紹介+α 本編終了時点
第1232話 「紹介Ⅳ-Ⅰ+」
オラトリアム
ロートフェルト・ハイドン・オラトリアム(ロー)
主人公。 グノーシス教団を滅ぼして世界の滅びである
結果的に世界を救ったが、自らの未来にはかなり巨大な懸念事項が残る事となった。
割と早い段階で自分に先がない事を理解しており、どうにかするべく色々と動いていた。 アスピザルなどの機微に聡い者達からは焦っているのでは?と心配されている。 前回から更に六章経過したのに成長していないのでもう無理なのかもしれない。
第九以外の全ての魔剣を集め、その内二本は中身が抜けきったので聖剣に戻った。
真・聖剣――魔剣が聖剣へと回帰した姿だが、魔剣の内部に残留していた思念が留まる事により聖剣でありながら魔剣としての特性も兼ね備えている。 タウミエルとの決戦後はその残留思念も消滅し完全に聖剣へと戻っていった。
魔剣サーマ・アドラメレク――第八の魔剣。
辺獄の領域バラルフラームに封じられていた魔剣で「貪欲」を司るその能力は自身の複製。
本来の使い方は剣を分身させて飛ばすだけなのでグノーシス教団からの評価はあまり高くなかった。
ただ、ローが使用する場合は話が別となり、変形機能もそのまま複製されるので第一形態の状態で射出する事や第二形態の砲を大量に放つ事も可能となる。
辺獄の外でなら供給が追い付かなくなるので他に何らかの魔力源が必要となるが、辺獄内部なら彼の高い処理能力も合わさって英雄以外なら楽に勝てるようになる。 ローとは全魔剣中最高に相性がいい。
魔剣ベル・タゲリロン――第六の魔剣。
リブリアム大陸南部に存在した辺獄の領域アズダハークに封じられていた魔剣で「醜悪」を司るその能力は「存在の歪曲」。 固有能力の影響下に置かれた存在は何らかの形で変異する事となる。
四肢は奇妙に捻じれ、臓器は本来の機能を失い皮膚は本来とは別物のように質感が変わってしまう。
そして精神は変調し場合によっては均衡を失って発狂する事となる。
この能力の最も恐ろしい点は変質した状態が通常と認識されるので、一度変えられてしまうと治癒魔法では元に戻らなくなる。 変異した状態を元に戻すには治療ではなく改造が必要となる。
強力な能力ではあるが魔力障壁などで防げるので装備を固めた相手にはあまり効果がない。
その為、格下や非戦闘員には有効だが、一定以上の相手には効き目が薄いのでローとの相性は悪くないが使えても微妙といった評価に落ち着く。
魔剣オギ・ベルゼビュート――第二の魔剣。
ポジドミット大陸南部に存在した辺獄の領域ダエデイーヴに封じられていた魔剣で「愚鈍」を司るその能力は影響範囲にいる全ての存在の動きを鈍化させる。 動きだけでなく思考にも影響が出るので、戦闘に長けた者ほどやり辛くなる。
こちらも魔法である程度は防げるが完全に無効化する事は難しいので僅かでも影響を受けると反応に一瞬の遅れが出てしまう。 同格での戦いであるならそれは勝敗を傾ける事になる。
雑に使える能力なのでローとの相性はかなりいい。
魔剣クリファ・タウミエル――第一の魔剣。
世界と辺獄を繋ぐ連結部分にして滅びの原因。 その片割れ。
能力は対となっているセフィラ・エヘイエーと同一で世界の知識へのアクセス。 これまでの世界に存在した知識などを参照する事が出来るが無理に見ようとすると情報量に耐え切れずに精神が破壊される。
その為、魔剣が使い手を守る為に制限をかけて許容量を越えた情報は見れない。 「無神論」を司ってはいるが、使い方によっては神と呼べるほどの知識を得られる事が出来るのは皮肉かもしれない。
これは本来の形から離れている事を意味し、飛蝗の英雄が使用した場合は「改式」他の違った形で利用した者が現れれば別の姿となるだろう。 ちなみに普通に使うと「終式」となる。
九曜は性質上、威力に上限が存在しない。 その為、理屈の上では無限に威力を上げる事ができるが、出力先が有限なので使い手の強度と力量で最終的な威力が決まる。 威力の関係で使った後は相応の反動が跳ね返ってくるので普通の人間にはハードルが非常に高い。 ローは肉体を大きく弄れるので使い方を理解さえしてしまえば通常ではあり得ないような威力も叩きだせる。
内部は魔力が渦を巻いており、吸い込まれた対象は粉々になるまで磨り潰されて最後に穴が収縮して空間ごと消滅する。 もう少し規模が大きければタウミエルを仕留める事が出来たが少しだけ足りなかった。
