第25話 救われた後の世界と大精霊+《リアの考察メモ》

 闇のモノを打ち倒した戦いは、後の世で闇滅大戦あんめつたいせんと呼ばれるようになる。

 大精霊と四大英雄の活躍によって闇のモノが滅び世界救われた。

 しかし危機を脱したあとの人類の在り方に大精霊たちは失望することとなる。


 平和となり情勢が安定してくると、資源と利益を求めての争いが起こるようになったのだ。

 東大陸と西大陸に分かれた大きな争い。泥沼化する戦況を見かねた大精霊の介入があったのち停戦が行われ最終的には大陸間の交流の断絶に至る。

 その後、西大陸では大陸内の国々による覇権はけん争いが勃発する。


 それら目の当たりした大精霊たちは失望し、それ以降人々の前に姿を現すことも無くなった。

 そして大精霊に従うかのように、他の精霊たちも人前に現れることがめっきり無くなったという。

 なお停戦後の東大陸の情勢については不明である。


 以上 抜粋要約ばっすいようやくまとめ



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《西大陸 カストリヤ王国における情報との自身の認識の比較》

 ・大戦後の歴史の流れ記述について

 →おおよそ同じだが細かな情報に差違があり、誤差範囲ごさはんいであるが考慮こうりょするべし

 ・大戦後の大精霊の動向について

 →大きな流れは同じだが、一部情報の欠如が見られる点と東大陸の情報がない点を考慮すること(しっかり思い出して絶対に混同しない!!)

 ・四大精霊の情報

 →圧倒的に情報の量も質も低い、魔術的な研究が進んでないせいもあるだろうが根本的こんぽんてきな認識の違いを感じる。

 まず東西大陸の交流がなくなってひさしく、特に東大陸の情報がだいぶ乏しい。

 そのため東大陸に住む火と風の大精霊の情報は交流がなくなる前後の時期までで止まっているし、それにしても少ない。今回は考慮する必要がなさそうだけど、少なすぎて気になる。

 西大陸の大精霊である、大地と水についても情報が少ない。

 こちらについても情報が大精霊の姿を消した時期辺りで止まっており、他の精霊たちについても一気に情報が減っているのが確認できる。


 具体的に足りない点を上げると大精霊の力、権能についての情報が大ざっぱ過ぎて無いのとほぼ変わらず、大精霊についての容姿性格などの詳しい記録もなく、一部伝わっている情報についても極めて不確かである。


 こっちの研究家もっと頑張ってとしか言いようがない。


 以上

 なお情報保護と管理の観点から比較部分については古代字にて記述する





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おまけ

▼ざっとだけど色々な本に目を通したリアの所感

『あまり他国のことに口出しはしたくないのだけど全体的な歴史書や学術書の傾向からみて、この国はそういった研究分野の予算をケチってるのではないかという印象があるわけです……。そういう記録は商業的に採算を取るのが難しいからこそ、国家が予算を充てるべきであって在野の研究者任せにするのはいかがなものかと思うんですよね……? やっぱり他国の研究者としても、その国がちゃんとした資料を残してくれたかどうかで研究のしやすさが全然違うわけなので個人的にも……(まだまだ続くので以下割愛かつあい)』


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※比較メモについてはリア自身が自分しか読まない想定で書いているため、口調を徹底する気がなく中途半端になっております。

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