生き物。
    …あの狸、私は絶対に川で溺れ死んだりしてないと思います。…必ず陸に這い上がって生き延びてるよ、きっと…!