あの時のローでは四つが限界で五つ以上の並列起動を行えば耐え切れずに死んでいた。
タウミエルを撃破し世界の滅びを退け、辺獄だった大地を舞台に旅を続ける事となる。
魔剣を揃えた事により大抵の相手に負けなくなった。 能力使用と時間経過で魔剣が徐々に聖剣に戻りつつある事も合わさって、今ならグリゴリも雑魚扱いできる。
お陰で死ぬような危機に遭遇しなくなり、ハイディとの一件はもしかしたら最後のチャンスだったのでは?と考えて殺さなかった事を若干ではあるが恨んでいる。
彼にとって幸か不幸か世界の踏破後、新たな道が切り拓けるのだが――
※主人公。 連載当初から考えていたデザインとしてはとにかく人間だけでなく大きな生き物に対しての殺傷行為に対して抵抗がない。 恐怖心がない。 ついでに話を進める為に物事をシンプルに考えてとにかく力で解決するといった割とどうしようもない性格になりました。
当初は結構、ブレている部分もありましたがそこは転生要素を利用する事で多少は整合が取れたかと勝手に思っています。 実は最初は少し違う性格をと考えていましたが、やっている事がサイコパスみたいだなと思ったので最初からサイコパスにすれば何の問題もないなとこうなりました。
さて、このどうしようもない主人公。 結局、死にませんでしたが、死亡ルートはいくつかありました。
少しメタ的な話になりますが、何らかの形で私のモチベーションが枯渇した時は打ち切りエンドとなります。 その場合、彼には漏れなく死んで貰う事となっていました。 所謂、主人公死亡エンドですね。
彼は自身の欲求に従って好き勝手やってきたので、そのツケを支払う形で死ぬ事となったでしょう。
ただ、幸いな事にこのエンディングを迎える事が出来たので、世界を救った事を免罪符に生き残らせました。 恐らく彼にとっては死んでいた方が幸せだったかもしれません。
何故ならこれから彼は自身を襲う虚無を埋める為に永遠に歩き続けなければならないからです。
進めば進むほどにその力は強大となり死から遠ざかるので、皮肉な事にどんどん死ねなくなっていく訳ですね。 これは余談ですが新生辺獄踏破後にかなり危ない相手と戦う事になり、勝ってしまうと旅先に困らなくなりますが不幸になる人が桁外れに増えます。
一人で生きていける強大な生命ではありますが、一個の命である以上、
サベージ
ローの騎獣。 タウミエル戦では割と勝敗を左右するレベルで活躍していた。
裏では細かく強化を繰り返されているので見た目はあまり変わらないが強くはなっている。
総合力が高くオラトリアムでも割と上位に食い込めるほど強い。 戦闘時、ローの居る前では邪魔になりかねないので指示があるまで下がっており、暇な時はローが生産した死体を拾い食いしていた。 ただ、いない時には真面目に狩りに行く。 見た目に反して罠を張ったり、搦め手を得意としている事もあって大抵の相手は油断したり隙を突かれて殺される。 もしかしたら最大の強みはその見た目で単純な力押しで来ない事かもしれない。
基本的に主人の命令には絶対服従するイエスマンだったが、気が付けば忠誠心的なものが芽生えており最後には命令に逆らい、ローを抱えて聖女から逃げた。
賢くはあるが本質的には獣なので感情的な好き嫌いは少ないが、餌を与えると好感度が上がる。
とにかく貢ぎまくると反応が良くなるので頑張ればローのいない所では背に乗せてくれるかもしれない。 ちなみに一番高いのは珍獣。 定期的に高価な餌を貰っているのでそろそろ頼めば乗れそう。
聖女の事は嫌ってはいないが好きでもないので敵対すれば容赦なく殺しに行く。
タウミエル戦後はいつも通りローの足として未踏の大地を走っている。
※初期案では使い捨ての乗り物で定期的に死んではローが作り直していく感じでした。
要は敵の強さを印象付ける為の噛ませ役ですね。 クリステラに首を刎ねられた辺りがその名残でした。
色々あって気が付けばこんな感じになりました。 何だかんだと愛着が湧いたのか死亡回数ゼロでエンディングを迎えましたね。
ファティマ・ローゼ・オラトリアム
ローの妻。 グノーシス、タウミエル戦と後方での指揮がメインなので余り目立った活躍はなかったが役目としてはかなり重要な部分を担っている。 聖女を援軍として送り込む案は彼女の発案。
