第13話 執筆状況のあれこれ(1)
エッセイ――と呼べるかどうか、未だ疑問は残りますが――ここ数日、私の趣味嗜好に寄った話ばかりなので、たまには真面目な話を。
少女剣聖伝の三章についてですが、現在、停滞しております。
HAHAHA。こんな益体もない記事書いているからだ――とか言わないでください。お願いします。
いつかどこかで書いたかもしれませんが、私は物語を書くときにプロットを綿密には組みません。
物語全体の起承転結は考えますが、中身の詳細は詰めずに、オチに向けて筆の乗るまま、気の向くままに書いています。
理由は、明確で飽きるから。
プロットが明確に組み上がってしまうと自己完結してしまって、「(脳内で)できあがっているものを、わざわざ文章にしなくていいだろ」という心理状態に陥ってしまうのです。
なので、自由気ままに書いていたら……二章の時点で、すでに当初の構想から大幅にズレていることに気づきました。
具体的に言うと、リリアムの存在です。
リリアムというキャラクターは初期構想から存在していましたが、予定では旅の仲間ではありませんでした。もっと後半に登場するはずのキャラクターだったのです。それが、どういうわけか先行登場していたのだった。――気づけよ!?
しょうがないのです。一章を書いている途中で、「ここでリリアムが登場したら話が弾むなぁ。ローザリッタの内面も描写できるなぁ」と思っちゃったんだから。
ローザリッタの周りは「ローザリッタのことを知っている人間」ばかりなので、どうしても会話が弾まないんですよね。彼女のことを知らない人間が必要だった。狂言回しのポジションをも用意していなかったし(本当に行き当たりばったりだな)。
そういうわけで現在、三章の再構築を試みております。
再構築の理由は、序盤はローザリッタとヴィオラの二人旅でのストーリーを構想していたので、そこにリリアムが加わったところで、どうしてもただの置物になってしまうからです。スパロボでいう「いるだけ参戦」というやつですね。
せっかく一緒に旅をしているのですから、どうせならリリアムも絡む章にしたい。そう思って内容に変更をかけています。
小説歴15年。別にこういったことは今回が初めてではないので、なんとか辻褄合わせはできると思いますが、ちょっと時間がかかりそうです。
まあ、あと11月になって勤務が鬼のような内容に変わったことも大きい。
労基には従っているけど、その従い方が実にブラックと言うか、なんというか。
どの会社も社労士を雇っているだろうけど、あれは労働者の味方じゃないんだよなぁ。企業が労基からとやかく言われない程度に社員をこきつかうためのアドバイザーと言うか、法の抜け穴をそそのかす役割だから……。
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