応援コメント

第132話 創作にまつわる検証のあれこれ(1)」への応援コメント

  • おおう、まさか私の言葉が後押しに。そして素晴らしいエッセイとして読めるとは、感謝しなければ。

    水飴。恥ずかしながら、私は(小道具以外で)深く考えていませんでした。嗜好品の存在は文化を描く上で重要なのに失念しているとは、不覚。
    このような製法で作れるとは勉強になります。絞るのは頑張れば手でも出来るでしょうから、知識さえあれば結構色んなファンタジー世界、それと文明崩壊後の世界でも作れそうですね。水分を飛ばして保存性もあるからギリギリ貨幣代わりに使えるか、などと想像が膨らみます。
    ちょっと気になるのは絞った後のもち米。糖を失った米は、やはり食べられたものではないのだろうか……

    とても興味深いお話でした。次回の挑戦も楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    水飴貨幣! 大胆かつ斬新なアイディアですね!
    米がお金代わりだった国があるくらいですから、飴細工が貨幣になる世界もあってもよさそうです! 問題は油断すると蟻に食われるということですが!

    その日の私は捨てるしかなかったのですが、絞りかすについては少し調べてみると「乾燥させてパン粉の代わりにする」「畑に撒いたり、家畜の飼料にする」等の記述がありましたので再利用可能なようです。そりゃあ、昔の人はもったいなくて捨てられませんよねぇ。おからだって食べますし。


  • 編集済

    新潟県上越市に高橋孫左衛門商店という店があり、創業から400年の飴店です。まだ徳川家康の時代ですので、粟を使って水飴を作ってました。
    当時、越後高田は京に次ぐ二番目くらいの都市でした
    明治天皇、大正天皇もこの店の飴が好きで、昭和天皇は臨終に際して、この飴を食べて最後の食事だったと言われています。

    (追記)
    水飴は最初は粟で作っていたようですが、もち米を使うレシピを考案したのは1790年代に高橋孫左衛門商店だという記録があります

    作者からの返信

    粟飴! そんなものがあるんですね!(まこと無知で申し訳ない)
    糖化はデンプンさえあれば問題ないので、米が貴重だった時代では他の穀物でも作っているのだろうとは思っていましたが……いやはや、水飴の世界は奥が深いです。とても勉強になるコメント、ありがとうございます!