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通常運転のローはあからさまな弱い者いじめ(問答無用で殺戮は行う)は
していないとは言え「格上」と呼べる者と直接戦う機会があまり無いせいか
愚直な力押しに頼っている傾向がありましたね。
いや嵌め手や搦め手などの変則手段を用いる事を強いられる
機会がそれほど多くは無かったと言うべきでしょうか?
クリステラ戦辺りから相手にペースを取られっぱなしで苦戦する場面は
度々ありましたが今までの戦い方がまるで通用しない、根底から戦い方を
見直す必要性に迫られたと痛感する機会は飛蝗に続いてこれが
2度目ではないでしょうか?
聖剣と魔剣の間にある因縁は未だに分かりませんが
いずれ聖剣使いと魔剣使いが激突するというのであれば
魔剣の力を使い放題で苦戦している時点で危ういですね。
仮に魔剣の力を使い放題出来ない辺獄の外でクリステラと
聖女の聖剣アベックとかちあう事になったとしたら?
ファティマさんも今まではともかく、これからはロー1人では手に余る事態が
間違いなく起こりかねない事を予感して進言しているのでしょう。
聖剣は使い手を複数人で分担する動向があるけど魔剣はロー以外の使い手が
未だに登場していないし、ローは合理的に考えて戦力は多い方が良いと
判断した時以外は基本、仲間を要しない性格ですから。
あと自分の戦闘面での手の内を相手に知られるのを極度に嫌がるので
首途さんなど「一蓮托生」を誓う場合などを除いて長い付き合いを
避けるでしょう、こういう姿勢がいずれ
裏目に出なければいいのですが・・・。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
基本的に主人公は修行などで実力を伸ばすタイプではなく、パーツの組み換えや奪った能力を利用しての強化といった形で強くなっています。
その為、格上相手と戦闘を行うと技量の低さが顕著に表れますね。
仰る通り、主人公の危うさはファティマを筆頭にかなりの懸念を感じてはいますが、本人に改める気がないので頭を抱える案件となっています。
これが主人公の行動や運命にどう作用するかはこの先で……
ここまで楽しく読ませていただいてます!
普段敵無しのローさんが敵わないのが世界の広さを感じれて好きです
作者からの返信
楽しんで頂けて幸いです!
主人公は強者ではありますが最強ではないので勝てない相手には普通に負ける好例でしたね。