かなりの博打だった事もあって苦肉の策といえる。 ローの死にたいと思っている欲求に関してもある程度は察しているので聖女と交戦する流れは読めており、下手をすれば死ぬかもしれないと気が気ではなかった。 実は辺獄への移動はタウミエルとの戦いが決まった後、割と早い段階で検討されていた事もあって大陸の改造は制圧後すぐに取りかかっている。
ローの事は愛しているが同時に神格化しているので教団への資金提供は惜しまない。 そういうとこだぞ。
戦闘能力はスペック的な意味では高いが、経験という点ではやや劣っているのでオラトリアムでは上の方ではあるが割と負ける相手が多い。 代わりに指揮、内政能力が非常に高く、そちらの分野では突出して優れている。 タウミエル戦後も機会を見て頼み込み、更なる強化を施されたがオラトリアムの組織力自体も上がって行っているので使う機会はなさそう。
※都合のいい女。 構想、連載初期では存在した幻のヒロイン枠。
主人公の方向性を定めた段階でその枠はほぼ消えましたが、実はあったヒロインの概念。
些細な行き違いで主人公と敵対し、和解して関係性をスタートさせる。 割とありそうな感じの初期案でしたが、止めておいて良かったです。 多分、何か特徴のない女で終わりそう。
ともあれ、話の方向性が決まった事で彼女のキャラクターとしての方向性も弄る必要がありました。
一応、領の管理はさせておくので生存は決まっていましたが、冷静に考えるとこんな都合のいい女居る訳ないなと思い。 どうすれば成立するのかを考えて出て来たのがズバリ洗脳です。 こんな頭のおかしい主人公を愛する女なんて存在する訳がないので、それでも愛しているのなら何らかの手段で強制されている方が自然と考えたからです。
我ながら名案だと思いました。 彼女のお陰で主人公は洗脳能力を手に入れました。 ありがとう。
上述しましたが彼女は主人公を愛しています。 それは洗脳の前後で変わりません。
ただ、前の場合は異性というよりは欲求の捌け口としてが適切かもしれませんが、歪んではいましたが愛はありました。 後の場合は反応から少し違います。
離れている間、ずーっと主人公の事を考えており、その結果あんな感じに拗らせました。
本編でも少し触れましたが愛から恋に変わった訳ですね。 割と乙女感が出てたかもしれません。 いや、出せていたと信じたいですね。
恋していますが悲しい事に肝心の主人公には体の一部――指の一本ぐらいにしか認識されていないので私の気が大きく変わるか必要に迫られない限り成就する事はないでしょう。
ヴァレンティーナ・ニア・ライアード
ファティマの妹一号。
グノーシス、タウミエル戦ではファティマの補佐だったので出番はあまりなかった。
元々、ローの影武者役だったのだが、クロノカイロス制圧後は必要なくなったのでファティマと一緒に内政をしていた。 結局、まともに戦わなかったが一応、ファティマを除いた姉妹の中では一番強かったりする。 タウミエル戦後はいつも通り、内政関係の仕事で力を振るっている。
※唐突に生えて来たファティマの妹一号。 赤い。
妹のリーダー的存在なので赤にし、主人公の影武者兼ファティマの片腕とかなりいいポジションでしたがそのポジションが良すぎた所為で出番が減った可哀想な子。 最初はファティマをからかって遊んでいましたが敵が強大になって行くにつれて状況の変化でからかう余裕がなくなったのでちょっとキャラがブレたなと思っています。 終わってから考えてみるとユルシュル戦辺りでもっと活躍させても良かったかもしれません。
ケイティ・カルラ・ライアード
ファティマの妹二号。
グノーシス、タウミエル戦では前線で部下を率いて指揮を執りつつ権能で敵の排除を行っていた。
割とすぐにキレ散らかすので部下からは怖がられている。 発散させる意味でも前線は彼女にとって居心地が良い場所だったりする。 ただ、接近戦は不得手なので同格以上が相手に混ざっている場合は守ってくれる前衛がいないと実力を発揮できない後衛専門。 基本的に決められた役割は真面目にこなすタイプなのでタウミエル戦を生き残り、いつも通りの仕事に戻った。
※唐突に生えて来たファティマの妹二号。 黒い。
多分、キャラとしては最初に固まったので別の意味では一号かもしれません。
ファティマの妹は元々規模が大きくなってきたオラトリアムの管理を行わせる為に用意されました。
