ノイズのリズム

「雲神様」のフォロワーさんのこと

「雲神様の箱」のフォロワーさんが3000人を超えていました。

ありがたいです。

カクヨムには桁違いのフォロワーさんがいらっしゃる超人気作がたくさんありますし、数の話をするのは嫌いなのですが、増えたなぁ…としみじみ思ったのでした。

一応書籍化作家ということになっていますが、ビックリするくらい多くの方にフォローしてもらっているのは「雲神様の箱」だけです。

おひとりでもフォローしていただいたらとても嬉しいですし、数が増えたからどう…というのは本当にないのですが。

カクヨムコンで受賞する前、「雲神様の箱」のフォロワーさんは600名くらいでした。

多くの方に興味を持っていただいて嬉しいなぁと思っていたら、書籍になった時に一気に増えたのを覚えています。

書籍化の力って凄いなぁと。

受賞前からお付き合いくださっていた600名くらいの多くは、カクヨムの前に連載していた「小説家になろう」というサイトから追いかけてきてくださった方ではないかと思います。

「小説家になろう」でも、「雲神様」は多くの方にフォローしていただいていました。

でも、いやな出来事が起きて、あちらの掲載はストップしてカクヨムに移ってきたのでした。

なにがあったかというと、心無い読み方をする方がいたのです。

それはちょっと常識的に考えてどうなのかしら……という方も、それまでにいないわけではなかったんですが、どんなふうに読んでもらっても嬉しいな～、ありがと～としか思わないほうです。

気に入ってもらえたから構ってもらえているんですものね。

ネガティブな感想も勉強になるのでとてもありがたいし。

でも、耐えきれないくらい傷ついてしまったことが一度だけあったのでした。

わたしも人間なので、いやなことが起きたらもう載せたくないですし、気になると書けなくなっちゃいますし、病みます。

掲載サイトを引っ越すとなると、ちょっとブックマークしていただけ、とか、そこまでの興味を持ってくださっていない方はもちろん追いかけてはきてくれないです。

そうでない方にも、読みなれたサイトから別のサイトで読むことを強要することになるので、ご迷惑がかかります。

でも、その頃のわたしはちょっとやさぐれていて「心から読みたい方だけついてきてー」と、思い切って引っ越してきたのでした。

その方々が、カクヨムではじめにフォローしてくださった方々だと思っています。

ありがたくて仕方ないです。

数じゃねえんだって、ほんと。

当時からお付き合いくださっている方も、きっとまだいらっしゃいますよね？

わたしも「雲神様」もその方々に育ててもらったと思います。

だから、どうにかして最後まで納得のいく形でお届けしたいなぁと。

あちこちで書いていますが、いまの形に納得がいっていないのです。

なにが納得いかないって、「雲神様」のいまのラストは「クマシロ」を越えられてないからね。

どう判断されるかは読んでくださる方の自由ですが、わたしはそう思っています。

過去作を越えられないまま載せているという事実が、本当にいやです。

スランプを抜けて復活したからには一刻も早く書き直したいのですよ。

負けず嫌いの頑固者なので。

遅れていますが、必ず書きますので、もう少しお待ちください。