第126話 性的描写のあれこれ(4)
ご存知だろうか。
私がひっそりと某イラスト掲載サイトで二回目の検証実験を行っていたことに(ひっそりやっているんだから、知る由もないでしょという突っ込みはなしで)。
そもそもは私がプレイしているソシャゲの水着イベントで、七年連続で水着になれなかった推しへの追悼的な意味でイラストでも描こうというところに端を発するのですが、せっかくなので検証の材料にすることに。まあ、こういうことやっているから小説が進まないんですけどね。
さて、前回は「完全オリジナル作品にR-18要素を加味すると、数値としてどれほどの変化が生じるのか」というテーマで実験を行いました。その結果は、前回の性的描写のあれこれ(3)をご覧ください。
今回は、前回の検証であえて除外した要素である「二次創作作品」を用いて実験を行います。
版権キャラクターが水着姿でポーズをとっているだけの「健全版」と、イラスト素材そのものは同一であるものの、それにR-18差分を追加した「非健全版」を個別に公開。前回同様24時間の集計でどれほどの差があるのか検証したいと思います。
それでは結果発表ー。
「健全版」のPV数の推移。
8月13日19時30分に投稿。24時間経過で――225PV。
「非健全版」のPV数の推移。
8月14日14時15分に投稿。24時間経過で――409PV。
やんごとない私用が重なって公開日が一日ずれてしまい、その間に増えたフォロワー様もいますから、ちょっとフェアな結果じゃなかったかなーと思いますが、それでも倍近い差がつきました。
やはりR-18の力は強い。
可愛いは正義だが、エロは神。やはり至言であったか。
しかも、私が掲載しているイラストの中でも「健全版」「非健全版」いずれも初動がぶっちぎりです。おおよそイラスト分野においては二次創作が安定してPVを稼げる証左ですね。
わかってはいましたが、元より絵でも文でも一次創作で何年もやっている人間としては複雑な心境です。しかしまあ、少しでも私という創り手を知っていただけるきっかけとなったなら、それはそれでアドだと思います。そこから私の小説に来てくれれば言うこともないわけで。
……そして、落ちですが。
前回から4ヶ月。「性的描写のあれこれ(1)」のPV数も伸び、ただいま620PVと我がエッセイ中、不動の第一位。(2)も(3)も大したことはないのに、どうしてこれだけ異様に増えるのか。
いや、本気で不思議。いったい、どういうアクセスの仕方をしているのだ?
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