山脈や大森林、ファティマの故郷であるライアード領とオラトリアムの管理地域が増えてきており、それに加えて近隣領との付き合いなどを考えると一人で回すには無理があると考えていたので誕生しました。 初期ファティマの悪い部分を抽出した感じになっているので、今の彼女と見比べると変化が分かって少し面白いかもしれません。 弱者を痛めつける事もそうですが、生殺与奪を握る事に優越感を覚えるタイプの変態でした。 どうしようもないですね。 敵キャラなら悪い意味で活躍できたかもしれませんが、オラトリアムにいる以上は他の濃い面子に隠れてあんまり目立てませんでした。 あくまで内政がメインのキャラクターだったのでこれで良かったのかもしれません。
グアダルーペ・シメナ・ライアード
ファティマの妹三号。
グノーシス戦では地下施設襲撃などの重要拠点の制圧などを行い、タウミエル戦では部下を率いて山脈内で戦闘を繰り広げて生き残った。 基本的には先述のケイティと同じ動きをしている。
タウミエル戦後は生き残っていつも通り、気象台でお天気お姉さんをやりつつラジオ番組を取り仕切っている。 ちなみに可愛いペットの瓢箪山に対しては口の中で溶けそうな飴程度の愛着を感じているので、彼が死ぬまでパワハラは止めない。
※ファティマの妹三号。 緑色。
正直、ケイティとの差別化に苦労しました。
明確に担当範囲を変えるなど立ち位置で変化を付け、最大の違いである専属の部下である瓢箪山を与える事でようやく形になった感じです。 能力的には権能の適性以外はケイティとほぼ同じです。
性格面でも若干の方向性は違いはありますが、似たような感じになったので我ながらもう少しどうにかならなかったのかと思いましたが動かしてみるとそこそこ違いが出せたような気がするので結果的にではありますが良かったのかもしれません。
シルヴェイラ・ディデ・ライアード
ファティマの妹四号。
グノーシス戦ではメイヴィスの護衛。 タウミエル戦では前線指揮を行って活躍したが、タウミエルの眷属である「無を冠する者達」相手に最後まで戦い戦死。 戦後は復元された個体がオラトリアムに存在する。
※妹四号。 黄色。
トータルで見てみると別に居なくても良かったかもしれないぐらいに持て余していました。 某特撮を意識して五人にしたのは失敗だったかもしれません。
正確には出番を作り難い立ち位置でしたね。 平時は資源採取関係の仕事をしていて出番がなく、戦時は護衛がメインだったので目に見えて活躍させられる場所がありませんでした。 ついでに性格もむっつりと黙っているだけなので影も薄いと。 あんまりいい運用ができなかったので少し後悔が残るキャラクターでした。
メイヴィス・マギー・ライアード
ファティマの妹五号。
ファティマの妹とは思えない程の清らかな心の持ち主。 その精神性故に世界屈指とも言える「寛容」の権能に対する適性を示した。 グノーシス、タウミエル戦ではそれを活かして味方の支援を行っていた。
死亡した場合、復元は可能ではあるが彼女の権能適性までは再現できないので実はファティマ以上に替えが効かない稀有な存在。 戦後は以前に管理していた採掘都市を再建する為にヴァーサリイ大陸北部に当たる場所で採掘作業を行っている。
※妹五号。 桃色。
初期コンセプトとしては「とにかく心優しい! 上品!」と割と雑なものでした。
上で触れている通り精神性としては綺麗どころか漂白されたのではないかというレベルで真っ白です。 彼女に比べれば他の姉妹の精神性は汚いドブか何かですね。 汚すぎても駄目ですが、綺麗すぎる水も生き物が生育するには適さないように彼女の優しさも万人に効果がある訳ではありません。 特に姉妹からは気持ち悪いと思われているので人の印象も見方次第で解釈が変わるといった話ですね。 当初は梼原のお友達枠でしたが、転移魔石の材料を賄う為に出荷されました。 この辺は記憶が怪しいので前後があやふやですが、確か転移魔石周りの設定を思いついた段階では梼原の話に出すだけの予定でした。 採掘都市を生やすに当たってちょうどいいと使ったような気がします。 色んな意味で何かと便利でした。
トラスト・アーチ
剣客。 グノーシス、タウミエル戦と前線で最後まで戦い続けた。
最後は味方を逃がす為に殿で戦場に残って戦死。 戦後は復元個体がオラトリアムに存在する。
※初期からいたキャラ。
序盤はあまり考えずにキャラを作っていたのでチャリオルトとチャクラの設定は割と後付け。
