大好きな人~愛を教えてくれた~

一ノ瀬 彩音

第1話 愛を教えてくれた

初めまして、皆様。


私は誰にお話をしているのかがわかりませんが、

お話を続けます。


私には大好きな人がいて、その人にある事をお願いしようと

思っています。


そのお願いを了承してくれるかどうか何て私にはわかりません。


私のお名前はエイナ・ミラードで年齢23歳です。

自国のお姫様をしているのです。


大好きな人のお名前がグラン・アイテラで年齢30歳です。

自国の王妃をしているのです。


大好きな人とは王妃であるグラン・アイテラの事です。


今からグラン・アイテラの元へ行ってお願い事をお願いするつもりです。


このお願い事を了承してくれなければ私は恥ずかしい思いをするかもしれません。


今、私はグラン・アイテラが居るお部屋に向かっております。


グラン・アイテラのお部屋へ向かっている最中に兵士と鉢合わせになりますが、

会釈する程度でいます。


私はさっさとグラン・アイテラが居るお部屋へと行きたい。


グラン・アイテラが居るお部屋の前に到着すると私はドアをノックしてから

「エイナ・ミラードです、ご用があって参りました」


そう言う風に私が言うとお部屋の中から

「どうぞ、お入りになって下さい」


私はドアを開けてお部屋の中へ入るとドアを音を立てないように閉めた。


王妃であるグラン・アイテラの方を見ていると、

グラン・アイテラはなぜか下着姿で居たのです。


どうして下着姿なのかはわかりませんが、私には理解出来ません。


私はグラン・アイテラが居る所まで歩む寄って近づくとこう言います。


「お願いがありまして来ました」


グラン・アイテラはこちらに振り向くと

「お願いとは何でしょうか」


「それは…………」


いざ言うとなると恥ずかしいものだとわかります。


しかし、こんな事をしている場合じゃありません。


「私に愛というのを教えて下さい、お願い致します」


グラン・アイテラはしばらく考え込んでいると

「愛を教えるのは構いませんが条件付きです」


「条件付き?」


「はい、そうです」


「その条件付きというのは?」


「お姫様である貴方が下着姿で毎日過ごすという事です」


「そ、そんなの出来ません」


私が毎日下着姿で過ごすという事は兵士に恥ずかしい姿を

見られるという事になるのでしょう。


そんなのは絶対に出来ないし、するつもりもございません。


「出来ません」


「では、愛を教えるというのは出来ませんね」


このままでは愛というのを知らずに終わってしまうのです。


どうすればいいのでしょうか。


大好きな人である王妃から愛というのを教わって知りたいです。


でも、そのためには毎日下着姿で過ごさないといけないという条件付きです。


私は迷っている、本当に迷っています。


しばらくお時間が経過するとグラン・アイテラが

「どうなさるおつもりですか?」


「わ、わかりました、その条件付きでお願い致します」


私は条件付きで王妃であるグラン・アイテラから愛を教わる事となる。


「では、早速ドレスを脱いでね」


「は、はい」


私はドレスに手をかけてドレスを脱いでいくと下着姿となります。


とても恥ずかしい格好をしているなと私でもわかります。


「エイナ・ミラードの下着は意外とエッチなのですね」


「そんな事を言わないで」


「その下着で兵士でも誘惑するつもりでしたの?」


「そ、そんな事は致しません」


「本当にですか?」


「はい」


私の下着は少々エッチな下着でして他の人が見ると

目のやり場に困るかもしれません。


それでも私はエッチな下着が大好きなのです。


「早速、愛を教えていきましょうか」


「はい、お願いします」


私は王妃であるグラン・アイテラから愛を教えてもらう事が出来ると思うと

嬉しくてしょうがありません。


大好きな人から愛を教わるなんて素敵な事ですよね。


このまま愛に溺れたいというのは私だけでしょうね。


その後、私は王妃であるグラン・アイテラから愛というのを教わっています。


愛というのを知れば知る程、私はグラン・アイテラの見方というより感じ方が変わって

もっとこの人の傍に居たい。


この人の傍に居て愛というのを語り合って愛し合いたい。


そんな望みが出てくると私は

「グラン・アイテラ」


「どうしたのですか?」


「私と愛し合って下さい、お願い致します」


「出来ません、ごめんなさいね」


「どうしてなのでしょうか?」


「わかるでしょ、貴方はお姫様で私は王妃です」


「そ、そうですよね」


無理な事を言ってはいけないとわかっているものの、どうしてもグラン・アイテラと

愛し合いたいというのが私の願いになっている。


そして、私は強引にグラン・アイテラの唇に口付けをすると

何度も口付けをしているのです。


「エイナ・ミラード、そこまで私の事が…………」


「はい」


「わかりました、貴方の事を私も愛しましょう」


「はい、ありがとうございます」


その後、二人は口付けを交わして愛し合いました。


口付けをする度に二人は愛を確かめているのでしょうね。


私は愛というのはどんな時代でも大切だと思います。


現に私と王妃であるグラン・アイテラと愛し合っているのですから、

それだけで私は嬉しいし、楽しい一時です。


諦めなければきっと誰でも愛をつかめるし、大切な人と毎日過ごせると思います。


生きている以上は幸せにならないと勿体ないです。


幸せってこんなに素晴らしいと広めるのも私達お姫様と

王妃の務めだと感じています。


皆様も愛をつかんで大切な人と過ごせばわかると思います。


今の私は本当に幸せですし、これからも王妃であるグラン・アイテラと幸せに

暮らしていきます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

大好きな人~愛を教えてくれた~ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