第56話 読み切りのあれこれ

 本日、私が2012年に執筆した少女剣聖伝の読み切り版を公開しました。


 これは、2012年当時の私が「次はこんなの書くよ!」と練習がてらに執筆し、創作仲間に読んでもらった結果、総スカンを喰らったものです。


 ボロクソに言われたにもかかわらず、その八年後に続きを書いているのだから、当時の私は相当悔しかったのでしょう。


 そんな遺物を今更持ち出したのは、現在の停滞が原因。

 年が明けてすぐに体調を壊し、それ以降、メンタル的に消沈することが多く、更新がぴたりとストップして一ヶ月が過ぎました。


 ……こりゃあいかん。

 エターナるつもりはさらさらないのですが、かといって現状、停滞を打ち破るすべも見つからない。ここは恥ずかしい過去を晒してでもいいから、何らかの刺激を自主的に与えないと進まないのではないか。そんな気がしたからです。


 とはいえ、過去の遺物を掘り返しただけで、私自身は何も苦労していないので「新作」で発表するのもどうかなと思い、悩んだ末に、現在連載中の少女剣聖伝の一番下に来るように掲載しました。


 現行フォーマットで読みやすいように改行を加え、レーティング的に微妙だと判断した部分は削除していますが、それ以外は手を加えていません。2012年当時のままです。

 読み切りなので一話でまとめるつもりでしたが、文字数が17000字と、カクヨムで読むにはちょっと冗長なので、もったいないですが三分割しました。


 このエッセイにてしばしば語られる初期プロットの鱗片と設定の変遷、2020年の私と2012年の私の違いを読み取っていただけたら幸いです。


 紛らわしいからやっぱり連載版とは別にしてほしいとか、そういったご要望があれば検討しますので、お気軽にコメントください。


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