従姉妹

やっぱり似てる、私たち・・・。

そりゃそうか、従姉妹だもんね、ユリと私は・・・・。

ユリのお母さん、元気なかったなぁ。


アユムはロケットペンダントを見ながらそう思う。メガネからコンタクトにしたのも犯人に気づいてほしかったから。髪型変えたのもそう。

絶対に探し出してみせる!

私が倒れたあの日、ユリの夢を見た。

しかし、ユリは何も話さない。

一体誰が犯人なの!?


大野くんに聞いてもわからないし、リサ達に聞いてもわからない。

何か手がかりになるものないのかな。


ユリ、ストーカーにあっていたのは知っていた。そのストーカーが犯人なのかな。

とりあえず、リサ達とグルチャで話してみよう。


プルル、プルルと携帯電話が鳴る。

「はい、リサ?」

着信音を分けてるからリサだとすぐにわかった。

電話の内容はユリと私のことだった。

リサは知っているのだ、ユリとアユムが従姉妹だということを・・・。

最近のユリに異変があったかを聞いてくるが私にもわからない。




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