第112話 新年度のあれこれ

 新年度になりましたね。

 学生、社会人問わず、この季節は何かと多忙な時期ではないでしょうか。


 かく言う私も、先月から年度替わりに向けた書類の作成の仕事が立て込んでおり、それが片付いたのも束の間、実家の法事やら新年度一発目の大仕事やらでてんてこ舞い。それが終わっても、坐骨神経痛の通院や冷蔵庫が買い替え、車の保険の手続きと何かと雑事に追われていました。


 それこそ、エイプリルフールに嘘がつけないほどに。


 一昔前までは「(自作小説の)ゲーム版、鋭意製作中!」という、その日の為だけのコラ画像を作成するほどには熱意のあった日だったのですが、近年の白武にもはや見る影もなし。別方面からアプローチしようと思って始めたSNSもほぼほぼ見る専になってしまいました。趣味のTCG関連はたまにアップしますが。


(というか、趣味と執筆のアカウントは分けたほうがマナー的にいいんでしょうか。私、そのあたり詳しくないんですよね……)


 そんなこんなで雑事がひと段落し、久しぶりに来訪したカクヨム。

 留守にしている間にも新しい読者様がついてくださったり、温かいコメントを頂いたりと、書くからも読むからも暫く離れているというのに、なんと有り難いことか。頑張らなきゃという気持ちになります。


 しかし、頑張ろうと思ってもやはり現実が出鼻を挫いてくる。

 働かなくては生活ができぬ。生活が成り立たねば夢を負うこともできぬ。さりとて、優先順位を守りすぎれば何もできなくなる。いまの私のように。どこでバランスを取るのか、器用さが求められます。


 とりあえず、新社会人のカクヨム諸兄に言いたいことは、ちゃんと人生設計に応じた仕事を選びましょう、ということ。


 なんとなくで仕事は選んじゃダメですよ。

 そして、きちんとした理由で選んだとしても油断してはいけませんよ。入社した当時の理念や方針に共感できたとしても、数年で他法人に吸収合併されたあげく、まったく別の理念や方針を押し付けられることもありますから。


 その結果、心や体を損ないます。それを癒すための時間を要します。ますます執筆の時間を失います。私のように。まあ、今この時期に言っても遅いのですがね。


 しかしながら、どれだけ多忙でもシン・エヴァは観に行きました。根性で。

 エヴァンゲリオンをリアルタイムで視聴していた世代。新劇場版に思うところは多々あれど、だからこそ最終章はこの目で見なくてはならぬと心に決め、度重なる延期を耐え忍び、引きこもりの性根を捻じ伏せて映画館へ行きました。見たあと一時間ぐらい放心していました。いろんな意味で。


 庵野監督。

 シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーも楽しみにしていますよ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る