正確にはそれっぽい技術の使い手で設定として固まっていない感じでしたが、国外に出てから固まってきたので色々と肉付けできた感じですね。 ただ、彼の存在のお陰でチャリオルト編を思いついたので、結果的には後に繋がる事となりました。 元々は一エピソードに関わるだけの使い捨てぐらいのつもりだったので残して置いた事は正解でした。 最後の言葉通り、彼は満足のいく最期を迎えられました。
次の彼がどうなるのかは不明ですが、少なくとも眷属になった事を悔いることはないでしょう。
ハリシャ
剣客。 トラストと同様にグノーシス、タウミエル戦と前線で戦い抜き戦死。
戦後は復元個体がオラトリアムに存在する。
※チャクラ関係のエピソードを消化する為に用意されたキャラでしたが戦闘要員としての方が輝いていましたね。 二重人格ではありませんがスイッチが入ると抑えが利かなくなる感じです。
チャリオルトは環境的に色々と鬱屈したものが溜まりやすく、彼女も例に漏れずに自覚していない部分でストレスを抱え込んでいました。 それが洗脳される事で解放された感じですね。 身内を皆殺しにして吹っ切れた事もあるでしょうが、適度に狂った感じを出したつもりだったので伝わっていると嬉しいです。
ディラン・クライ・ギドリー
アレックス・ビル・タイラス
騎士から狙撃手にジョブを変更された。 グノーシス、タウミエル戦ではその腕を発揮し確実な戦果を上げた。 山脈内で敵と交戦の末に両者共に戦死。 復元個体がオラトリアムに存在する。
※トラストと同様に初期登場なのであまり深く考えずに作ったキャラですね。
一応、真面目な方と不真面目な方と分けて差別化はできていると思っています。 当時はふわっとしていたグノーシスの掘り下げ兼トラスト関係のイベントでの脇役でした。 こちらも無理に生かす必要がなかったのですが洗脳する関係上、生存しました。 この頃のオラトリアムは圧倒的にネームドキャラが不足していたので地味に活躍してくれましたね。 誇張抜きでオラトリアムの成長を助けた縁の下の力持ちです。
イフェアス・アル・ヴィング
改造種。 グノーシス、タウミエル戦では遊撃担当。
運もあったがタウミエル戦を生き残って戦後もオラトリアムを支え続けている。
※生き返った男。 実を言うと初期登場の章で死亡予定でした。
首途の怪人作成の被検体として新キャラを用意するつもりではありましたが、いざ作成するに当たってその存在を思い出し、ぽっと出のキャラを作るよりはと生死がはっきりしていなかった事もあってリサイクルしました。 割と貴重な聖堂騎士だけあって強さの裏付けも付けやすかったので良い感じに強キャラ感が出たのではと思っています。 後は改造種でも研鑽を積めばしっかりと成長する一例として割と重要な立ち位置でした。 適度に強いので色んな相手にぶつけやすいといった強みもありましたね。
マルスラン・ルイ・リュドヴィック
緑の下っ端。 グノーシス戦では雑魚狩り、タウミエル戦では遊撃で頑張った。
何故か生き残って戦後も研究所で下っ端として頑張っている。
※正直、何でこいつをここまで生かして置いたのか……。
真面目な話、本来は噛ませとして適当な所で処分する予定でしたが、別の意味で頭角を現したのでこれは美味しいぞと生存させました。 お陰で専用装備を与えられるといった出世を果たしましたね。
出るだけで人を笑顔に出来るのは才能かもしれません。 私も笑顔になりました。
コン・エアーは最初はただのフライトユニットだったのですが、最後のアレはちょっと悪乗りしてしまったかもしれません。 元ネタはお花の名を冠するアレですね。
ライリー
改造種。 グノーシス、タウミエル戦では遊撃担当。
割とイフェアスの指揮下で戦う事が多いが、今回は別行動だったので下がらずに戦死。
復元個体がオラトリアムに存在する。
※ネームドモブ。 改造種の先駆けとなった存在。
後発で参戦したキャラが強いのが多いので相対的に弱くなって徐々に仕事が地味になりました。
イメージとしてはあんまり頭は良くないけど、部下には優しいのでついて来る人が多い現場監督ですね。 そんな感じなのでお金が入ると部下に食事をごちそうしてあげたりしていました。 ディラン達のように縁の下の力持ちとして何かと扱い易かったです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます